こんにちは、ゆんつです
僕は時々GIMPという画像編集ソフトを使って挿絵を書いてブログに載せています。
絵を書いていると、背景に雨を降らせたいことがあります。
降らせたい雨は、リアルな雨ではなくてマンガチックというかアニメチックな雨です。
これまではブラシの色を水色にして短い線を何個も引いて雨を表現していました。
でも、もう少し綺麗な雨が簡単に書きたいです。
「もっと簡単に雨がかけるようなブラシはないかなあ?」と探してみたところ、なかなか良さそうなブラシを見つけました。
RAINYというブラシです。
今日はこのブラシを使って雨を描いてみたいと思います。
導入方法
作業前にいったんGIMPは閉じておきましょう。
下記のリンクをクリックしてブラシの配布先に飛びます。
Downloadをクリックしてabrファイルを好きな場所にダウンロードします。
ダウンロードしたabrファイルをコピーして
通常版のGIMPであれば
C:\Program Files\GIMP 2\share\gimp\2.0\brushes
ポータブル版のGIMPであれば
C:\GIMPPortable\App\gimp\share\gimp\2.0\brushes
に貼り付けます。
※GIMPインストール時にインストール先を変更していない場合です。
※貼り付けの際に管理者権限のメッセージが出たら「続行」をクリックしてください。
貼り付けが終わったらGIMPを起ち上げます。
ブラシを確認してみると雨のようなブラシが3つ追加されています。
これで導入完了です。
使ってみよう
使い方の基本
使い方は簡単です。
まずツールボックスでブラシツールを選択してブラシの色を決定し、先ほど導入した雨ブラシのどれかを選択し、ブラシのサイズ等を決定します。
後はキャンバス上でマウスを左クリックすると、スタンプを押すような感じで雨が描かれます。
3つのブラシの特徴
まずはこちらのブラシ。
これは地面や水面に落ちて跳ね返る水滴を表現するブラシです。
そしてこちらのブラシ
これは細長い感じの雨粒を表現するブラシです。
激しい横殴りの雨なんかを表現するのに良さそうですね。
最後にこのブラシ。
これは先ほどのブラシよりも少し太めの雨粒を表現するブラシです
シーンに合ったブラシを選択するといいと思います。
散布を使うと楽です
ブラシを選択してマウスを一回ずつクリックしながら雨を書く方法もありますが、もっと楽な方法があります。
それは「散布」を使う方法です。
ブラシのオプションツールに「散布」がありますのでチェックを入れます。
ここにチェックを入れると「散布量」が設定できるようになりますので数値を設定します。
数値が小さいほど雨の密度が高く、大きいほど密度は低くなります。
数値を設定したら、あとは雨を降らせたい場所にマウスカーソルを合わせ、左クリックをしたままの状態で、雨を降らせたい範囲をなぞればいいだけです。
こうすることで1つずつ雨を描写しなくても、適度な間隔を保ちながらマウスでなぞった部分に雨を降らせることができるので、キャンバス一面に雨を降らせるのも簡単です。
まとめ
RAINYブラシを使うと自分で雨を書くより、早く綺麗に雨を書くことができます。
絵に雨を降らせるにはピッタリのブラシだと思います。
もし雨を描くのに苦労している方はRAINYブラシを一度使ってみてはいかがでしょうか?
それでは、またですー。
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