こんにちは、ゆんつです。
電子部品に「トグルスイッチ」というスイッチがあります。
トグルスイッチはレバーを指先で切り替えることで電源のオンオフをすることができるスイッチのことで、工作機器や計測機器などでよく使われているそうです。
このトグルスイッチをブレッドボードで使用したい場合。
秋月電子で販売されている「ブレッドボード用トグルスイッチDIP化キット」を組み立てると、トグルスイッチがブレッドボードで気軽に使用できるみたいです。
トグルスイッチでLEDを点灯させたり消灯させたりしてみたい!
そう思ったので、トグルスイッチのDIP化キットを購入!
税込100円でした
今日は
に挑戦してみたいと思います。
パーツ一覧
ブレッドボード用トグルスイッチDIP化キットに入っていたパーツは
- トグルスイッチ
- 基盤
- ピンヘッダ × 2
でした。
組み立てよう!
さっそくキットを組み立てていきたいと思います。
基盤の両サイドにピンヘッダ、真ん中にトグルスイッチをはんだ付けします。
ピンヘッダを基盤にはんだ付けするために、まずはブレッドボードにピンヘッダを挿します。
そしてピンヘッダに基盤を乗せます。
ピンヘッダを基盤にはんだ付けしていきます。
ピンヘッダのはんだ付けが終わりました。
はんだ付けの順番まちがえた!
ピンヘッダのはんだ付けが終わったので、続いてはトグルスイッチのはんだ付け・・・
ここで、僕はある重大なことに気づきました。
それは
最初にトグルスイッチをはんだ付けして、ピンヘッダは最後にはんだ付けするのではないか!
ということです。
以下の画像を見ていただくとわかるように、ピンヘッダを先に付けてしまうと、トグルスイッチの真ん中部分のはんだ付けをするときに右左のどちらからもはんだごてが挿しこめません。
この状態で真ん中部分をはんだ付けするには、はんだごてを上の方から当てるしかないのです。
ミスったー!
無器用な僕が、ピンヘッダのプラスチック部分にはんだごてを接触させずにトグルスイッチの真ん中をはんだ付けする作業はとても大変です!
というわけで、やり直すことにしました。
はんだ吸取線で吸取る
ピンヘッダを取り外すため、はんだ吸い取り線ではんだを取り除いていきます。
大まかにはんだを吸取れたので基盤からピンヘッダを外そうとしますが、全然外れません!
僕はピンヘッダを基盤から外すことをあきらめました(笑)
ピンヘッダを再度はんだ付け
ピンヘッダを基盤から取り外すことをあきらめたので、再度ピンヘッダをはんだ付けしていきます。
二度手間だな
2回目のピンヘッダのはんだ付けが完了しました。
トグルスイッチをはんだ付け
トグルスイッチをはんだ付けします。
はんだ付けをするために、トグルスイッチをテープで四角い木片の側面にはりつけて垂直にしました。
一番やりにくい真ん中からはんだ付け。
上の方からはんだごてのこて先を挿しこんではんだ付けします。
なんとか、ピンヘッダのプラスチック部分を溶かさずにはんだ付けできました。
あとは両サイドをはんだ付けすれば、トグルスイッチのはんだ付けは完了です。
完成
ピンヘッダ、トグルスイッチのはんだ付けが完成し、ブレッドボード用のトグルスイッチが完成しました!
あとは、動作確認するだけです。
動作確認
組み立てたブレッドボード用のトグルスイッチをブレッドボードで動作確認してみます。
トグルスイッチはレバーが左に倒れているときは②と③に電気が流れます。
レバーが右に倒れているときは①と②に電気が流れます。
ですので、以下のような回路を作成した場合、レバーが左の時は②と③に電気が流れるのでLEDには電気が流れずに消灯したままで、レバーが右の時は①と②に電気が流れるのでLEDに電気が流れてLEDが点灯するはずです。
実際にやってみましょう。
トグルスイッチを左側から右側に切り替えるとLEDが点灯するはずです。
スイッチオン!
ピカー!
LEDが点灯しました。
トグルスイッチを右側から左側に切り替えるとLEDは消灯。
作成したブレッドボード用のトグルスイッチはきちんと動作しました!
やったぜ!
先にトグルスイッチからつけたほうがいい!
というわけで、秋月電子の「ブレッドボード用トグルスイッチDIP化キット」を組み立ててみました。
組み立てに当たって難しい部分はないのですが、1点だけ注意すべきは
ということです。
先述しましたが、最初に両端のピンヘッダをはんだ付けしてしまうと、真ん中に位置するトグルスイッチのはんだ付けがやりにくくなります。
先にトグルスイッチをはんだ付けしておけば、狭いところにはんだごてを挿しこんではんだ付けする苦労はしなくて済むのです。
はんだ付けの順番を間違えるのはおそらく僕くらいのものでしょうが、この1点には気を付けたほうがいいと思います。
それでは、またー。
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