こんにちは、ゆんつです。
2025年10月中旬。
僕はCCNAというネットワーク系の試験を受験しました。
試験結果は、なんとか合格!

ゴールデンウィーク明けの2025年5月7日から学習を開始し、学習期間約5か月での合格となりました。

ちなみに、僕はネットワークの実務経験は全くありません
ネットワークに関する知識もほとんどなく、ほぼまっさらな状態でCCNAの試験勉強に突入しました。
わからなくても、毎日コツコツやる!
それをモットーにコツコツ学習し、毎日の学習が終るとどんな勉強どれくらいしたかのメモをつけました。
今日はそのメモをたよりに、僕が合格までどんな風にCCNAの勉強をしたか時系列で書いていきたいと思います。
5月7日から5月16日
通勤電車で「1週間でCCNAの基礎が学べる本」を読みました。
この本はCCNAのごく初歩的な内容について、難しい用語などを使わずイラストも多めで、素人にもわかるように優しく解説してくれます。
ネットワークやCCNAの知識がほとんど無い僕のような人にとって、最初から試験内容を網羅したような専門用語がてんこ盛りの分厚い専門書を見てしまうと

これは、僕には無理だ・・・
と学習段階で心が折れてしまう可能性があります。
この本は学習するポイントをCCNAのごく初歩的なことに絞り、分量的にもタイトル通り1週間程度で読めるものになっています。
CCNA試験の入門書としてとても読みやすく、CCNAを学習するにあたり心理的なハードルを大きく下げてくれる本でした。
ただし、書かれている内容は本当に初歩中の初歩!
この本だけでCCNA試験に合格することは難しいと思います。

実際のCCNA試験で問われるのは、この本に書かれていないことの方が圧倒的に多いです。
CCNAの学習を本格的に始める前のウォーミングアップとして丁度良い感じの本でした。
5月17日から7月20日
「1週間でCCNAの基礎が学べる本」を読み終えた僕は、YouTubeの「まさるの勉強部屋」のCCNA編を見ながら動画学習を開始しました。
まさるの勉強部屋は
本試験の範囲をほぼ網羅している170本近い動画!
があり、なおかつ
パケットトレーサーを使った実習
まで用意されているという、まさに神のような動画教材です。

パケットトレーサーで使用するファイルまで配布してくださっています
動画の説明も親切丁寧でとても分かりやすい!
動画一本あたりの時間は10分くらいでなので、すきま時間を使って勉強するのにもピッタリ!
この、まさるの勉強部屋の動画を平日は1日3~5本、休日は1日10本以上視聴し、約3週間で170本の動画を一通り全部見ました。
一通り見終わった後は、理解が足りない部分の動画を1,5倍速~2倍速で理解できるまで何度も繰り返し視聴しました。
動画視聴だけでは理解できなかったり覚えられない苦手箇所についてはノート作成も行いました。
まさるの勉強部屋は、説明だけではなくパケットトレーサーを使って実際に一緒に手を動かしながら学べるので、学習効果も高かったです。
僕がCCNAに合格する知識が得られたのは、まさるの勉強部屋のおかげと言っても過言ではありません!

感謝感謝!
7月21日~9月6日
ここから、本格的にアウトプット学習を開始します。
この期間に使用した教材は「徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応」という問題集。

「黒本」と呼ばれ、CCNAの定番問題集です
この本の特徴は、とにかく解答解説が丁寧ということ。
1つ1つの選択肢に関し、正解の理由や不正解の理由が誰にでもわかるように親切丁寧に書かれています。
この問題集を約1か月半ほどやり続けました。
1週目、2週目は全問題をやりましたが、3週目以降は間違えた箇所だけをやる感じで問題集をひたすら回していきます。
何度も間違える箇所に関しては、解説部分を熟読したりネットで調べたりしてノートにまとめ、知識が定着するようにしました。
また、黒本を購入すると特典として1回分の模擬試験がWEBからダウンロードできます。
その模擬試験も本番と同じように2時間の時間制限で挑戦しました。
9月7日~10月中旬
黒本は設問の解答を覚えてしまうくらいやったので、続いてIT系資格の学習サイト「Ping-t」のプレミアムプランに加入。
- 平日は通勤時間や隙間時間をつかって最強WEB問題集の「ピックアップ問題」に挑戦
- 休日のまとまった時間が取れる時は、制限時間2時間で模擬試験(ピックアップ問題)に取り組んだり、コマンドシミュレーターでコマンド入力練習
といった感じの学習をしました。
最強WEB問題集は1700問もあり時間的に全て解答する余裕はなかったので、やったのはピックアップ問題だけ。
ピックアップ問題の中でも、CCNA試験で良く出題されると言われているルーティングに関しては重点的に何度も学習しました。
Ping-tは各設問に対し詳細な解答解説や更にAIによる解説もあるので、間違えた問題は解答解説やAI解説を熟読して知識の補強を行いました。
また、コマンドの暗記に関しては、実際に手を動かしてコマンドを入力して回答するコマンドシミュレーターが大きな助けとなりました。
9月7日に初めてPing-tの模擬試験に挑戦したときの正解率は約70パーセントくらい。
模擬試験の回数を重ねるごとに正解率は順調に上がっていき、9月後半には安定して正解率90%前後を取れるようになりました。
その時点で

そろそろ受験するか!
と受験を決意。
10月中旬に受験することとし、合格することができました。
合格までの学習時間
学習を開始してから受験日までの学習時間は以下のような感じです。
| 平日 | 通勤・退勤での電車に乗ってる時間や昼食後の休憩時間などの隙間時間を利用して1日合計で1時間くらい。 仕事で疲れているので、帰宅後は全く勉強せずにさっさと寝てました。 |
| 休日 | 休日はゆっくり時間が取れるので、学習初期の頃はノート作りをしたり、後期は本番形式で時間を測りながら模擬試験に挑戦したり、コマンド入力の練習など平日には出来ないことをやっていました。 5月から7月の間は1日2時間くらい、8月から試験までは1日4時間くらい学習しました。 |
| トータル学習時間 | 全期間の学習時間をトータルしてみると約260時間でした。 ネットでCCNA合格に必要な学習時間を調べてみると、初学者が合格までに必要な学習時間は約200時間くらいらしいので、僕はそれより時間がかかったことになります。 |
まとめ
というわけで、CCNAを受験するにあたり僕がどのような学習をしてきたかについて時系列でざっくりと書いてみました。
CCNAは試験範囲が広く、学習当初に想定していた以上に学習時間が必要でした。
平日は仕事の疲れで帰宅後に勉強できる状態ではなかったため、とにかく日中の隙間時間に勉強することを心掛け
- 通勤や退勤の電車内では動画を見たり、黒本やPing-t問題を1問でも多くとく
- 家と駅の徒歩での往復の際は、暗記すべき項目を声に出しながら歩く
といった感じで学習時間を稼ぎました。
ただ、学習時間が長くても苦にはなりませんでした。
学習が進んでいくほどネットワークに関する理解が深まっていき

普段使ってるインターネットって、こんな感じで世界と繋がるのか!
とか

スイッチとかルーターってこんな役割があるんだ!
とか、日常で何気なく使用しているネットワークや機器に関する知識が深まっていき、学習の最初から最後まで比較的楽しく学習することができました。
というわけで、僕のCCNA学習記録でした。
何かの参考になれば幸いです。
それでは、またー。
![1週間でCCNAの基礎が学べる本 第3版 (一週間) [ 宮田 かおり ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0739/9784295010739.jpg?_ex=128x128)
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