こんにちは、ゆんつです。
皆さんは子供の頃に苦手だったことはありますか?
僕は手先がとても不器用だったので、中学の技術の時間にやる電子工作が苦手でした。
電子工作で特に苦手だったのは「はんだ付け」
基盤に小さなパーツを挿し込んではんだ付けをするという細かな作業は、手先が不器用な僕にとってはかなりの難事業でした。
上手に付けられたはんだは富士山のようなきれいな形になりますが、僕のつけるはんだはいつも団子のように丸くなったり、はんだを溶かしすぎて付けてはいけない部分にまではんだが流れたりする始末。
最終的には、いつも先生にハンダ付けを修正をしてもらうという体たらくでした。
でも、僕は電子工作やはんだ付けが嫌いではありませんでした。
無器用なので作業は苦手でしたが、器用な友達が上手にハンダを付けをしたり、組み立てたりするのを眺めるのは好きだったのです。
ですので、大人になった今でもYouTubeで電子工作動画を良く見ています。
これまでは電子工作動画を見るだけでしたが、数か月前から電子工作動画を見ているときに
もう1回はんだ付けやってみたいな
という思いがわき上がってくるようになりました。
その思いは日増しに強くなっていき、気づいたときにはハンダごてや、ハンダ付けに必要な道具一式をAmazonでポチっていました。
大人になった今、もう一度はんだ付けに挑戦し、さらに電子工作にもチャレンジする!
それが僕の目標になりました。
はんだ付けをするにあたって購入した物
はんだ付けに必要なものは何も持っていないので、以下の物を購入しました。
はんだごて
はんだごてには、「ニクロムヒータータイプ」と「セラミックヒータータイプ」の2種類があります。
ニクロムヒータータイプは値段は安いですがハンダごてが温まるのが遅く、セラミックヒータータイプに比べて使用できるまでに時間がかかります。
セラミックヒータータイプはニクロムヒータータイプよりも値段が高いですが、ハンダごての温度が早く上がりニクロムヒーターに比べて短い時間で使用することが出来ます。
値段を調べてみると、ニクロムヒータータイプにくらべセラミックヒータータイプは何倍も高いです。
最初から高いハンダゴテを買って飽きてしまって使わなくなってしまうと勿体ないので、僕は値段が安いニクロムヒータータイプで初心者向けの「FX511-01」というハンダゴテを購入しました。
はんだごての温度の高さは「ワット数」で示されており、ワット数が大きいものほどはんだごての温度は高くなるみたいで、ハンダ付けしたいものによって最適なワット数も変わってくるみたいです。
僕が購入したハンダゴテは40Wのもので、電子工作ではよく使われるワット数みたいでした。
はんだごてのこて先には様々な形がありますが、FX511-01のこて先は円錐形。
また、FX511-01はハンダゴテ以外にも
- 簡易こて台
- お試し用のはんだ
- お試し用のはんだ吸取線
がついており、はんだ付け初心者が購入してすぐにはんだ付けを試せるような商品内容になっていました。
お試し用のはんだとお試し用のはんだ吸取線はどちらも約25cmくらい。
これだけでは直ぐに無くなるので、継続的にはんだ付けをする場合は単品のはんだとはんだ吸い取り線を別途購入したほうが良いと思います。
簡易こて台は熱くなったはんだごてを置いておける台です。
きちんとしたこて台に比べると安定感が頼りないですが、熱くなったこてを置くという最低限の機能は有しています。
はんだ
FX511-01にお試し用のハンダはついていましたが、お試し用では直ぐに無くなってしまうのではんだも購入しました。
僕は、はんだには1種類しかないのかと思っていましたが、実際に購入しようとしてみてびっくり!
ハンダにもいろんな種類があるのです!
Amazonではんだを購入しようとしたところ
- ステンレス用
- 両面プリント基板用
- 家庭電気器具用
- 板金用
- 模型・電気用
- 模型工作用
- 精密プリント基板用
- 銀メッキ部品用
- 電子工作用はんだ
- 音響部品用
- 高密度集積基板用
など、はんだが用途によって多岐に分かれていました。
それぞれのはんだごとに
- スズと鉛の比率
- 融点
- 線の太さ
- 線の長さ
- ヤニが入っているかいないか
といった項目に違いがあったりして、どれを購入したらいいのかさっぱりわかりません(笑)
どれ買えばいいんだ?
上記のサイトを見ると、
- 電気関連には成分比率が「スズ60%・鉛40%」のはんだがおすすめ
- 電気関連は必ず「ヤニ入り」のはんだを使う
と書かれていたので、その2点を満たしており、太さが0.8mmで使いやすそうな「精密プリント基板用」のハンダを購入しました
はんだ吸い取り線
はんだ吸い取り線は、その名の通り溶かしたはんだを吸い取る線です。
はんだを付けに失敗したりしてはんだを除去したい場合。
除去したいはんだの上にはんだ吸い取り線を被せてその上からハンダを当てることで、溶けたはんだが線に吸い取られはんだを除去できる仕組みになっています。
はんだごてにお試し用のはんだ吸取線がついていましたが、直ぐに無くなりそうなので単品で購入しておきました。
こて先クリーナー
はんだごてを使用をしていると、こて先が汚れてきます。
こて先が汚れた状態ではんだ付けをすると、こて先にはんだが上手く乗らず、はんだ付けが大変やりにくくなるそうです。
そんな、こて先のよごれを落としてくれるのが、こて先クリーナーの「599B-01」です。
はんだ付けする直前に、金たわしみたいな部分にこて先を何度か差し込むだけで、手軽にこて先のクリーニングを行うことができるらしいです。
こて先クリーナーにはスポンジに水を含ませて使うものもあるみたいですが、599B-01は水を含ませずに使うことができて、スポンジよりもこて先が綺麗になるというレビューを良くみかけたのでこちらを選択しました。
シリコンマット
ハンダ付けの作業は机の上で行うのですが、机の上で直に作業するとはんだごてが当たったり溶けたハンダが落ちた場合に机が焦げてしまう可能性があります。
そうならないように、100円ショップのセリアで230度までの耐熱性能を持つシリコンマットを購入しました。
机の上にこのマットを敷いて、その上ではんだ付け作業をしようと思います。
さあやるぞ!
というわけで、はんだごてやはんだ付けに必要なグッズを色々と購入しました。
結構色々と買いましたが1つ1つの値段は安く、全部合わせても2千円以内で済みました。
新しいことを始めるための準備費用としては安上がりだったと思います。
次回は、実際にハンダ付けをしてみたいと思います。
中学以来のハンダ付け。
どうなることか楽しみです。
ワクワクするぜ!
はんだごてでヤケドすんなよ
それでは、またー。
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