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旧下関英国領事館で明治気分

観光

こんにちは、ゆんつです。

下関市の唐戸には様々な歴史的建造物があります。

そんな歴史的な建造物の中でもカモンワーフの近くにあり、ひときわ目を引くのは「旧英国領事館」だと思います。

1901年につくられたレンガ造りの建物は、その一角だけ明治時代の佇まいを残しています。

この領事館。

現存する領事館としては日本最古の建物なんだそうです。

今日はそんな旧英国領事館について書きたいと思います。

歴史

1901年下関英国領事館が開設されますが、その時の領事館は現在の場所ではありませんでした。

現在地に英国領事館が新築されたのは1906年。

太平洋戦争によりイギリスと戦争になった1940年末ごろに閉鎖。

終戦後の1954年に下関市がこの建物を購入。

1987年に下関の指定有形文化財に指定されます。

そして1999年重要文化財に指定され、2008年からの5年間の改修工事を経て現在に至ります。

改修工事では失われていた玄関上部の紋章をイギリス王室の許可を得て復元しています。

建物内

内部の見取り図はこんな感じです。

1階

文書室及び待合室

領事室

領事が執務をしていた部屋で、椅子や机などの備品は当時の物らしいです。

当時の領事はこんな感じの景色を見ていたんでしょうね。

エリザベス女王の肖像画もあります。

寿美花代にそっくりだと思うのは僕だけでしょうか?

椅子や暖炉にはあるマークが刻まれています。

これは英国領事館建設時の国王エドワード7世(アルバート・エドワード)のイニシャル「E・A」です。

最初見た時はイニシャルだと解らずに、職員に浜崎あゆみのファンでもいるのかと思いました。

海事監督官室

こちらには幣串が展示されています。

幣串とは建物の上棟式の時に飾られる祝い柱のことです。

柱には明治参拾九年八月九日と書かれており、歴史を感じさせます。

 

ちなみに書記官室は現在、事務所兼土産屋さんになってます。

2階

階段を上って2階にあがります。

かつての寝室と居間は、現在カフェになっています。

1階の暖炉は飾りですが、2階の暖炉は冬の間は実際に火がくべられます。

暖炉の壁にはプロジェクターによりピーターラビットに関する説明映像が流れていました。

暖炉の火を眺めながらゆっくりティータイムを楽しむのもいいかもしれませんね。

こんなものも

行った時期がクリスマスシーズンだったせいか、入り口付近にはこんなものがありました。

巨大なリースを背景に写真撮影が出来るようです。

ちゃんとスマホでセルフ撮影ができるようになっていました。

アクセスなど

施設名 旧下関英国領事館
住所 山口県下関市唐戸町4-11
アクセス
入館料 無料
駐車場 無し
近隣の有料駐車場を利用することになります
トイレ 有り
男性用、女性用、多目的トイレがあり綺麗です。
1口メモ 入り口にはためくユニオンジャックの国旗とレンガ造りの建物。
当時の英国領事館の雰囲気が存分に味わえます。
小規模な建物なので、10分あればサクッと見学できます。
カモンワーフの目の前にあるので、カモンワーフに遊びに来た時には立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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