こんにちは、ゆんつです。
先日起きた、ちょっと怖かった出来事をご報告します。
母、兄、兄の息子、僕の4人で車で出かけようとしていた時のことです。
運転手は母。
助手席には僕が座り、後部座席に兄と兄の息子が座っていました。
車のエンジンをかけ、いざ出発する直前
運転手の母親が突然
キャー!
という大音量の悲鳴を発し、シートベルトを外して突然車から降りてしまいました。
えっ、何!?
えっ、何!?
とびっくりする僕たち。
母の悲鳴の理由はすぐに判明しました
でかいクモがいた!
車から降りた母は
ク、クモー!!
クモがいる!
絶叫しました。
足元を見ると、かなり大きなジョロウグモが運転席の左足を置く辺りにいます。
僕たちは
何だそんなことか・・・
と拍子抜けしましたが、実はそれよりもっと怖いことが起きていたのです!
車が動いてる!
クモー!
と叫んでいる母を見ながら、僕は少し違和感を感じました。
母の後ろの景色が少し動いたような気がしたのです。
兄もすぐにそれに気づきました。
僕と兄は同時に
車が動いとる!
車が動いとる!
と叫びました。
助手席の僕はすぐにサイドブレーキを引き、車は止まりました。
そして
母さん!
ギアがドライブに入ったまま!
と叫ぶと、母も事態に気づいて慌てて運転席に乗り込み、ブレーキを踏んでギアをパーキングに入れました。
なんと、母は大きなクモが足元にいたことでパニックを起こし、ギアをドライブに入れサイドブレーキを下ろした状態で車外に飛び出していたのです!
幸い実家の敷地内での出来事ですぐにサイドブレーキを引いたので、ほんの少し車が動いただけで大事にはなりませんでしたが、場所が違えば事故になりかねません。
お説教される母
車がきちんと停止した後。
兄と僕は母を延々と説教しました。
いくらクモが怖いからと言って、ギアをドライブに入れたまま車から降りるなんて言語道断です。
兄と僕から集中攻撃された母は涙目になりながら
もうクモや苦手な虫がいても、絶対にギアをドライブにいれたまま逃げません!
と僕たちに誓いました。
遺産は兄の息子にあげるみたいです
兄と僕から集中攻撃をうけ、孤立無援状態だった母。
説教が終ったあと。
それまで黙って事の推移を見ていた兄の息子が
何も無くてよかったね。
次は気を付けたらいいよ。
おばあちゃんに怪我が無くてよかった。
と優しい言葉をかけました。
その言葉に母は
○○ちゃん(兄の息子の名前)ありがとね。
もし、ばあちゃんに何かあったら、遺産はこの2人(兄と僕)じゃなくて全部○○ちゃんのものだからね
と言いました。
どうやら、兄と僕はしつこく説教したことで遺産の対象から外されたようです。
皆さんもお気をつけください
皆さんはこんなことはしないとは思いますが、苦手な虫などがいたからと言って、ギアをドライブに入れたまま運転席から離れるようなことがないように気をつけてください。
ちなみにジョロウグモですが、基本的に人間に害を加える可能性は低く、こちらが何もしなければどうってことは無いクモです。
体の色が黄色と黒の警戒色なので怖い感じがしますが、放っておけばいいだけなので、もし車内にいてもパニックを起こさないようにしましょう。
それでは、またー。
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