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VLCでAACSエラーで再生できなかったブルーレイディスクが再生できるようになった方法

VLCでAACSエラーで再生できなかったブルーレイディスクが再生できるようになった方法 ソフトウェア

こんにちは、ゆんつです。

先日、映画のブルーレイディスクを3枚ほど購入しました。

僕のパソコンにはブルーレイドライブが付いていないので、ブルーレイドライブもあわせて購入。

ブルーレイドライブ購入の際。

再生ソフト付きか再生ソフト無しかを選べるようになっていました。

ネットで調べてみると、フリーの動画再生ソフト「VLC」や「MPC-BE」があればブルーレイディスクを再生できるという情報がありました。

僕のパソコンには両方インストール済みなので

ゆんつ
ゆんつ

じゃあ、再生ソフトはいらないや

と、再生ソフト無しを選択。

再生ソフト無しにしたので、ブルーレイドライブの値段もソフト有の場合に比べて2,000円くらい安くなったので

ゆんつ
ゆんつ

ソフトを買わずに得したなぁ

と喜んでいました。

ところが・・・

いざ、ドライブが届いてブルーレイディスクを再生しようとしてみると

MPC-BEは「ファイルを再生できません」というメッセージが出て再生できず。

MPC-BEでブルーレイディスクを再生しようとすると、エラーメッセージが出て再生できず

VLCも「このブルーレイディスクはAACSの復号ライブラリが必要ですが、あなたのシステムにはインストールされていません。」というメッセージが出て再生できません。

ブルーレイディスクをVLCで再生しようとすると、エラーメッセージが出て再生できず

ゆんつ
ゆんつ

むむむ・・・

VLCかMPC-BEでブルーレイディスクが再生できると思ったので再生ソフト無しのドライブを購入したのですが、困った事態になりました。

しかし調べていくと、VLCでAACSのエラーが出てブルーレイディスクが再生できない場合、いくつかファイルを追加することでブルーレイディスクが再生できるかもしれないことがわかりました。

そして、その方法を試してみたところ、無事にブルーレイディスクが再生可能に!

というわけで、今日は

VLCでブルーレイディスクが再生可能になった方法

について書きたいと思います。

僕のパソコン環境

僕のパソコン環境は以下のような感じです。

OS Windows10(64bit)
VLCのバージョン 3.0.18 Vetinari
ブルーレイドライブ BRXL-PTV6U3-BK/N

ここから先の説明は、この環境が基準になっています。

VLCを最新バージョンにアップデート

最新のVLCを使っている場合はそのままで構いませんが、もしVLCのバージョンが古い場合は最新バージョンにアップデートしておきます。

オープンソースのベストなプレイヤー VLCメディアプレイヤーのオフィシャルダウンロードです。 - VideoLAN
オープンソースのベストなプレイヤー VLCメディアプレイヤーのオフィシャルダウンロードです。

ブルーレイの再生に必要なファイルを導入する

VLCでブルーレイディスクを再生しようとした際に「このブルーレイディスクはAACSの復号ライブラリが必要ですが、あなたのシステムにはインストールされていません。」というエラーが出た場合

  • KEYS DATABASE(keydb.cfg)
  • AACS DYNAMIC LIBRARY(Windows用はlibaacs.dll、MAC用はlibaacs.dylib)

という2つのファイルを追加すると、再生することができる場合があるそうです。

これから、それらの2つのファイルをダウンロードしてパソコンに導入していきます。

KEYS DATABASEのダウンロードと導入

まずは、KEYS DATABASE(keydb.cfg)をダウンロードします。

以下のサイトにアクセスします。

FindVUK Online Database

ページをスクロールさせた中頃に「Downloads」という項目があり、そこに「keydb.cfg - Language Japanese」というリンクがあるのでクリック。

