こんにちは、ゆんつです。
僕は月1回くらいの割合で、砥石を使って包丁を研いでいます。
素人が研ぐので職人さんが研いだような仕上がりにはなりませんが、それでも研いだ包丁はビックリするくらいよく切れるようになります。
僕が使っている砥石はシャプトンの刃の黒幕の#1000で、今から6年くらい前に購入したものです。
最近、包丁を研いでいて感じることがありました。
その感じたこととは
砥石の外側のほうはよく包丁に当たるけど、砥石の中心部分が包丁に当たりづらくなってきてるなあ
ということです。
どうやら砥石を使っているうちに砥石の中心部分が砥石の外側に比べて減ってしまい、砥石の表面が水平ではなくなっているようなのです。
砥石を購入してからこれまで6年間、砥石の手入れは全くしてきませんでした。
へこんでしまった砥石を修正する方法を調べてみると、
修正砥石を使って砥石を修正する
という方法があることを知りました。
修正砥石は、その名の通り砥石を修正する砥石のことで、修正砥石で砥石を研ぐことで砥石の表面を水平に修正してくれるものです。
僕はさっそくAmazonでIROKCAKPTというメーカーの修正砥石を購入し、砥石の修正をすることにしました。
今日は
に挑戦してみたいと思います。
IROKCAKPTの修正砥石
IROKCAKPTの修正砥石のパッケージは以下のような感じです。
生産国は中国です。
初期不良があった場合、購入から30日以内はメーカー保証で交換してもらえるようです。
これがIROKCAKPTの修正砥石です。
サイズは横180mm×縦60mm×高さ25mm
修正砥石には斜めの溝が彫られており、この溝がある側で砥石をこすります。
ちなみに、裏面はこんな感じ。
重さは約472.2gでした。
IROKCAKPTの修正砥石で砥石を面直しする
それでは、実際に修正砥石を使って砥石の面直しを行いたいと思います。
まずは砥石に鉛筆やペンなどで格子模様を描きます。
そして砥石と修正砥石を10分くらい水に浸けます。
僕は
修正砥石も水に浸けないといけないのかな?
という疑問を持っていましたが、貝印のサイトで修正砥石も水に浸けるように書いてあったので、それに従います。
10分経ったら砥石と修正砥石を水からひきあげ、砥石を布巾などの上に置いてすべらないようにします。
あとは、描いた格子模様がすべて消えるように、ひたすら砥石を修正砥石でこすります。
格子模様が消えたので、一旦砥石を水洗い。
格子模様が消えたら、砥石のフチの角を修正砥石で数回こすって面取りをします。
砥石の面取りをすることで、砥石のフチの直角が滑らかになり、包丁を研ぐときに刃を傷めたり、手を怪我する可能性を減らすことができるみたいです。
以上で、砥石の面直しは完了です!
修正砥石の角に注意!
砥石を修正砥石で削る際に、砥石が動かないように手を使って砥石をおさえる場合。
修正砥石の角が砥石を押さえている手に当たらないように注意しましょう。
修正砥石の角は直角でとがっているので、砥石を押さえている手に当たると、手を傷つけてしまう可能性があります。
僕は修正砥石で砥石をこすっているときに、砥石を押さえている手に修正砥石の角をぶつけてしまい、少しだけ出血してしまいました。
大したことはありませんでしたが
面直しした砥石で包丁を研ぐ
面直しした砥石で、さっそく包丁を研いでみます。
いままでは、砥石の外側が包丁に良く当たる感触がありましたが、面直し後は砥石の真ん中がしっかり包丁に当たっている感触があります!
砥石を購入したてのときの、砥石の全ての面が均等に包丁に当たってる感触が蘇りました!
やったぜ!
面直しの頻度について
刃物を研ぐプロの方は、包丁を研ぐ前には必ず砥石の面直しをするようです。
でも、僕はプロではないし、毎回やると大変なので2~3か月に1回くらいの頻度で面直ししようと思います。
作業後のお手入れ
作業後の修正砥石は、軽く水洗いして、砥石と一緒に日陰で干して乾燥させて、箱に仕舞いました。
まとめ
というわけで、IROKCAKPTの修正砥石をつかって砥石の面直しをしてみました。
思ったより簡単に面直しすることができ、面直し後は包丁が砥石の中心部にしっかり当たるようになったので良かったです。
IROKCAKPTの修正砥石は
でした。
もし、修正砥石の購入を考えている場合は、値段も安いので試してみても良いかもしれません。
包丁の手入れも大事ですが、砥石の手入れも同じように大事ですね。
それでは、またー。
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