こんにちは、ゆんつです。
朝、出かけようとすると家の前で「カナブン」が仰向けにひっくり返って足をバタバタさせていました。
自力で戻れるのか興味があったので少しの間眺めていましたが、足をどれだけバタつかせても元に戻れるような感じではありません。
そのまま放置しておいても良かったのですが、あまりにも足をバタバタさせて苦しそうだったので元通りの体制にしてあげました。
そして駐車場に行くと、今度は「セミ」が裏返しになって足と羽をバタバタさせていました。
カナブンも元通りにしたので、ついでにセミも元通りにして近くにある木の側に置いてあげました。
そして仕事中。
外回りをしていると「カミキリ虫」が裏返しになっていました。
僕は
今日は裏返しの昆虫をよく見るなあ
と思いながらこれも元通りにしました。
なんで元にもどれないんだろう?
人間は、何かの拍子でひっくり返っても手や足を使って元の状態に戻ることが出来ます。
なんで、昆虫はひっくり返って元の体制に戻るのにあんなに大変そうなんでしょうか?
調べてみるととてもわかりやすい解答が示されていました。
簡単に言うと
・昆虫は足よりも胴体が圧倒的に重たいので何かの拍子にひっくり返るとなかなか元に戻れない
・昆虫の足は背中の方までは届かないので、ひっくり返った時には足で地面を蹴って戻ることができない
ということが、ひっくり返った虫がなかなか元の体制に戻れない理由のようです。
ひっくり返った昆虫が元に戻るには、もがいてもがいて何かの拍子に再度くるんとひっくり返るか、羽のある虫(カナブンなど)は足だけでなく羽も使って元通りにするしかないようです。
そして悲しいこともわかりました
人の手で元の体制に戻してあげても何度もひっくり返ってしまう虫は、体が衰弱して足の力が衰えており間もなく寿命を迎える状態だということです。
せつないなぁ・・・
僕が元通りにした虫たちも、偶然ひっくり返ったのではなく、ひょっとすると体が衰弱していたのかもしれません。
恩返しに来るなよ
昔話などでは生き物を助けると、後日その生き物が恩返しに来ることがあります。
例えば鶴を助けると、鶴が女性に姿を変えて恩返しに来ます。
鶴が女性になるというのは何となくしっくりきます。
もし、カナブンとセミとカミキリ虫が人間になった場合はどのようになるのでしょうか。
想像もしたくありません。
しかもそれらが全部一緒に恩返しに来たら・・・
恩返しに来なくても良いからね!
それでは、またー。
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