公式サイトから「keydb.cfg - Language Japanese」をダウンロード

すると「keydb_jpn.zip」というzipファイルがダウンロードされるので、ダウンロードが完了したら解凍。

解凍すると「keydb.cfg」というファイルが現れます。

ダウンロードしたzipファイルを解凍すると「keydb.cfg」というファイルが現れる

Cドライブにある「ProgramData」というフォルダを開きます。

CドライブにあるProgramDataフォルダを開く

ゆんつ
ゆんつ

ProgramDataは隠しフォルダになっているので、フォルダオプションで隠しフォルダを表示できるようにしておいてください

もし、ProgramDataフォルダの場所が分からない場合はタスクバーの検索ボックスか、エクスプローラーのアドレス欄に

%ProgramData%

を貼り付けてEnterキーを押下すると開くはずです。

ProgramDataというフォルダを開いたら、

aacs

という名前のフォルダがあるか探します。

ProgramDataフォルダを開いたら、aacsという名前のフォルダがあるか探す

aacsというフォルダがある場合はそのフォルダ、aacsというフォルダがない場合は自分で「aacs」という名前のフォルダを作成します。

僕のパソコンには無かったので、aacsフォルダを自分で作成。

aacsフォルダが無い場合は自分で作成する

aacsフォルダに、先ほどのkeydb.cfgをコピーします。

aacsフォルダにkeydb.cfgをコピー

以上で、KEYS DATABASEの導入は完了です。

AACS DYNAMIC LIBRARYのダウンロードと導入

以下のサイトにアクセスします。

VLC Blu-Ray

AACS DYNAMIC LIBRARYという項目に、システム別に必要なファイルのリンクがあります。

AACS DYNAMIC LIBRARYをダウンロードする

64bitのWindowsを使っている場合は、「VLC 64 bit on Windows: put that file in your VLC directory」の「that file」という部分をクリックしてファイルをダウンロード。

「libaacs.dll」というファイルがダウンロードされました。

「libaacs.dll」というファイルがダウンロードされた

このlibaacs.dllをVLCの本体である「vlc.exe」というファイルが置かれているフォルダと同じフォルダにコピーします。

通常は

C:\Program Files\VideoLAN\VLC

というフォルダにvlc.exeがあるので、そこにコピーすることになると思います。

libaacs.dllを、VLCの本体である「vlc.exe」というファイルが置かれているフォルダと同じフォルダにコピー

コピーする際に、「このフォルダーへコピーするには管理者の権限が必要です」というメッセージが出たら「続行」をクリック。

コピーの際に管理者権限のメッセージが出たら「続行」をクリック

vlc.exeが置かれているフォルダと同じフォルダにlibaacs.dllをコピーしました。

vlc.exeが置かれているフォルダと同じフォルダにlibaacs.dllをコピーした

以上で、AACS DYNAMIC LIBRARYの導入は完了です。

VLCでブルーレイディスクを再生する

2つのファイルの導入が完了したので、実際にVLCでブルーレイディスクが再生できるかどうか確認してみます。

VLCを起動します。

VLCを起動する

メニューバーから「メディア」⇒「ディスクを開く」をクリック。

メニューバーから「メディア」⇒「ディスクを開く」をクリック

「メディアを開く」というウィンドウが開くので

  • ディスク選択 ⇒ ブルーレイ
  • ディスクデバイス ⇒ ブルーレイが入っているデバイスの場所

を選択し「再生」ボタンをクリック。

「メディアを開く」というウィンドウが開くので、ディスクの選択で「ブルーレイ」、「ディスクデバイス」でブルーレイディスクのある場所を指定し、「再生」ボタンをクリック

すると・・・

見れた!

keydb.cfgとlibaacs.dll導入によりブルーレイが再生された!

keydb.cfgとlibaacs.dll導入前にはエラーが出て再生できなかったブルーレイがきちんと再生されています!

メニュー画面なども正常に表示されます!

ゆんつ
ゆんつ

やったぜ!

この方法が無理ならブルーレイの再生ソフトを購入しようと思っていましたが、購入せずに済みました!

試してみる価値あり!

というわけで、VLCでブルーレイを再生できるようになった手順について説明しました。

とりあえず、手元にあった3枚のブルーレイを再生してみましたが全て再生OK!

全てのブルーレイディスクがこの方法で再生できるかはわかりませんが、VLCでAACSのエラーが出てブルーレイが再生できない場合に、とりあえず上記手順を試してみる価値はあるんじゃないかと思います。

ひょっとすると、再生ソフトを購入しなくてもブルーレイディスクの再生ができるかもしれません。

何かの参考になれば幸いです。

それでは、またー。

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