こんにちは、ゆんつです。
僕が学生時代に一番嫌いだったスポーツ。
それは、持久走やマラソンなどの長距離走です。
走っているとすぐに横腹が痛くなるわ、口の中に血のような味が広がってくるわ、しんどいわで大嫌いでした。
学生時代の部活では、練習の始まりは決まって学校周辺を3kmランニングでした。
いつも集団から一人だけ大きく遅れるのが僕。
そして皆から見えないくらい離れたら、ズルしてショートカットしていました。
皆の半分くらいしか走りませんでした
とにかく長距離を走るのが嫌で嫌で仕方なかったのです。
そして、社会人になってからは全くと言っていいほど走らなくなって10年以上経ってしまいました。
そんな僕が今、毎朝4kmのスロージョギングをしています。
体型の維持が一番の目的なのですが、スロージョギングと出会って走ること自体が楽しくなってきているのです。
今日はスロージョギングの良さについて書きつつ、皆さまにもスロージョギングをお勧めしたいと思います。
スロージョギングとは?
スロージョギングはウォーキングと同じくらいの速度で行うゆっくりとしたジョギングで、通常のウォーキングの約1.6倍のカロリーを消費することができます。
ウォーキングとのスロージョギングのフォームの大きな違いは
ウォーキング | スロージョギング | |
歩幅 | 広い | すごく狭い |
着地 | かかとから | 足の指の付け根から |
腕の振り | なるべく大きく振る | 自然に振る |
といった感じです。
歩幅はとても狭く半歩くらい。
片方の足の土踏まずの辺りにもう片方の足のつま先が常に位置するようなイメージです。
そして1分間の歩数は180歩を目安にします。
やってみるとわかりますが、1分間に180歩というのはかなり細かく足を動かさないと180歩にはなりません。
小刻みに足踏みをしながら前進するといった感じになります。
でも小刻みに足を動かすことで、カロリーの消費を増やしてくれるのです。
最初は難しいかもしれませんが、慣れれば誰でも出来るようになります。
そして大事なのが「ニコニコペース」。
速度を速くしてきつさに顔をゆがめて走るのではなく、笑顔でいられる程度の速度でのんびり走るのです。
きつくなったら歩いても構いません。
きつさが無くなって、また走れそうになったら走ればいいのです。
「歯を食いしばって頑張らない」
これが、スロージョギングの大事なポイントです!
スロージョギングの良いところ
1年以上スロージョギングを続けてみて、良かった部分について書きます。
根性なしでも続けられる
スロージョギングは「ニコニコペース」なので普通のジョギングに比べてかなり楽です。
ウォーキングを少し強めにした程度です
きつい運動の場合はどうしても「今からやるぞ!」というような気合が必要になりますが、スロージョギングはちょうど良い感じに緩いので、まるで近所のコンビニに出かけるような感じで走りに出かけることが出来ます。
気楽にできるので、僕みたいな根性なしでも継続できます。
疲れが蓄積しない
スロージョギングの疲労は寝れば簡単にとれるくらいの程よい疲労感なので、疲れが翌日に残りません。
しかも程よい疲労感のおかげで、良く眠れます。
デブでも足首や膝が痛くならない
太っている人が普通にジョギングをすると、衝撃を吸収する膝と足首が痛くなりやすいです。
実際、僕は体重がピークの頃に普通のジョギングをして足首が痛くなり1日でジョギングをやめたことがあります。
でも、スロージョギングでは足首や膝が痛くなることがありませんでした。
スロージョギングでもスタミナはつく
たまに友人に誘われてテニスやフットサルなどをするのですが、スロージョギング以前はすぐにバテていました。
開始から10分もすればバテバテで、足がほどんど動かなくなるのです。
でもスロージョギングを始めてから最後までしっかり足が動くようになり、長時間プレイしても息があがらなくなりました。
「スロー」という単語から何となく運動強度が低くてスタミナがつかなさそうなイメージがありますが、継続すればちゃんとスタミナがつきます。
体重が落ちた
ドカンと一気には落ちませんでしたが、ジワジワと体重が落ちました。
スロージョギングを1年続けてみたところ、体重が69kgから64.5kgまで落ちました。
食事制限も少しだけしましたが、スロージョギングの効果がかなり大きかったと思います。
最初は電柱を目標にするといいかも
スロージョギングを開始した最初の頃。
僕は「電柱」を区切りにして走っていました。
「次の電柱までは走る。その次の電柱までは歩く。」といった感じで、スロージョギングとウォーキングを交互にやっていました。
目標が近いとやる気がでます!!
そうしているうちに、最初は「次の電柱まで」だったのが「次の次の電柱まで」「次の次の次の電柱まで」と言った感じにスロージョギングの区間が伸びてウォーキングの区間が減っていき、いつのまにか4kmを一度も歩かずにスロージョギングが出来るようになっていました!
僕みたいに長距離を走るのが苦手な人は、最初から全部の距離をスロージョギングしようとはせずに区間を短く区切ってウォーキングとスロージョギングを交互に行うと、体も慣れてきますし挫折しにくいと思います。
体力や根性がない人にこそスロージョギングはおススメです
スロージョギングは
- 根性が無い人でもできる程よい運動強度
- カロリー消費がウォーキングの約1.6倍
- 体への負担が少ない
という、誰にでも出来るとてもお勧めのジョギング方法です。
スロージョギングを毎日続けていくうちにそれが習慣となり、走ることが生活の一部になります。
そうなると体型も体力も維持できるようになります。
僕は今、雨が続いて走れない日が続くとスロージョギングがしたくて体がウズウズするくらいです。
変われば変わるものです。
もし今「運動不足だから何か運動したいなあ」と思っている人がいたら。
僕は自分の経験から「スロージョギング」を推薦します。
僕でもできるから、誰でもできるよ
それでは、またですー。
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