電池の液漏れについて調べてみた

電池の液漏れについて調べてみた雑記

こんにちは、ゆんつです。

先日、照明機器のリモコンの効きが悪くなり電池交換をしました。

電池交換するのは、4年間このリモコンを使用してきて初めて。

電池ボックスのフタをあけて電池を取り出そうとすると・・・

電池ボックスの中で液漏れしていた乾電池

ゆんつ
ゆんつ

電池がめっちゃヌルヌルしてる!

なんと、電池ボックスの中で電池が液漏れを起こしていました!

ゆんつ
ゆんつ

素手で触っちゃったよ!

まさか電池が液漏れしていると思わなかった僕は素手で液漏れした電池を触り、液が手についてしまいました。

急いで手を洗った僕は

ゆんつ
ゆんつ

電池の液が手についちゃったけど大丈夫なんかな?

と、液漏れについて調べ始めました。

電気から漏れる液の正体

電池から漏れる液体は「電解液」と呼ばれるものです。

電池にはマンガン電池とアルカリ電池があり、電池の種類で電解液の主成分が違います。

電池の種類主成分
マンガン電池塩化亜鉛
アルカリ電池水酸化カリウム

体に対して特に有害なのはアルカリ電池の液(水酸化カリウムで)で、とても強いアルカリ性で、肌に付着した場合は化学やけどをおこす危険性や、目に入ると失明しかねない危険性があります。

マンガン電池の液(塩化亜鉛)はアルカリ電池の液ほどの影響はありませんが、それでも目に入った場合は目を傷つけてしまう危険性があります。

漏れた液が付着した場合の対処方法

マンガン電池の液(塩化亜鉛)もアルカリ電池の液(水酸化カリウム)も水溶性なので、水を使って処理するのが基本となります。

液が体に付着した場合

すぐに大量のきれいな水で洗い流す。

特に、目に入った場合は失明の恐れがあるため大量のきれいな水で洗った後、医師の治療を受ける。

液が衣服に付着した場合

液がついた部分を大量の水で洗い流したのち、普通に洗濯する。

液が家具や床に付着した場合

液が手につかないように防水性の手袋をはめ、濡らしたティッシュなどで良く拭き取る。

液が電池ボックスに付着した場合

液が手につかないように防水性の手袋をはめ、濡らしたティッシュや綿棒などでふき取る。

もし、漏れた液が白く結晶化している場合は空中に悲惨する可能性があるので、手袋だけでなくゴーグルやマスクも使用して目や口を保護しながら作業する。

液漏れした電池の廃棄方法

テープなどを貼って絶縁処理をしてビニール袋に入れ、自治体の指示に従って廃棄する。

実践!

液漏れした電池の処理方法がわかったので、さっそく実践します。

手袋をつけて、電池を取り出します。

手袋をつけて液漏れした電池を取り出す

取り出した液漏れ電池

ヌルヌルした電池を取り出すと、電池ボックス内に電池から漏れたと思われる茶色い液体が付着していました。

電池ボックス内には電池から漏れたと思われる茶色い液体が付着していた

まずは、乾いたティッシュで電池ボックスを拭いてみます。

乾いたティッシュで電池ボックスを拭く

茶色い液がティッシュについてます。

ティッシュについた茶色い液体

続いて濡れティッシュで拭き拭き。

濡れティッシュで液漏れした電池ボックスを拭く

濡れティッシュで念入りに拭くと電池ボックスは綺麗になりました!

きれいになった電池ボックス

この後、半日ほど電池ボックスを開けっ放しにして乾かしました。

新しい電池に交換したリモコンは、現在普通に使えています。

ゆんつ
ゆんつ

やったぜ!

取り出した液漏れ電池は、絶縁処理をして袋に入れ自治体のルールに従って廃棄しようと思います。

手も大丈夫でした

僕は電池交換をしようとしたときに電池が液漏れしていることに気づかず素手で触ってしまい、アルカリ電池の液が手についてしまいました。

でも、すぐに大量の水で洗い流したので、手に異常は起こりませんでした。

ゆんつ
ゆんつ

よかった

これからは、長期間機器に入れっぱなしだった電池を交換するときは、液漏れの可能性を頭に入れて作業しようと思います。

皆さんもお気を付けください。

それでは、またー。

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