こんにちは、ゆんつです。
今年の3月中旬、6月中を目途に基本情報技術者の資格に合格するように会社から指示がありました。
これまで、IT系の資格は何1つ取得したことがない僕ですが、会社の命令とあっては勉強しないわけにいきません。
教材を購入し、3月20日から学習をスタートしました。
そして、5月某日。
6月より少し早めですが基本情報技術者試験を受験に行きました。
結果は・・・
無事、科目A、Bともに合格ラインである600点を超えることができました!
やったぜ!
今日は、僕が基本情報技術者試験を受けるにあたり利用した
- 参考書
- サイト
- 動画
について、色々書きたいと思います。
利用した参考書
基本情報技術者試験の勉強に利用した参考書は以下の通りです。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
基本情報技術者試験の出題分野に関し幅広く取り上げている参考書です。
キタミ式の最大の長所はとっつきやすさ。
各章の始まりには、その章で学習する内容に関するショートマンガがあったり、全体を通してイラストが豊富で参考書っぽい堅苦しい感じがありません。
個性豊かなキャラクター達が登場し、初学者には一見すると難しいような事柄を、キャラクター同士の掛け合いでなるべく簡単な言葉で説明してくれるので、文章だけだと難しく感じるようなことでも、抵抗なく読み進めることができるようになっています。
初学者の僕にとって、とっつきやすさというのはとても大事な要素でした。
もし、文章だけの堅苦しい参考書を買ってしまっていたら。
僕は勉強が苦痛になって挫折していたかもしれません。
ちなみに、キタミ式には科目Bに関する記述もありますが、内容が初歩的過ぎて本番の難易度よりかなり易しい内容のため、科目Bの対策には別の参考書を使ったほうが良いと思います。
基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック
基本情報技術者の科目B試験では疑似言語による、アルゴリズムとプログラミングの問題が出題されます。
その、科目B対策用の参考書です。
序盤は科目Bに臨むための基本的な知識(変数やデータ構造、関数、繰り返し処理や選択処理、オブジェクト指向とクラスなど)に関しての説明が記載されています。
中盤からは実際に自分で手を動かして回答する練習問題が掲載されており、基本的な知識を使って解ける基本問題や、基本問題をレベルアップさせた本試験のレベルに近い応用問題が載っています。
終盤はIPAのの公式サイトに記載されている科目Bのサンプル問題と、それに対する詳細な解答が掲載されています。
基本問題で基礎的な力をつけて、応用問題で試験に対応できる実力がつけられる仕組みになっており、解答解説もわかりやすく書かれています。
僕は、この参考書を何度も何度も解き直して、トレース速度を上げる練習をしました。
この参考書の応用問題がある程度楽に解けるようになれば。
B試験でも合格点がとれるようになると思います。
僕がそうでした
本のタイトル通り、基本情報技術者試験に出題されるアルゴリズムと疑似言語を学習するのにピッタリの本だと思います。
基本情報技術者パーフェクトラーニング過去問題集
過去問題を集めた問題集で、本試験に挑む前の模擬試験用に購入しました。
内容は
- 前年度(令和5年度)の問題
- IPA公式が公開しているサンプル問題
- 本試験対策問題①
- 本試験対策問題②
に、解答解説が付いている感じになっています。
本試験対策問題①と本試験対策問題②は、色んな年度の過去問を寄せ集めて構成されています。
特に本試験対策問題の科目Bの問題は難しい問題が多く、かなりやり応えがあります。
問題ごとに「基本」「標準」「難問」というレベル分けがされているのですが、科目Bの難問に関しては相当難しく、僕は全然できませんでした(笑)
それらの問題は、復習時に答えを見ながら解き直しをしたのですが、答えを見ながらでもトレースに相当時間がかってしまい、本番で出題され手をつけた場合には時間を大きくロスするため
よし!
本番でこういう問題が出たら適当に選択肢を選んで捨てよう!
という、捨て問題を判断する練習になりました。
難問レベルを解けなくても合格できたので、この本で難問のレベルに指定されているB試験の問題は、出来なくてもあまり気にしなくてはいいのではないかと思います。
本番を想定して自宅で模擬試験を体験したい人には良い参考書なのですが、この参考書には1つだけ大きな問題があります。
それは、
問題のあとに、すぐ回答が書かれている
ということです。
具体的に言うと、左のページに問題が書かれていたら、右のページにすぐ回答が書かれているという感じです。
これの何が問題かと言うと、問題を解く前にまず答えを隠さないと、目に自然と答えが入ってしまい問題を自力で解く意味が無くなってしまうということです。
答えを絶対に見たくない場合。
ページをめくった瞬間に答えが書かれているであろう場所にノートなどを乗せて隠す必要があります。
問題だけのページと解答だけのページに分けてくれれば、こんなことも無いんですがねぇ・・・
利用したサイト
基本情報技術者試験を受ける人なら誰でも知っているであろう「過去問道場」を利用しました。
過去問道場は出題される過去問の年を指定することができるのですが、目まぐるしく進化するIT系の試験であまりに古い問題をやっても出題されなさそうなので
過去10年
に絞って過去問道場の問題を解きました。
僕の過去問道場の使い方は、まとまった時間を使って過去問道場に挑戦するというよりも、すきま時間を使ってチョコチョコやる感じ。
間違った問題はキタミ式に戻って復習したり、キタミ式に載ってないような問題については、その問題と解答を別途ノートに簡記したりしました。
ちなみに、本試験を受ける直前の過去問道場の正答率は83%くらいでした。
利用した動画
動画を使った学習では【基本情報技術者試験YouTuber】すーさんという方の動画を利用しました。
すーさんの語り口はソフトで耳当たりが良く、見やすいスライドを使って分かりやすくかみ砕いて説明してくれるので、初学者の僕でもよく理解することが出来ました。
また、キタミ式には載っていない事柄にも触れられており、キタミ式に記載が無い項目を補う役割も果たしてくれました。
動画を見るだけでなく、風呂に入っているときや家事をしているときにラジオのように音声だけを聞き流したりもしていました。
不思議なもので、同じ動画を何度か見ると、その動画の音声を聞くだけでも
ああ、確かこの説明の時は、あんな感じのスライドが画面に出てたなぁ
などと、頭の中に絵が浮かんできます。
そこまでいくと、その知識はかなり頭の中に定着しています。
すーさん動画を利用することで、キタミ式で覚えたことをさらに頭に定着させ、キタミ式では記載がない事柄を補うことができました。
ありがたや
まとめ
というわけで、僕が利用した参考書やサイト、動画などについてアレコレ書いてみました。
まとめると
- 「キタミ式」と「すーさん動画」で科目A試験の知識を蓄える
- 蓄えた科目Aの知識を「過去問道場」でアウトプット
- 「アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック」でトレース力を鍛える
- 基本情報技術者パーフェクトラーニング過去問題集で模擬試験を行う
といった感じになります。
基本情報技術者試験に利用する参考書やサイト、動画は人によって色々あると思いますが、とりあえず僕はこの方法で合格できました。
何かの参考になれば幸いです。
それでは、またー。
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