最強ふりかけ!!旅行の友!!

食品

こんにちは、ゆんつです。

世の中には色んな「ふりかけ」がありますよね。

スーパーでふりかけを売っているコーナーに行くと

ゆんつ
ゆんつ

日本にはこんなにふりかけがあるのか!

いうくらい様々な種類があります。

そんなふりかけの中で僕が一番好きなふりかけは「旅行の友」

旅行の友パッケージ

熱々ご飯に旅行の友

小魚などを原料にした香ばしい粒々と海苔、ゴマ、卵のバランスが絶妙で、「旅行の友」だけで3杯はご飯が食べられるくらい大好きです。

僕が生まれる遥か昔からあるふりかけで、小さいころから今までずっと食べ続けています。

今日は大好きな「旅行の友」について、あれこれ書きたいと思います。

旅行の友

歴史

1916年(大正5年)、広島県呉市の「田中食品」で「旅行の友」は誕生します。

商品が開発されたきっかけは「第一次世界大戦」

持ち運びが簡単で栄養価の高い保存食を軍から要請され作られたのが「旅行の友」です。

当時、田中食品の創業者の息子さんも戦地に赴いており「戦地で頑張る息子に少しでも栄養のあるものを食べさせたい」という思いも「旅行の友」には詰まっていたようです。

ゆんつ
ゆんつ

味に親心もこめられてるんですね

完成した旅行の友を軍に収めると評判は上々で、その後一般家庭にも販売されるようになりました。

旅行の友について | 田中食品株式会社 - ふりかけ、旅行の友、食卓の笑顔と日本の食文化を考えて一世紀
ふりかけ「旅行の友」でお馴染みの<タナカのふりかけ>田中食品株式会社です。ふりかけ、まぜこみ用をはじめとする商品、広島東洋カープとの開発商品のご紹介をしています。

ネーミングの由来

「旅行などの弁当に手軽に使って欲しい」ということから「旅行」がとられ、創業者の田中保太郎さんの奥様の名前が「トモ」だったので、その奥様への感謝の気持ちから「トモ」がとられ、2つ合わせて「旅行の友」となったそうです。

ゆんつ
ゆんつ

愛妻家ですね

キャラクター

旅行の友のパッケージでおなじみの髪型が切符のキャラクター。

イメージキャラクターのトモちゃん

名前は「トモ」ちゃん。

このキャラクターは大智浩さんというデザイナーの方のデザインなんだそうです。

現在のパッケージになったのは1954年からで、それまではスチール缶に機関車の絵が描かれていました。

原材料など

旅行の友の中身

原材料

小魚粉末(鯖を含む)砂糖ごま
醤油食塩のり
小麦粉でん粉ぶどう糖
鶏卵粉末米油大豆蛋白
豚エキス鶏エキス蛋白加水分解物
乳清Ca(乳成分を含む)煮干エキスオニオン
デキストリン/調味料(アミノ酸等)着色料(ウコン、カロチノイド、紅麹)膨張剤

栄養成分表示 ※1食(約2.5g)当たり

エネルギー9.5kcal
蛋白質1.0g
脂質0.3g
炭水化物0.7g
食塩相当量0,31g
カルシウム40mg

約2.5gで牛乳40cc分のカルシウムをとることが出来ます。

ゆんつ
ゆんつ

カルシウムたっぷり!

復刻版もあるよ

発売当時の「旅行の友」を再現した、スチール缶バージョンの復刻版も発売されています。

興味があったので買ってみました。

復刻版旅行の友

缶には機関車や蒸気船の絵が描かれています。

復刻版旅行の友に描かれた蒸気船

復刻版旅行の友に描かれた機関車

当時の日本の風景ってこんな感じだったんでしょうね。

缶に書かれている文字の書体が、とても時代を感じさせます。

御飯にかけて ステキにうまい

というキャッチコピーは発売当時のものです。

当時としてはかなり目新しいキャッチコピーだったんじゃないでしょうか。

僕はこのパッケージだった時代には生まれていませんが、見てるだけで何となく懐かしい気持ちになってきます。

復刻版はふりかけを缶の穴から出す

しかも復刻版の旅行の友は、パッケージだけでなく味も当時の味が再現されています。

原材料を比較すると、現在の旅行の友に入っている玉子や海苔が復刻版には入っていません。

復刻版と現在版の見た目の違い

ふりかけのベースとなっている味付けも現在のものとはやや異なります。

ご飯にかかった復刻版の旅行の友

復刻版は今のふりかけよりも味がシンプルですね。

卵や海苔がない分、小魚で作られた茶色い粒々の香ばしい味が目立つ感じです。

ゆんつ
ゆんつ

香ばしくて美味しい

復刻版の旅行の友は、懐かしさと美味しさを同時に楽しめるふりかけになっています。

僕が一番好きな旅行の友の食べ方

僕の一番好きな旅行の友の食べ方は

お弁当づくりの時にふりかけられて、しばらく時間がたった旅行の友

を食べることです!

お弁当のご飯じゃなくても、普通に茶碗のご飯にかけても一緒じゃん

と思う人がいるかもしれませんが、それは全然違います!

ゆんつ
ゆんつ

今から説明します

お弁当を作ってご飯の部分に旅行の友をふりかけます。

お弁当箱に詰められた白ご飯

お弁当にかけられた旅行の友

そしてフタを閉めます。

お弁当のフタを閉める

お弁当を食べるのは作ってから4,5時間後です。

その4~5時間の間に、ご飯やおかずから出た湯気で旅行の友が少し湿ります。

するとご飯の上の旅行の友はほどよく水分を含んでしっとりして、ご飯と馴染んだ感じになります。

この、「ご飯とよく馴染んだしっとりとした旅行の友」が僕は一番好きなのです!

ゆんつ
ゆんつ

わかってくれます?

熱々ごはんにふりかけてサクサクした食感の旅行の友を食べるのも美味しいですが、お弁当のご飯にかけられた少し湿った感じの旅行の友をご飯と一緒に食べるのが一番美味しいと個人的には思っています。

というわけで、いただきまーす。

時間の経ってご飯とよく馴染んでいる旅行の友

ゆんつ
ゆんつ

おかずが要らないくらいうまい!

僕にとって「旅行の友」は、旅行だけじゃなくて「人生の友」ですね。

これからもずっと食べ続けていくふりかけだと思います。

「旅行の友」は本当に美味しいので、このふりかけを食べたことが無い方は是非ためしてみてください。

食べたらきっと長年にわたって愛されている理由がわかるはずです。

そしてきっと「旅行の友」が「人生の友」になるはずです。

それでは、またですー。

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