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特急列車で肝っ玉の太い男を見ました

特急列車で肝っ玉の太い男を見ました 未分類

こんにちは、ゆんつです。

先日、特急列車で小倉から博多に行ってきました。

その日は休日で旅行客が多く、小倉駅の自由席のホームには長い列が出来ていました。

列車が到着し乗り込むと、小倉からの乗客で空席はどんどん埋まっていきます。

僕は、窓際は埋まっている2人掛けの席の通路側の座席を確保することが出来て、座ることが出来ました。

座席に着いて周囲を見回すと、自由席は満員状態。

ただ、僕の斜め前の2人掛けの席は、通路側の座席に男性が座り、窓際の座席にはその男性のものらしき荷物(上着とカバン)が置いてある状態で、荷物をどかせばもう1人座れる状態になっていました。

特急列車見取り図

連れがいるらしい

小倉を出ると、次の停車駅は黒崎。

黒崎からも、それなりの数の乗客が乗ってきました。

黒崎から乗ってきた乗客は次々に、僕の斜め前の一見すると空席に見えるその席を目指してやってきますが、男性の荷物が置いてあるのを見て、諦めて別の車両に移動していきます。

僕が

ゆんつ
ゆんつ

荷物を棚に入れるか下に置くなりして席を開ければいいのに

と思っていると、ガタイが大きくて、いかつい感じの男性が座席に荷物を置いている男性に

その席空いてる?

と尋ねました。

すると、荷物を置いている男性は

男性
男性

連れが来ます

と答えました。

それを聞いて、いかつい感じの男性は別の車両に移動していきました。

僕も

ゆんつ
ゆんつ

なんだ、連れがトイレにでも行ってるのか

と思い、一旦その席のことは気にならなくなりました。

連れは来なかった

黒崎を出て、電車は次の停車駅の折尾に到着。

でも、折尾に到着しても、荷物を置いてる男性の連れは戻ってきません。

折尾を出ると、次の停車駅は終点の博多。

折尾から博多に向かう最中も、荷物を置いている男性の連れは一向に戻って来ません。

折尾駅を出発して少しした頃から僕は

ゆんつ
ゆんつ

彼には本当に連れがいるのか?

と半信半疑になっていました。

結局、荷物が置かれている席は誰も来ないまま博多に到着。

荷物を置いていた男性は、席に置いていた上着を着て荷物を持ち、連れがいるような素振りも見せずスタスタと1人で電車を降りていきます。

僕はその男性と一緒に降りて改札を通過したのですが、改札を出るまでその男性はずっと1人。

「連れが来ます」というのは、全くの嘘だったのです!

肝っ玉の太い男だ

僕は、その男性が「連れが来ます」と嘘をついたことに対し、腹がたったりはせず

ゆんつ
ゆんつ

なんて肝っ玉の太い男だ!

と思ってしまいました。

だって、万が一席が空いてるかどうか確認した、いかつい男性が戻ってきたら

連れなんていないじゃねーか!
嘘つきやがって、この野郎!

などと言われ、ケンカになるかもしれません。

そういうリスクを負ってまで

男性
男性

連れが来ます

という嘘をついて、2人掛けの席を1人で独占した彼の豪胆さに少し感心してしまいました。

小心な僕

一方、小心な僕は、列車が折尾を出てから博多に着くまでの間

ゆんつ
ゆんつ

もし、いかつい男性が戻ってきたら、ケンカになるんじゃないか?

と気が気ではありませんでした。

当事者でもないのに小心者だなぁ

そして、

ゆんつ
ゆんつ

もし殴り合いの喧嘩になったら、デッキに避難して・・・

などど、頭の中でシミュレーションしていました(笑)

本当は列車の中では読書をするつもりだったのですが、このことが気になって本は全然読めませんでした。

荷物は棚か足元に置きましょう

僕が言うまでも無いですが、混んでいるときは1人でも多く座れるように、荷物は棚か足元に置きましょう。

列車でも何度か「本日は大変混雑しているので1人でも多くの方が座れるように、荷物は棚か足元に置いてください」というようなアナウンスがありました。

それにも関わらず、平気な顔で連れが来ると嘘をついて荷物を置き続けた彼。

小心な僕に、彼の豪胆さを少し分けてもらいたいくらいです。

それでは、またー。

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