こんにちは、ゆんつです。
山口県と九州3県にレッドキャベツというスーパーがあります。
1984年に山口県下関市で創業し、下関市川中豊町にある第一号店を皮切りに、2019年2月現在山口県6店舗、福岡県14店舗、佐賀県2店舗、長崎県2店舗の合計24店舗を展開しています。
今年の1月。
衝撃的なニュースを知りました。
レッドキャベツが2019年2月一杯で創業地である山口県から全て撤退するというニュースです。
小さいころから慣れ親しんできたスーパーの撤退は、青天の霹靂でした。
レッドキャベツの思い出
小さいころ。
親に連れられて良くレッドキャベツに買い物に行きました。
買い物についていくと1つだけ好きなものが買って貰えます。
僕と兄が必ず買ってもらうのは「チーズ蒸しパン」。
店に入るとすぐにパン売り場に向かいチーズ蒸しパンをとって母親の持つ買い物かごに入れるのが習慣でした。
ある時、母の後ろ姿に良く似た全然知らない女性の買い物カゴにチーズ蒸しパンを兄弟で放り込んで「アンタたち何なの!」と叱られたこともあります。
今となってはいい思い出です。
日常生活には欠かせないスーパーでした。
大学生以降はしばらく地元を離れたので、レッドキャベツに行くことも少なくなりましたが、里帰りしてレッドキャベツを目にすると「下関に帰ってきたんだなあ」という実感がわいてくるお店でもありました。
約3年前、僕は地元に戻りました。
そこからまたレッドキャベツとの付き合いが始まり、週に1度はレッドキャベツで買い物をしていました。
最近流行りの大型スーパーでは無いので、品ぞろえが物凄く豊富という訳ではありませんでしたが、昔から馴染みがあることもあって買い物をしていて何となく落ち着くアットホームなスーパーでした。
最後のチラシ
このチラシが最後のチラシだと思います。
閉店のチラシというのはせつないものです。
もうこのトレードマークも見なくなるんだなあ。
最後の買い物
閉店1日前の2月26日の夕方。
レッドキャベツに買い物に行きました。
ほとんどの商品が3割引きになっているからか、生鮮食料品を除いて、ほとんどのものが売り切れていました。
僕はぐるっと店内を一周し3割引きになっていた「大人のたけのこの里」だけ買って店を出ました。
これが僕の山口県にあるレッドキャベツでの最後の買い物になりました。
まだまだ続くよ!
山口県から撤退ということでなんとなく感傷的な文章になってしまいましたが、レッドキャベツは終わったわけではありません。
山口県から撤退しただけで、福岡県、佐賀県、長崎県では続くのです。
僕は別にレッドキャベツの関係者ではないですが、それらの地域の人々が沢山レッドキャベツに足を運んでくれたらなあと願っています。
そして、またいつか創業地の下関にお店を出してほしいと思います。
閉店1日前に買った「大人のたけのこの里」はレッドキャベツの思い出に浸りながら食べました。
ありがとうレッドキャベツ!
またいつか帰ってきてね!
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