かくありたい

雑記

こんにちは、ゆんつです。

先日、遠方から帰ってきていた来た友人に会っていました。

彼は幼馴染なのですが、今は東京で働いています。

その友人の父親が亡くなったので、葬儀のために実家に戻ってきていたのです。

お葬式は家族葬だったので僕は行くことはできなかったのですが、お葬式が終わり友人から「明日東京に戻るから飯でも食おう」という電話があり会うことになりました。

そして食事の席で友人から聞いた彼のお父さんの最後と言うのがとてもカッコよくて感動しました。

今日はそのことについて書きたいと思います。

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立つ鳥跡を濁さず

友達の父親が体調不良で病院に行ったのは今年の春の事でした。

精密検査を受けた結果はもう手の施しようがない状態。

友人の父親は余計な治療はせずに限界まで自宅で過ごすことを選んだそうです。

自宅に戻った友人の父はまず遺言を書いて財産を配分し、これまでの人生でお世話になった方々に自筆で自分の現状とこれまでの感謝の気持ちを手紙に書いて送り、自分が亡くなった後に家族にとって不要となる物の整理などをせっせとはじめたそうです。

定年まで技術職だったので書斎には沢山の専門的な本があったそうなのですが、そのような本も自分で全て整理し、衣類なども良いものは近しい人に形見分けとして譲り最小限の物だけを残したそうです。

更に葬儀会社に連絡して自分が無くなった場合の葬式のプランなどを打ち合わせ葬儀の手配まで終わらせたということです。

そして自分が亡くなった際に知り合いなどに出す死亡報告の葉書も日付の部分だけ空白にしてパソコンで作成し、自分の死後に家族がやるべきことが最小限になるようにしていたそうです。

残された時間で片づけをし、見ておきたいものを見て、会いたい人に会い、食べたいものを食べて旅立ちました。

死後、残された家族がすることは葬儀会社への連絡とあらかじめ作ってくれていた死亡報告のはがきに日付を入れて印刷し投函することと、役所などへの届け出だけだったそうです。

僕はこの話を聞いたときに「なんてカッコいい人なんだ」と衝撃を受けました。

こんなに綺麗な去り際は無いと思ったからです。

残された人の手をほとんど煩わせない、最高の終わり方だと思います。

僕は友人に「凄くカッコええお父さんやね」と言うと、友人はにっこり笑って「ありがとう」と言いました。

影響されやすい僕は・・・

友人と別れ家に帰ると既に深夜に近い時間でした。

友人の父親の話に影響された僕は眠さをこらえて押し入れの整理を始めました。

押し入れの奥には高校時代や大学時代に買っていたエッチな本が段ボール2箱もあるのです。

これまで何度も処分を検討しました。

でも僕の青春が全て詰まっているので捨てられなかったのです!!

これを捨てると自分が自分でなくなるような気がしたのです!!

でも、友人の父の話を聞いて踏ん切りがつきました。

僕が旅立つのはまだまだ先だと思いますが一寸先は闇。

いつ事故にあうとも限らないのです。

万が一の時に友人の父親ほどではなくとも残された家族の手を煩わせたくないのです。

万が一の事があって「生前好きだったから」とエロ本を棺桶に入れられでもしたら参列者に末代まで語られてしまいます。

押し入れから段ボールを引っ張り出して中身を1つずつ吟味していきます。

でも、いざとなるとやっぱり捨てられないのです!!

じっくりと読んでしまい整理の手が止まってしまうのです。

僕は再び段ボールを押し入れに戻しました。

もし万が一の事があった時は申し訳ないけども家族に処分をお願いすることに決めました。

僕は友人の父親のようにカッコよく終わることはできなさそうです。

もし僕に万が一の事があっても、家族が押し入れにある段ボールの中身を見た時恐らく「死んでくれてありがとう」と思い涙も止まるはずです。

それでは、またですー。

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