こんにちは、ゆんつです。
春といえば園芸シーズン。
僕も毎年プランターでベランダ菜園をやっています。
今年の3月、食べ終わったカニの殻を砕いてプランターに撒きました。
カニの殻に含まれるキチン質は、畑に撒くことで土壌の中に生息する微生物の良い栄養になり、なおかつ悪い菌の繁殖を抑える効果があるそうです。
去年はプランターに市販の培養土を入れてシソを育てたんですが、発育が悪くほとんど収穫できませんでした。
そんな不作だったプランターに今年はズワイガニ1匹分の殻を砕いて入れています。
去年この培養土ではシソがあまり育ちませんでしたが、それにカニの殻を混ぜることで土壌が改善され、本当に野菜が良く育つのか試してみたいと思います。
土はほとんどが去年の土で、減っていた培養土を少しだけ足してカニの殻を砕いて混ぜただけです。
期限切れの種も使ってみよう
祖母の家の倉庫から有効期限が平成27年10月のシソの種が見つかりました。
有効期限から約3年も経っています。
有効期限を過ぎたこの種が無事発芽するのかも同時に実験してみたいと思います。
ちなみに去年は種では無く購入した苗を育てていました。
種を撒こう
シソの種まきのポイント
1. 種をまく前日から水に浸けておく
シソの種は表面が固いので、一晩水に浸けて柔らかくしておくと芽が出やすいです。
2. 気温が20度以上になる時期に撒く
シソの発芽適温は20~25度。
特に4月~5月初旬は寒暖の差が大きいので、日中の気温が安定して20度を超える時期に撒きます。
3. 種の上からうっすらと土をかける
しその種は「好光性種」と言われ発芽に日光を必要とします。
なので種の上に土をドサッとかけるのではなく、手でパラパラと振りかけるような感じで種の上に軽くかけることが必要です。
この3つを守れば発芽するはずです。
実際に撒いてみよう
5月中旬。
ようやく日中の気温が20度以上になる日が続くようになりました。
本日は気温は23度。
しかもこの先の気温の予想を見ると25度を超えるようなやや暑い日が続きます。
絶好の種まき日和です。
前日の夜から約12時間ほど水に浸けておいた種です。
「水に浮く種は発芽率が悪い」というような話を聞いたことがありますが、見事に全部水に浮いています(笑)
こんな種が発芽するんでしょうか。
この種をプランターに撒いて、うっすらと土をかぶせたら完了です。
あとは芽が出るのを待つだけです。
種まきから2週間後
種まきから2週間たちました。
全然芽が出ません・・・
気温はずっと20度を超えていたので、原因は種か土です。
残った種を全部撒いてみます。
残りの種は水の上で数字の8のように広がりました。
前回は半日水に浸けただけだったので、今回は倍の24時間浸けてみました。
そして前回は種をまいた後に土をかぶせましたが今回は土もかぶせません。
土がいけないのか、種がいけないのか解らないので、原因を切り分けるために種の半分は新しい土を入れたプランターにも撒きました。
どちらからも目が出ないようなら恐らく有効期限切れの種が悪いんだと思います。
結局芽は出ませんでした・・・
再び種をまいて2週間。
全く芽が出ません。
別の土に撒いたものも芽が出ません。
有効期限切れの種はやっぱり駄目なのかもしれません。
というわけで苗を貰ってきました。
シソの育て方
自分への備忘も兼ねてシソの生育条件を箇条書きにしておきます。
苗の間隔
苗の間隔は15cm~20cmくらいが最適です。
このプランターは幅が約60cmなので、左右の余白も考えると2株~3株育てるのが丁度良さそうですね。
生育に適した温度
20度~25度
日当たり
日当たりの良い場所を好み日当たりの良い場所ならどんどん育ちますが、その反面葉が硬くなります。
柔らかい葉が欲しい場合は半日陰で育てます。
水やり
多湿を好み乾燥を嫌うので土が乾きかけたらたっぷり水をあげます。
ハダニ防止のために水やりの際は葉の表や裏に水をかけてあげると良いです。
肥料
2週間に1度くらいの間隔で液肥をあげるといいようですが、肥料をあげすぎると味が悪くなるようです。
今回はカニの殻も入っているので、特に肥料はあげずに育ててみます。
害虫
アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、アザミウマ等害虫が付きやすいです。
早く大きくなあれ
去年は思うように育ちませんでしたが、今年は去年と違いプランターにカニの殻が入ってます。
土の中の微生物がカニの殻に含まれているキチン質を食べてどんどん活動して土壌を豊かにし、シソをどんどん大きくしてほしいです。
生育の状態はまた追ってレポートします。
それでは、またですー。
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