こんにちは、ゆんつです。
チェックしたい情報のリンクを自動で収集してくれるGoogleアラート。
情報収集にとても便利で、僕の生活に欠かせないサービスです。
Googleアラートは初期設定ではGmailにアラートの内容が送られます。
情報を閲覧するだけならこれでも構いません。
でも、送られてくるアラートの内容を日々蓄積して、なおかつ一覧表示したい場合。
アラートの内容がスプレッドシートに書きだされると便利です。
Googleアラートをスプレッドシートに書き出したい場合。
IFTTT(イフト)というサービスを使うことで、簡単にGoogleアラートをスプレッドシートに書き出すことが出来るようになります。
今日は
について書きたいと思います。
IFTTTとは
「IFTTT」の由来は「IF This Then That」の頭文字をとったもので、日本語にすると「もしこれだったら、あれをする」という意味。
その意味の通り、IFTTTは提携しているサービス同士を結び付け、
もし、このサービスがある動作をしたら、もう1つのサービスはあの動作をする
といった機能を提供しています。
例えば、今回の例でいえば「もし、Googleアラートがアラートを発したら、そのアラートの内容をスプレッドシートに書き出す」といったような感じです。
提携しているサービス同士を結び付けて作業を自動化する
それが、IFTTTの機能だと言ってもいいかもしれません。
無料版は制限あり
IFTTTには無料版と有料版があります。
無料版はアプレット(サービス同士を連携させる設定のようなもの)が2つまでしか作成できません。
例えばGoogleアラートとスプレッドシートを連携させるアプレットを作成すると、それでアプレットを1つ消費することになります。
有料版にはProとPro+があり、Proは20個、Pro+は無制限でアプレットを作成できます。
初めて使う場合は、そんなに沢山アプレットを作らないと思いますので無料版で良いと思います。
僕も無料版使ってます!
IFTTTのアカウントを登録する
IFTTTの使用にはアカウントが必要となります。
公式サイトにアクセスします。
「Start today」または「Get started」のどちらかをクリック。
アカウント作成画面になります。
IFTTTのアカウントは
- Apple ID
- FaceBookアカウント
- Googleアカウント
- メールアドレス
のいずれかで作成できます。
今回はGoogleアカウントで作成しようと思うので「Googleで続ける」をクリック。
アカウント選択画面になります。
IFTTTのアカウント作成に使用したいGoogleアカウントを選択し、そのアカウントのパスワードを入力して「次へ」をクリック。
もし以下のような画面になったら「後で行う」をクリック。
「Let's start」という画面になり、現在どのようなモバイルデバイスを使用しているかを聞かれます。
答えなくても問題いので「Back」をクリック。
トップ画面に戻るのでログインをクリック。
自分のアカウントページにログインすることが出来ました。
以上でアカウントの作成は完了です。
IFTTTを使ってGoogleアラートをスプレッドシートに書き出す
IFTTTのアカウントが作成できたので、Googleアラートとスプレッドシートを連携させてアラートがスプレッドシートに書き出されるようにしていきます。
Googleアラートの作成を行う
Googleアラートにアクセスします。
検索欄に情報を収集したいキーワードを入力し「オプションを表示」をクリック。
配信先を「RSSフィード」に設定して「アラートを作成」をクリック。
もしオプションを細かく設定したい場合は、以下の記事を参考にしてください。
アラートを作成したらRSSフィードのアイコンを右クリック。
右クリックメニューから「リンクのアドレスをコピー」をクリック。
これでRSSフィードのリンクのアドレスがコピーされました。
このコピーしたアドレスは後の工程で使用します。
Googleアラートでの作業はこれで完了です。
IFTTTの設定を行う
IFTTTのアカウント画面で「Create」をクリック。
Create画面になるので「If This」をクリック。
サービスの選択画面になります。
「Search Service」という検索欄に「rss」と入力すると、検索結果に「RSS Feed」が現れるのでクリック。
Choose a trigger画面になるので「New feed item」をクリック。
Complete trigger fields画面になりFeed URLを入力する画面になるので、先ほどGoogleアラートの画面でコピーしたURLを貼り付けて「Create trigger」をクリック。
以上で「If This」の設定は完了です。
Create画面に戻るので、「Then That」をクリック。
Choose a service画面になるので、「Search Service」欄に「sheet」と入力し、現れた「Google Sheets」をクリック。
Choose an action画面で「Add row to spreadsheet」をクリック。
Connect service画面になるので「Connect」をクリック。
アカウントの選択画面になるので、IFTTTと連携したいGoogleアカウントを選択。
IFTTTがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしてくるので「許可」をクリック。
Complete action fieldsという画面になります。
各設定項目の詳細は以下の通り。
Google Sheets account | スプレッドシートを作成するアカウントの選択 |
Spreadsheet name | スプレッドシートに付ける名前 |
Formatted row | 行ごとに書き出される内容 例)
|
Drive folder path | グーグルドライブ内のスプレッドシートの保存先の指定 |
こだわりがなければ初期設定のままで構いません
各項目の設定が終わったら「Create action」をクリック。
今回はシート名を「競馬情報」、書き出し内容からFeedTitle、FeedUrlを除外し、保存先をグーグルドライブのkeibaフォルダにするように設定しました
Create画面になるので「Continue」をクリック。
Reviews and finish画面になるので、アプレット名を自分で付けたい場合は「Applet Title」に初期状態で入力されている文字列を消し、任意のアプレット名を入力して「Finish」をクリック。
以上でアプレットの作成は完了です。
後は、アラートがスプレッドシートに書き出されるのを待つだけです!
動作確認
アプレットの作成から1日が経過しました。
スプレッドシートを見に行ってみましょう。
グーグルドライブにはDrive folder pathで設定した「keiba」というフォルダが出来ています。
keibaフォルダを開くと、Spreadsheet nameで設定した通りに「競馬情報」という名前でスプレッドシートが出来ていました。
スプレッドシートを確認すると、アラートの内容がFormatted rowで設定した通りにスプレッドシートに書き出されていました!
あとは時間の経過とともに、スプレッドシートに次々とアラートが追加されていきます。
やったぜ!
まとめ
というわけで、以上がIFTTTを使ったGoogleアラートのGoogleのスプレッドシートへの書き出し方法です。
まとめると
- IFTTTのIfにGoogleアラートのRSSフィードのURLを指定
- Then Thatにスプレッドシートを指定
これだけで、簡単にGoogleアラートの内容をスプレッドシートに書き出すことが出来ます。
IFTTTは設定するだけで2つのサービスを連携させることができるので、プログラムが書けない人でも手軽にサービスを組み合わせて自分好みのサービスを作ることが出来ます。
今回はGoogleアラートとスプレッドシートの組み合わせでしたが、他にも色んなサービスを組み合わせることができるので、もし興味があったらいろいろと試してみてはいかがでしょうか。
それではま、またー。
コメント