こんにちは、ゆんつです。
Photoshopでアイキャッチなどの画像を作成しているときに、文字や物などに影をつけて立体感を出したい時があります。
例えば、文字の場合。
影をつけない文字はのっぺりとした感じですが
影をつけることで少し立体感が出てきます。
人や動物、物なども同様で影をつけないとのっぺりしてますが、
影をつけると立体感が出ます。
このように文字などに影を付けたい場合。
Photoshopではドロップシャドウを使うことで簡単に影を付けることが出来ます。
今日は
について書きたいと思います。
ドロップシャドウで影を付ける
レイヤーパネルで影をつけたいレイヤーを選択した状態で「fx」をクリックします。
現れたメニューから「ドロップシャドウ」を選択。
レイヤースタイルウィンドウが開き、ドロップシャドウの設定画面になります。
この画面で影の距離や大きさ、影の濃淡などの設定を行っていきます。
ちなみに、設定する項目が「構造」と「画質」に別れていますが、普通に影を付ける分には「構造」の設定だけを行い画質は初期設定のままで充分なので、構造の各設定項目について説明していきます。
描写モード
セレクトボックスをクリックすると色んな描写モードが現れますが、ここは初期設定の「通常」でOKです。
カラーピッカー
描写モードの隣にあるのはカラーピッカーで影の色を設定することが出来ます。
影の色は初期設定では#000000の黒に設定されているので、影の色を黒以外にしたい場合はここで変更します。
不透明度
影の濃淡を設定することが出来ます。
0%が透明で数値を上げて100%に近くなるほど影が濃くなります。
角度
対象物に光が当たる角度を設定します。
初期設定では90°になっており対象物の真上から光が当たった感じで影が発生します。
角度を変更すると光の当たり方が変わり影の方向が変わります。
ちなみに「包括光源を利用する」というのは、複数のレイヤーがある場合にここにチェックを入れておくと、チェックを入れたレイヤーの光の角度は連動し影の方向が同じになります。
実例を見てみましょう。
以下の3つのレイヤーは各項目の数値は違いますがどれもドロップシャドウが適用されおり、「包括光源を利用する」にチェックが入っています。
この3つのレイヤーのうち1つのレイヤーの角度を変更すると、のこりの2つのレイヤーの角度も連動して変更され影の向きも連動します。
これが「包括光源を利用する」にチェックを入れた場合の効果です。
距離
ドロップシャドウの対象物と影の距離を設定します。
数値が大きくなるほど対象物と影の距離が離れます。
スプレッド
影の太さを設定します。
数値が大きくなるほど影が太くなります。
サイズ
数値が小さいと影がはっきり、大きくすると影がぼやけていきます。
角度や距離は直接操作も可能
ドロップシャドウの設定において、角度と距離はレイヤースタイルのウィンドウを開いた状態で影をドラッグすることで角度や距離を変更することが出来ます。
角度や距離を数値で操作するのが分かりづらい場合には、直接影をドラッグすると良いと思います。
まとめ
というわけで、Photoshopで文字などに影を付ける方法について簡単に説明しました。
まとめると
だけで対象物に簡単に影をつけることができます。
文字などに立体感を持たせたい場合に使ってみると良いかもしれません。
何かの参考になれば幸いです。
それでは、またー。
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