こんにちは、ゆんつです。
皆さん競馬をやりますか?
僕はやります
僕は競馬以外の公営ギャンブルは一切やりませんが、競馬だけは昔から大好きです。
名馬の血が代々繋がっていくのが楽しいんです
その競馬で最近とても応援したくなる馬が現れました。
名前を「メロディーレーン」といいます。
かわいらしい名前が示す通り女の子で、3冠馬で海外のビッグレース「凱旋門賞」でも2着になった名馬オルフェーブルの子供です。
とにかくちっちゃい
メロディーレーンの馬体重は340kg(2019年6月15日現在)。
競馬をする人ならこの馬体重の軽さがどれくらいの軽いのかわかると思いますが、メロディーレーンは競走馬の中でも小柄というレベルを通り越すくらい小柄な馬なのです。
競走馬で一番多い体重は450kg~470kgくらいです。
500kgを超える馬も珍しくはありません。
サブちゃんが馬主のキタサンブラックは引退時には540kgありました
逆に400kg以下の馬はとても少ないです。
ただでさえ少ない400kg以下の馬の中でも、340kgという体重は飛びぬけて小柄なのです。
騎手の体重は大体50kg前後。
僕は馬ではないので正確なことは解りませんが、500kgの体重の馬が騎手を乗せて走るのと、340kgの体重の馬が騎手を乗せて走ることでは、その負担も段違いだと思います。
僕の脂肪をわけてあげたい
メロディーレーンの戦績
メロディーレーンは2018年10月に336kgでデビューしました。
これまでの戦績は10戦1勝。
この1勝は先週の土曜日の未勝利戦(2019年6月15日)というレースで挙げた1勝です。
このレースの勝ち方がとても強かった!
4コーナーから外を一気に加速し、直線で後続を9馬身も突き放してゴールしたのです。
お父さんのオルフェーブルをちょっとだけ彷彿させる走りでした。
レース動画でも1頭だけ飛びぬけて体が小さいです
しかも、この勝利によりメロディーレーンは「JRA最少体重優勝記録」を更新しました。
これまでのJRAの最少体重での優勝記録は1972年にジャンヌダルクという馬が350kgで勝利したものだったのですが、その記録を10kgも更新したのです。
このニュースはスポーツ新聞などにも取り上げられました。
このレースをみて僕はこの子を応援したくなったのです。
道のりは険しいと思うけど
メロディーレーンは10戦目にして強い勝ち方で1勝を挙げることができました。
でも喜んでばかりいられません。
今回メロディーレーンに乗った岩田望来騎手は見習騎手なので普通の騎手より3kg軽い51kgで乗ることができたのです。
もし見習騎手じゃない場合は54kgを背負って
走らなければなりませんでした
ちなみに2着の馬は56kgの騎手が乗っています。
競馬というのは馬が背負う騎手の重さも勝利への重要な要素となります。
今回勝てた要因の1つは51kgの騎手が乗っていたというのも大変大きな要素だと思います。
競走馬はレースに勝つと、レースのクラスが1つ上がります。
もっと上のクラスのレースになってくると、見習いジョッキーが乗っても重量が軽くなる恩恵はなくなります。
どんどん活躍して欲しいですが、活躍すればするほど小柄な体で重い重量を背負って走らなければならないのです。
ですので、これから先もメロディーレーンの苦難は続くと思います。
引退まで応援します
小さいものが大きいものを倒すというのは、見てて爽快です。
僕自身も身長が低いので、小さい体で大きな馬に挑み続けているメロディーレーンにはとても感情移入してしまうのです。
レースをみていても馬の集団の中にバンビがいるみたいで、思わず「頑張れ!」とエールを送ってしまいます。
できれば沢山勝って大きなレースに挑戦して欲しいですが、なにぶん小さな女の子です。
一番の願いは大きな怪我なく競走馬生活を送って、引退後にはお母さんになって欲しいと思います。
これから引退まで何回走るか解りませんが、ずっと応援しようと思っています。
もし夏の小倉競馬に来たら
実際に見に行こうと思っています
もし皆さんもどこかでメロディーレーンの名前を見かけることがあったら、すこし気にかけてくれると嬉しいです
それでは、またですー。
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