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1日遅れの筋肉痛は老化したからじゃない

健康

こんにちは、ゆんつです。

普段から運動をしていない人が、ある日突然運動すると必ずと言っていいほど筋肉痛の苦しみに襲われます。

筋肉痛の人

僕も今は毎日運動するようにしていますが2年前までは慢性的に運動不足の状態で、たまに運動をするとその翌日か翌々日には動くのがつらいほどの筋肉痛に襲われていたものです。

ところでこの「筋肉痛」。

良く「運動した翌日にすぐ筋肉痛になると体が若い証拠で、1日遅れて運動の翌々日に筋肉痛になると老化している証拠」なんてことを言いますよね。

ゆんつ
ゆんつ

よく聞きますよね

僕も昔からこの説を信じていて、「運動の次の日に筋肉痛になったから体が若いな!」なんて思ったり、「筋肉痛が1日遅れできた!体が老化しはじめてる」なんて思っていました。

でも、調べてみるとこれは全く違うのです。

今日は「1日遅れで筋肉痛が来ても別に体が老化してきてるわけじゃないよ」というのを書きたいと思います。

筋肉痛の仕組み

筋肉痛には即発性筋肉痛遅発性筋肉痛の2種類があります。

即発性筋肉痛は運動している最中又は直後に起こる筋肉痛で、激しい運動により筋肉内に水素イオンという物質が増え、筋肉が極端な酸性になることで筋肉に痛みやだるさなどを感じます。

遅発性筋肉痛は運動した日の翌日以降に起こる筋肉痛で、仕組みはまだ医学的にもはっきりとはしていないそうですが、現在有力なのは「運動で傷ついた筋繊維が修復される際に起きる炎症の痛み」という説が有力なようです。

一般的に筋肉痛というと後者の遅発性筋肉痛を指します。

筋肉痛の出現のタイミングに年齢は関係ない

筋肉痛が速く表れるか遅く表れるか。

それは年齢が原因ではありません。

運動の強度によるものです。

運動の強度が強く、筋肉にかかる負荷が大きければ大きいほど筋肉痛は早く体に表れます。

逆に運動の強度が弱く負荷が軽ければ、筋肉痛が表れるまでの時間は遅くなります。

ですので若かろうが年をとっていようが、強めの強度で運動すれば翌日に筋肉痛が来ますし、普段運動をしない人が軽い運動をした程度の強度なら筋肉痛が遅れてくるのです。

年齢は関係ありません。

翌日に筋肉痛になりたければハードなトレーニングをすればいいだけです。

ほとんどの人は、年齢を重ねるに従って若いころにしていたようなハードな運動をする機会が少なくなり、そこそこの運動しかしなくなることが多いと思います。

そうすると運動の強度が低いため、筋肉痛が遅く出るのです。

そういえば僕が運動不足の状態の時に腹筋ローラーを初体験し限界まで挑戦したとき。

その翌日は体中が痛くて痛くてセキをするのもつらいくらいの筋肉痛になりました。

ゆんつ
ゆんつ

全身筋肉痛になりました

あの時の腹筋ローラーは僕にとって、とても強度の強い運動だったのだと思います。

ところがスロージョギングというゆっくり目のジョギングを開始したときは、開始から3日目に太ももに筋肉痛を感じたのです。

これは運動の強度が低すぎて筋肉痛が体に表れるまでに時間がかかったんですね。

ゆんつ
ゆんつ

納得納得!

まとめ

筋肉痛が体に表れるタイミングの違いは

年齢ではなく運動の強度による

です。

これが解れば自分のやっている運動の強度が、自分の狙い通りかどうかも判断することが出来ますね。

筋肉に強い負荷をかけているつもりが筋肉痛が遅く来てしまう場合は、その運動は負荷が足りないということになりますし、逆に軽い運動をしているつもりなのに毎回筋肉痛になるようならその人にとっては運動の強度が強すぎるということになります。

ちなみに筋肉痛が出ているときに、それを我慢して筋肉痛部分のトレーニングをするのはやめた方が良いようです。

ゆんつ
ゆんつ

炎症が起きてるからね

もちろん筋肉痛が出ていない他の部位を鍛えるのはOK。

また筋肉痛を早く治すにはお風呂にゆっくりつかって体の血行を良くして、筋肉の修復に必要なたんぱく質が多く含まれた食事をとって、たっぷりと眠るのがよいようです。

筋肉痛の仕組みを理解して運動すれば、より一層効果的に体を鍛えることができるかもしれませんね。

それでは、またですー。

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