こんにちは、ゆんつです。
自分の家族内だけでは通じて、それ以外に通じない言葉ってありませんか?
方言のようにその地域では通じるけど他地域では通じないという範囲が広めのものではなく、自分たち家族でしか使っていないであろう言葉。
他人に使った時に「えっどういう意味?」と聞き返されて初めて「あ、この言葉は他の人は使わないんだ」と気づきます。
僕には2つほど恐らく家族内でしか使わない言葉があります。
をーん
「をーん」と聞いてどんな意味を想像するでしょうか?
使い方は誰かが誰かに向かって「をーんしてみて」という風につかいます。
この「をーん」は顔を上に向け首筋を伸ばすことを意味します。
例えば誰かが「首筋や胸元に違和感がある」というような訴えをしたときに、それを確認するために「ちょっと、をーんしてみて」と言います。
言われた方は顔を上に向け首を伸ばし、人からはっきりと首筋と胸元が見える状態にして確認してもらうのです。
僕は子供の頃から上を向いて首筋を伸ばすことを「をーん」を使う環境で育ったので、誰でも顔を上に向け首を伸ばす行為を「をーん」と言うのだとずっと思ってました。
でも学生時代に友達に「をーんしてみて」といった時、その友達は首を伸ばさずに普通に「をーん」と声に出したことで「あれ、をーんって皆使ってるんじゃないの?」という疑問が初めて芽生えました。
その後いろんな人に「をーん」を使うか聞いてきましたが、今のところ「をーん」を使う人に会ったことがありません。
もーん
「をーん」と似た言葉で「もーん」というのもあります。
どういう意味か想像できますか?
これは「四つん這い(又は前かがみ)になってお尻を開くこと」を意味します。
使い方は誰かが誰かに「もーんしてごらん」という風に使います。
「四つん這いでお尻を開かなきゃいけない場面がまずないだろ!」と思われるかもしてませんが、小さい頃はそういう場面が結構あるのです。
具体的には、まだ自分1人ではお尻がふけないときの後始末や、現在では廃止されてしまったぎょう虫の卵がお尻についていないか検査する「ポキール」を親にやってもらうときなどです。
ポキールについて詳しいことは以下のリンクをご確認ください。
親が子供に向かい「もーんしてごらん」というと、子供は親に背を向けて四つん這いになりお尻を開きます。
その後親は開かれたお尻を拭いたり、ポキールをしたりするのです。
この「もーん」という言葉も、今まで理解してくれる人に出会ったことがありません。
テストします
ここまで読んでくださった方には「をーん」と「もーん」の意味が十分解ったと思います。
ですのでここでテストをしたいと思います。
今から30秒間「もーん」しながら「をーん」してみてください。
どうですか?
できましたか?
このポーズはヨガではネコのポーズと言って、体に良いそうです。
少し健康になれましたね。
それでは、またー。
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