こんにちは、ゆんつです。
今年の夏、何度か海に遊びに行きました。
海についてまずやることは、皆で役割分担をして日よけのタープやテントを張ることです。
僕もお手伝いをしてテントやタープにロープを結びつけていました。
僕のロープの結び方は単純に固結びを2回するだけだったんですが、一緒に作業をしていた知人はとても綺麗に結んでいます。
しかも結び方がスピーディーで手際が良くとてもカッコいいのです。
出来上がった結び目は自分の団子のような結び目と比べると美しさが全然違います。
僕は自分の結び目が恥ずかしくなり、自分がした結び目をすべてほどいて教えを請いました。
そして生まれて初めて「もやい結び」という結び方に出会ったのです。
その場で「もやい結び」のやり方を教えてもらいましたが、家に帰るときれいさっぱり忘れていました。
そこで僕はこんな本を注文しました。
そしてダイソーでロープを買い「もやい結び」の特訓を始めたのです。
もやい結び
もやい結びは素早く結べて強度も高いのに固く締まっても容易に解くことができるので「結びの王様」と呼ばれています。
ただし、できた結び目に直接的な負荷がかかるとほどけやすいので注意が必要です。
手順
1. ロープの途中に輪っかを作る
ロープの途中(先端の近く)に輪っかを作ります。
2. ロープの端を作った輪の中に通す
先ほど作った輪にロープの先を通します。
通し方は下から上です。
まだ輪は締めません。
3. 輪の中を通した先端をロープの下にくぐらせる
輪の中を通した先端を、手元側ロープの下にくぐらせます。
4. ロープの先端を輪の中に通します
手元側ロープの下をくぐらせた先端を輪の中に通す。
5. ロープをぎゅっと締めて完成
手元側ロープと先端を同時に引っ張るとロープが締まって、もやい結びの完成です。
もやい結びは結び目を自由に移動させることができるので、必要に応じて輪っかを広げたり縮めたりすることができます。
テントやタープを結んだり、バケツを結んで川で水を汲んだりするときに使えます。
結ぶのは面白い!
もやい結びができるようになったので、最近の僕は暇があればロープと本を片手にいろんな結び方を練習しています。
ただ単純にロープを結ぶだけなのですが、これが結構奥が深くて面白いです。
「へー。この結び方はこんなにきつく縛れるのか」とか「こんなに固く縛れるのに、引っ張るだけで簡単にほどける!」とか実際に手を動かして結んでみるといろんな発見があります。
僕はアウトドアに頻繁に行くわけではないのであまり利用する機会はありませんが、ロープテクニックは人を救助したりするのにも使えるので覚えておいて損はありません。
また、手を使うのは脳トレにも良いと言われています。
結び方の練習を繰り返すことでロープが速く上手に結べるようになって、なおかつ脳にもいい影響があるなら申し分ありません。
来年海に行ってテントやタープを張る時がきたら、さり気なくササッと「もやい結び」を決めたいと思います。
それでは、またー。
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