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赤缶とカレーミックスの違いなどについて

料理

こんにちは、ゆんつです。

皆さんこの商品を知っていますか?

これはスパイスやハーブで有名なS&B食品から発売されている「赤缶カレーミックス」です。

初めてこの商品を見た時、古くからあるカレー粉の赤缶をただ巨大化した商品かと思っていました。

でもこれらは全然違う商品なのです。

今日はS&B赤缶カレー粉(ここからは「赤缶」と呼びます)と赤缶カレーミックス(ここからは「カレーミックス」と呼びます)について書きたいと思います。

赤缶とカレーミックスの違い

赤缶

1950年に発売され、国内の家庭用カレー粉市場で8割を超えるシェアを占めている大人気ロングセラー商品です。

赤缶はあくまでもカレーであることが特徴です。

つまり色んな香辛料が混ざっているだけなので、赤缶でカレーを作る場合はカレー粉に薄力粉やサラダ油を加えてルウを作る必要がありますし、それ以外に塩や砂糖やコンソメなどの調味料も必要になります。

カレーの土台になる調味料が赤缶です。

カレーミックス

2003年に発売された赤缶に比べるとまだ歴史の浅い商品です。

缶にも書かれていますが、カレーミックスは新しいタイプのカレールウです。

つまり誰もが知っている板状のカレールウ。

あれを溶けやすいようにフレーク状に砕いたものです。

ですので赤缶とは違いカレー作りに必要な調味料はもう全て入っています。

ルウなので、これでカレーを作る場合は肉や野菜を煮てこれを入れて混ぜるだけで完成します。

赤缶がカレーの土台でこれからルウを作っていくのにくらべて、カレーミックスはもう既にカレールウとして完成しているのが大きな違いです。

そして砕いてあるルウなので溶けやすく少量でも使えて便利です。

カレーはもちろんカレーピラフやカレーうどんなど、カレー味の料理に簡単に使うことが出来ます。

ちなみに缶を開けると専用のさじが付いています。

成分の違い

赤缶 カレーミックス
原材料 ターメリック
コリアンダー
クミン
フェネグリーク
こしょう
赤唐辛子
ちんぴ
香辛料
食用油脂(パーム油、なたね油、大豆油)
小麦粉
カレー粉
でん粉
食塩
乳糖
砂糖
オニオンペースト
香辛料
酵母エキス
調味料(アミノ酸等)
カラメル色素
酸味料
香料

こうしてみると赤缶は単純にスパイスが混ぜ合されている感じですが、カレーミックスには香辛料の他カレールウになるための調味料が沢山入っていることがわかります。

使い分け

赤缶は香辛料だけのシンプルな味なので、これを土台にして色んなものを加えて独自のカレーを作ったり、カレー風味をつけたい料理(タンドリーチキン、カレー風味の揚げ物など)に良く合います。

カレーミックスは香辛料に加えて旨味やコクを出すための砂糖やオニオンペーストなどの調味料が既に入っているので強いカレー味にしたい料理に良く合います。

そのままカレーに使ったり、カレーうどんにしたり、カレーチャーハンにしたりなどカレー風味では無くてしっかりとカレー味にしたいものにとても良く合います。

どっちも必要

僕は今まで赤缶で作っていたもの(カレー味のフライやタンドリーチキンなど)をカレーミックスで作ったことがあるのですが、風味づけに使うにはカレーミックスはややカレー味が強めです。

軽いカレー風味にしたい場合にはやはりシンプルな赤缶のカレー粉の方が合うように思います。

逆にしっかりしたカレー味がついていた方が良いカレーやカレーうどんやカレーチャーハンなどはカレーミックスで作った方がコクがあって美味しいです。

ですのでどちらも必要ですね。

僕の家の調味料入れには赤缶とカレーミックスが仲良く肩を並べています。

上手に使い分けて、少しでも美味しい料理を作りたいですね。

それでは、またですー。

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