こんにちは、ゆんつです。
2018年8月から改修のために休館していた小倉城の天守閣。
その天守閣が改修工事を終え、2019年3月30日にリニューアルオープンしました。
そんな、リニューアル後の小倉城の天守閣を見物してきたので、今日は
について書きたいと思います。
小倉城の歴史
もともとは1569年に毛利元就がこの地に平城を築いたのが小倉城の始まりと言われています。
その後1602年に関ケ原の戦いの論功行賞により細川忠興が丹後12万石から豊前国中津33万9千石に国替となり小倉の地を治めるようになります。
細川忠興は平城だった小倉城を九州防衛の要とすべく7年かけて改修し本格的な城が出来上がります。
その後も長くこの地を見守ってきた小倉城ですが、1837年に火事により本丸御殿と天守閣が消失。
2年後に天守閣以外の部分を再建するも、1866年の小倉藩と長州藩の戦闘の際に撤退する小倉藩が自ら小倉城に火を放ち再び城は消失。
その後、小倉城は米軍に接収されたりもしましたが、1957年に接収が解除され1959年に天守閣が再建されます。
そして、その後も何度かリニューアルが繰り返されながら、現在の小倉城の天守閣となりました。
天守閣への入場は有料
天守閣の周囲を散策するだけの場合は無料ですが、天守閣内部は有料です。
一般 | 350円 |
中高生・高校生 | 200円 |
小学生 | 100円 |
団体割引(30名以上) | 2割引 |
※北九州市発行の療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っている人は無料(付添い1名無料)
天守閣内部
内部は5階建てになっています。
1階
入ってすぐの奥に伸びる通路の壁には小倉城の略歴がかかれており、当時の様子を再現した模型が展示されています。
小倉城に関するショートムービーも定期的に放映。
ムービーのナレーションは草刈正雄!
1階の展示物の僕が一番面白いと思ったのがこれ。
流鏑馬を疑似体験することが出来る流鏑馬マシーンです。
馬にまたがり弓型のコントローラーを構えてトリガーを引くと馬がゆっくりと動き始めます。
画面には流鏑馬の的が次々出現し、弓型のコントローラーのトリガーを離すと画面内で弓矢が放たれタイミングが合っていれば流鏑馬の的が破壊されます。
僕は一本だけミスしました。
結構面白いよ。
この流鏑馬マシンで遊ぶだけでも入場料の半分くらいの価値があるので、天守閣に入場した際にはやってみてください。
実際に石を担いで、石垣づくりの大変さを少しだけ体験することができる展示物もあります。
これら以外にも参勤交代の駕籠に乗って記念撮影ができたり、当時の衣装を着ての記念撮影が出来たりなど、写真撮影向きの展示物が1階には多いです。
インスタ映えを狙ってるのかな?
2階
細川藩や小笠原藩に関するものが展示されています。
この階は撮影禁止の物が多いので画像はありません。
貴重な甲冑などを見ることが出来ます。
3階
宮本武蔵や佐々木小次郎に関するものが展示されています。
一番の目玉は宮本武蔵のリアルフィギュアでしょう。
ここでは、自らが佐々木小次郎役になって、襲い掛かってくる宮本武蔵と記念撮影をすることが出来ます。
そのための小道具も用意されています。
外国人観光客に人気でした
4階
休憩スポットみたいな感じになっています。
特に見るものは無いです。
5階
頂上の5階は展望台。
天守閣のてっぺんから小倉の街をぐるり360度見渡すことが出来ます。
この日は天気も良く遠くの方まで良く見えました。
帰りはエレベーターを使って一気に1階まで降りることが出来ます。
感想
天守閣は鉄筋コンクリート造りでエレベーターまで備えられすっかり近代建築になっており、しみじみと歴史を感じるような面影はなく展示物を楽しむ作りになっています。
僕のおすすめは何といっても流鏑馬マシン。
動く馬の模型にまたがり、弓のコントローラーをつかってやる流鏑馬はまるでゲーセンに遊びにきたような感覚でした。
天守閣の入場料350円の内訳を僕なりに考えてみると
- 200円が流鏑馬マシーン
- 頂上からの眺めが100円
- 宮本武蔵のリアルフィギュアとの記念撮影が30円
- 正雄のナレーション 20円
といった感じです。
入場料からすると割と楽しめる施設にはなっているので、小倉観光の際には立ち寄ってみても良いかもしれません。
アクセスなど
施設名 | 小倉城 |
休館日 | 年中無休 |
開始時間 | 4月〜10月 9:00〜18:00 11月〜3月 9:00〜17:00 ※入館は30分前まで |
住所 | 〒803-0813 福岡県北九州市小倉北区城内2-1 |
アクセス | |
駐車場 | 近隣の有料駐車場を利用 |
トイレ | 有り。 天守閣に入ってすぐの入場券売り場の手前にしかないので、入場券を買う前に済ませておくことをお勧めします。 |
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