こんにちは、ゆんつです。
今回の電子工作は、こんなものを買ってみました。
秋月電子のNJM4580DD使用ヘッドホンアンプキット(AE-KIT45-HPA)という電子工作キットです。
ヘッドフォンアンプというのは、ヘッドホンやイヤホンで音を聴くときに音質を向上させたり、音量を調節するための機器。
僕は音質にこだわりはあまり無いのですが、値段が税込540円と安く、何となく作ってみたかったので買ってみました(笑)
今回は
に挑戦したいと思います。
パーツ一覧
- オペアンプ NJM4580DD × 1
- ICソケット(8ピン)× 1
- カーボン抵抗 47Ω 1/4W × 2
- カーボン抵抗 47Ω 1/4W × 2
- カーボン抵抗 4.7KΩ 1/4W × 2
- カーボン抵抗 10KΩ 1/4W × 4
- カーボン抵抗 47KΩ 1/4W × 2
- 電解コンデンサ 10μF 50V × 2
- 電解コンデンサ 470μF 25V × 4
- 半固定ボリューム 10KΩ × 2
- 3.5Φステレオミニジャック × 2
- 基板用コネクタ × 1
- 電源ケーブル × 1
- 基盤 × 1
基盤の表と裏は以下のような感じになっています。
組み立て開始!
それでは、ヘッドフォンアンプキットを組み立てていきます。
セオリー通り背の低いパーツからつけていくので、まずは抵抗から。
抵抗は全部で10本入っており、数種類の抵抗値があるので各抵抗値ごとに分けました。
付け間違いすると大変ですからね
説明書にはどの抵抗を基盤のどの記号の部分につければよいかが示されているので、説明書どおりに基盤に抵抗を設置し、はんだ付けしていきます。
基盤に10本の抵抗が付きました。
続いてICソケット。
基盤の図柄と切欠きを合わせて配置し、はんだ付け。
次は、ステレオミニジャックを基盤のINとOUTに配置して、はんだづけ。
基板用コネクタを基盤の図柄と一致するように向きを合わせて配置し、はんだ付け。
可変抵抗を配置して、はんだ付け。
電解コンデンサは数種類あるので、説明書を見ながら極性に注意して配置し、はんだ付け。
今回のヘッドホンアンプキットの電源電圧はDC4.5~15V。
電源には9Vの電池を使おうと思うので、電源コネクタを少し加工して9V用のバッテリースナップ(別売)につなごうと思います。
電源コネクタとバッテリースナップを繋ぐと、こんな感じになりました。
このあとオペアンプをICソケットにさしこむのですが、説明書ではオペアンプを挿す前に動作チェックをするように書かれています。
その動作チェックとは
- 電源が短絡していないか+と-をテスターの導通チェッカーで確認
- 電源を入れて、オペアンプの仮想GND(R1とR2の接続点)が電池の電圧の半分であることを確認
というものです。
チェックが完了したら一旦電源を切ってから、オペアンプをICソケットに取り付けます。
オペアンプの足の幅とICソケット挿し込み口の幅が微妙に違っているので、足の幅を調整しながらICソケットにはめ込んでいきます。
オペアンプがキレイに入ったと思っても足が一本ソケットからはみ出していたりして、何度かやり直しをしました。
全行程の中で、ここが一番苦労しました
何度かのチャレンジの末、無事にオペアンプがソケットに入りました。
以上で、AE-KIT45-HPAは完成です!
動作確認
電源として9V電池を接続し、IN側にはオーディオコードを接続してパソコンと接続、OUT側にはイヤホンを接続して正常に動作するか確認します。
パソコンで適当な音楽を流してみます。
聞こえる!
きちんと聞こえます!
ちなみに、2つある可変抵抗の右側が右耳のボリューム、左側が左耳のボリュームになっています。
左右でボリュームが独立してるんだね
無事に動作確認も完了しました。
というわけで、秋月電子のNJM4580DD使用ヘッドホンアンプキットを組み立ててみました。
今はPCで音楽を聴くときは、このヘッドホンアンプを使っています。
僕は音質にこだわりがないのでこのアンプの詳しい音質はわかりませんが、雑音も無く聴きやすい音だと思います。
今回も楽しく作ることが出来ました。
次は何を作ろうかな
それでは、またー。
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