こんにちは、ゆんつです。
この暑い時期に、僕より上の世代の人と話しているとよく話題になることがあります。
それは
昔は夏でも部活中に水を飲ませてもらえなかった
というものです。
何でも「水を飲むと体がバテる」という理由で、運動部の部活中には水を飲んではいけないというルールがある部活が多かったそうです。
今では考えられません
ですので、部活の最中はまったく水分を取らず、部活が終了してからようやく水分をとることができたらしいです。
どう考えても体に悪いとしか思えませんが、昔は割と当たり前だったようで、僕の周りの年上の人たちはこういう経験をしてきた人たちが多いです。
僕も学生時代に運動部に入っていましたが、水分補給は当然自由に出来ました。
ただし、その水分に関して1つだけルールがありました。
冷たいの禁止!
僕の中学時代の部活は水分補給は自由でした。
ただし、その補給する水分について特別なルールがありました。
それは
冷たい飲み物はダメ!
というものでした。
「冷たい飲み物は体を冷やすし、お腹をこわす」
というのが禁止の理由でした。
顧問の先生は口癖のように
熱いお茶が一番体に良い
といって、水分補給に熱めのお茶を推奨していました。
ですので、部活に持っていく飲み物は「常温以上の温度」が基本でした。
このルールは冬場なら良いですが、夏場はたまりません。
運動してほてった体をキンキンに冷たい飲み物で冷やしたいのに、常温なので水分補給をしても清涼感が全くなく汗も全然止まりません。
他の部活の子が氷の音がカラカラ鳴る水筒から水分補給をしているのを見ると、羨ましくてたまりませんでした。
ちなみに、こんなルールがあったのは僕たちの部活だけ。
もし、顧問の先生に内緒で冷たい飲み物を水筒に入れているのがバレたら。
人より多くランニングをさせられたり、遅くまで後片付けをやらされたりという罰がありました。
僕は本当はキンキンに冷えた飲み物が好きなんですが、部活の時だけは仕方なく常温のお茶を持って行ってました。
最終的に・・・
どんな組織にも「ゴマすり野郎」というのがいます。
この時の部活にもゴマすり野郎がいました。
そのゴマすり野郎は真夏に常温どころではない、チンチンに沸いたお茶を水筒に入れて持ってくるのです。
顧問の先生は、もうもうと湯気があがる彼の水筒をみて
○○(ゴマすり野郎の名前)は偉いなあ!
先生の言う通りに熱いお茶飲んで
といって、そのゴマすり野郎をとてもかわいがります。
すると、最初は常温の飲み物を持ってきていた連中の中にも
僕も先生に褒められたい
と思い始める奴がいるようで、ゴマすり野郎と同じようにチンチンに沸いたお茶を持ってくる奴がジワジワ増えてきたのです!
僕は、そんな流れを
アホか!
ゴマすり野郎どもめ!
と思っていました。
でも、周りがどんどん熱いお茶を持ってくる流れに耐え切れず、部活に熱い茶をもっていくようになりました・・・
お前もゴマすり野郎じゃないか!
夏休みの部活の休憩時間。
木陰には汗まみれで熱い茶をすする集団がいました。
狂気の沙汰です
そんな部活を3年間続けました。
まあ温度が熱くても水分補給は自由だったので、僕より上の世代の人の部活よりはマシだったと思いますが。
ネットで調べてみると「夏にあえて熱いお茶を飲む」のは実際に体に良いという情報をよく見かけるので、顧問の先生の言ってた通り熱いお茶は体にはよかったのかもしれませんが、やっぱ運動してるときは冷たいものが飲みたいです。
今の子たちは、そういうのが自由なので羨ましいなあと思います。
それでは、またー。
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