こんにちは、ゆんつです。
僕は2017年10月くらいから、貯金の一部を使って株式投資を始めました。
預金口座にお金を預けていても利子が全然つかないので、それなら投資の勉強も兼ねて株でもやってみようと思ったのが株式投資のきっかけです。
でも、全くの素人がやって儲かるほど株式投資が甘いはもはなく、一時は保有銘柄がどんどん下落して、投資した資金が半分くらいまで減少したこともありました。
それでも、ちょこちょこと売ったり買ったりしながら損失を取り戻し、現在は投資金額よりもちょっとマイナスくらいまで戻すことができました。
あと少し
そんな、山あり谷ありの4年間の投資経験の中で、最も損をした銘柄があります。
どこの株?
それは、「アサヒ衛陶」という会社の株式です。
この銘柄を購入したのは、株式投資を開始してまだ間もない頃。
当時、中国の習近平国家主席が中国各地のトイレをきれいに整備する「トイレ革命」の推進を指示したことで、経済ニュースなどで日本のトイレメーカーにスポットライトが当たっていました。
僕も
中国全土のトイレを整備するとなると、日本のトイレメーカーも相当儲かるに違いない!
と思い、トイレ関連の銘柄を探しました。
TOTOやLIXILなど名前の知られたトイレメーカーは株価が高く中々手が出せません。
そんな中、僕が目を付けたのがアサヒ衛陶。
トイレなどの衛生陶器を製造する、東証2部に上場している会社です。
メジャーなトイレメーカーでないぶん、僕でも手が届くような銘柄でした。
これだ!
僕は、この銘柄に約30万円を投資しました。
下落に次ぐ下落
僕がアサヒ衛陶の銘柄を購入してから、おもしろいように株価は下落していきました。
下落の途中で好材料が出て一時的にストップ高になったりしたこともありましたが、それでも下落傾向は変わらず、買値まで戻ることは無く株価はダラダラと下がっていきます。
今から振り返れば、数万円の損失で逃げられそうな場面もあったのですが、
損したくないから、何とか元値までもどって欲しい!
という気持ちが強く、値下がりしていくアサヒ衛陶を保有し続けてしまいました。
我慢の限界
だらだらと下がっていくアサヒ衛陶を持ち続けていた僕ですが、去年の夏ついに踏ん切りがつきました。
大損しても良いから、アサヒ衛陶の株を売ろう!
これ以上保有していても元値まで戻る可能性は極めて低く、それならば大損するのを承知で売り、戻ってきたわずかな資金を次の投資に回した方が良い、ようやく決断できたからです。
僕は約30万円で購入したアサヒ衛陶の株式を約7万円で売却しました。
約23万円の損失です。
僕の投資経験の中での最大損失となりました。
ちくしょう!
得た教訓
アサヒ衛陶を購入したことで得た教訓は
損切の重要性
です。
実は、2,000円台の時に株を手放そうと思ったことが何度かあったのです。
でも最終的には、
今売ると損するから元値になるまで持っておこう
という気持ちが勝ってしまい、売ることが出来ませんでした。
数万円の損をしたくないあまりに、結果的に23万円の損失につながったのです!
スパッと切ってりゃ数万円の損だったのにな
損切の重要性が心の底から理解できましたが、とても高い勉強代となってしまいました。
えっ、インサイダーしてたの!?
アサヒ衛陶のことをすっかり忘れていた2022年1月26日。
僕は、信じられないニュースを目にします。
それは、
アサヒ衛陶の元社長と知人が、社長在任中にインサイダー取引をしていた疑いにより逮捕された!
というものです。
アサヒ衛陶は2017年11月にヤマダ電機との業務提携を発表しています。
この業務提携の発表前に、どうやら元社長とその知人が会社の株を購入し、業務提携発表後に株価が高騰したときに株を売却し、多額の利益を得ていた疑いがあるみたいなのです。
業務提携のニュース発表後、1,300円台だったアサヒ衛陶の株価は急騰し3,000円台まで上昇しました。
その、上昇のピークぐらいでアサヒ衛陶を購入したお人よしの馬鹿野郎が、この僕です!
クソが!
トイレ会社だけにね
アサヒ衛陶ではうんこしません
このニュースを見て僕は心に決めました。
僕はこれから先、アサヒ衛陶のトイレではうんこしません!
してやらない!
無力な僕ですが、僕にだって意地があるのです!
どれだけお腹が痛くても、駆け込んだトイレがアサヒ衛陶のトイレだったらしません!
困るのはお前だろ
漏らした方がマシ!
だから困るのはお前自身だよ
僕は一生この事件を忘れないでしょう。
トイレ会社だからと言って何でも水に流せると思ったら大間違いです!
我ながら上手いこと言ったな
全然、上手くねえよ
ここ最近で、一番腹が立ったニュースでした。
それでは、またー。
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