こんにちは、ゆんつです。
僕は少額ですが株式投資をしています。
そんな僕の投資銘柄のなかに「タケエイ」という廃棄物処理などを手掛ける会社があります。
この会社の株式を、僕は400株持っていました。
このタケエイが、2021年10月1日から金属リサイクル大手の「リバーホールディングス」と経営統合し「TREホールディングス」という会社になりました。
この経営統合にあたり、それまでのタケエイ及びリバーホールディングスの株主にはTREホールディングスの株式が割り当てられることとなりました。
割当ての比率は、リバーホールディングスの普通株式を1株持っている場合にはTREホールディングスの株が1株。
タケエイの普通株式を1株持っている場合はTREホールディングスの株が1.24株割り当てられることになりました。
僕はタケエイ株を400株持っていたので、TREホールディングスの株式が400株×1.24=496株割り当てられました。
通常、株式は100株を売買の取引単位(これを1単元といいます)とするので、496株のうち96株というのは1単元に満たない「単元未満株」という扱いになります。
このような、単元未満株は通常の単元株のように取引所で取引することができません。
もし、この96株の単元未満株を売りたい場合。
どのように売ればよいのでしょうか?
今回は、経営統合によって生じた
に挑戦してみたいと思います。
僕がタケエイの株式を保有しているのは岡三オンライン証券なので、ここから先の話は岡三オンライン証券での話となります。
単元未満株の売り注文を出す
統合後のTREホールディングスの496株のうち、単元未満株である96株を売ってみたいと思います。
まず、WEB取引画面にアクセスし「取引」⇒「単元未満株注文」⇒「単元未満株売り」をクリック。
銘柄選択画面になるので、売却したい銘柄の「単未売」をクリック。
注文入力画面になるので「特定預り」という項目の「株数」という欄に売却したい単元未満株式数を入力し、同意事項のチェックボックスにチェックを入れて「注文画面へ」ボタンをクリック。
ちなみに単元未満株の約定価格(売値)は以下の表のようになってます。
僕が注文したのは2022年4月5日の早朝5時。
ですので、この96株は2022年4月5日後場の一番最初についた値段で売却されるはずです。
注文確認画面では取引パスワードを入力し、「注文発注」ボタンをクリック。
注文が受け付けられました。
後は売れるのを待つだけです。
少しでも高い値段で売れますように!
単元未満株が売れた!
2022年4月5日の15:00過ぎ。
約定通知のメールが来ました。
約定単価は2,102円。
後場の寄値で約定しているはずなので、ちょっと確認してみます。
歩み根を見てみると、後場に一番最初についた値は2,102円。
きちんと、後場の寄り値で約定しているのがわかりました。
前日の終値よりも高い値で売れたので良かったです。
やったぜ!
ちなみに、岡三オンライン証券での単元未満株の売買手数料(ネット注文)は以下のようになっています。
今回の場合、約定代金が201,792円だったので、1注文当たりの約定代金が30万円までの手数料である1,980円になったみたいですね。
手数料が高いなぁ
売り注文を出す時にちょっとびっくりしたこと
単元未満株の売り注文を出すときのこと。
「概算注文見積」というところの見積単価が1,557円になっていました。
前日の終値は2,057円なのに見積単価が1,557円?
前日の終値と500円も違います!
この値段なら僕は売りたくありません!
おかしいと思って調べてみると、岡三オンライン証券の成行での概算注文見積は売りの場合には値幅制限の「下限値」で表示されるみたいですね。
今回の場合、前日の終値2,057円の値幅制限は500円なので、下限値の1,557円が概算注文見積の見積単価として表示されていたようです。
ここまで理解できても、小心者の僕は
1,557円で売られるんじゃないだろうか
とドキドキしていました(笑)
でも実際に約定した金額は、きちんと後場の寄値の2,102円になっていたのでホッと一安心です。
100株にして単元株にすることもできる
今回、僕は単元未満株を売却しました。
でも、売却せずに100株にたりない株数だけ購入して100株にして単元株にすることもできるみたいです。
今回の場合、6株購入すると単元株になってました
そして、単元株になれば通常の現物株式と同じように取引が出来るみたいです。
もし機会があれば、今度は不足分を購入して単元未満株を単元株にするのにも挑戦したいと思います。
あまり経験することが出来ない、良い経験ができました。
それでは、またー。
コメント