こんにちは、ゆんつです。
撮影した画像をブログにアップする場合。
必要になるのが画像の大きさの調整です。
画像の大きさをブログの表示幅に合うように調整してからアップするのですが、1枚や2枚ならチマチマと手作業で出来ますが、数十枚になるととても手作業ではやってられません。
やってられるか!
このような場合にPhotoshopでは画像縮小の作業を記憶させ、その記憶させた作業を利用してフォルダに入っている画像の大きさの一括変換を行うことができます。
今日はPhotoshopをつかって、フォルダ内の画像を一括変換してみます。
作業は複製した画像でやりましょう
画像を編集する際は、万が一のことを考えて元画像では行わず、元画像をコピーしたものを使うようにします。
元画像が上書きされたら大変だからね
画像の大きさの一括変換の方法
ここに3264×1836の画像があります。
これを640×360の画像に一括縮小したいと思います。
アクションを記録する
まず「画像を縮小して保存する」という一連の行動を記録します。
何でもいいのでPhotoshopで画像を開きます(行動を記録させるだけなのでどんな画像でもかまいません)。
画像が開いたらメニューバーから「ウィンドウ」→「アクション」をクリック
するとアクションパネルが開くので「新規セットを作成」をクリックします。
アクションセット名は自分の好きなセット名を付けてOKボタンをクリック。
作成したセットが選択されている状態で「新規アクションを作成」をクリック。
アクション名に自分の好きな名前を付けて「記録」ボタンをクリック。
記録ボタンをクリックすると、録画ボタンが赤くなりクリックした後から行う行動が記録されるようになります。
今回僕が行いたいのは画像の縮小なのでメニューから「イメージ」→「画像解像度」をクリックして画像解像度の編集画面を出します。
画像の大きさは幅640pxで高さ360pxなので、そのように設定しOKボタンを押下します。
アクションパネルを見ると、先ほど行った「画像サイズを変更する」という行動が録画されていることが解ります。
続けて、この大きさで画像を保存をしたいので「ファイル」→「別名で保存」して適当な場所に適当な名前で保存します(保存というアクションを記憶したいだけなので、保存場所や名前は何でも良いです)。
Jpegの場合は保存時に画像の圧縮レベルなどの設定画面も出ますので、それも自分の好みに設定します。
これで一連の画像縮小の処理が完了したので「停止」ボタンを押してアクションの録画を停止します。
録画ボタンが赤からグレーっぽくなって録画完了です。
フォルダ内の画像を一括変換する
録画した一連の行動を利用してフォルダ内のファイルを一括変換します。
ここからが本番!
メニューから「ファイル」→「自動処理」→「バッチ」をクリック。
実行欄の「セット」と「アクション」に先ほど設定したセットとアクションを指定し、ソースは「フォルダー」を選び、選択ボタンをクリックして大きさを変更したい画像が入っているフォルダを選択します。
4つあるチェックボックスは特に何もチェックしなくても良いですが、指定したフォルダの中にサブフォルダがあって、そのサブフォルダに入っている画像も縮小したければ「サブフォルダーを全て含める」にチェックを入れておけばいいと思います。
次に「実行後」で「フォルダー」を選択します。
そして選択ボタンをクリックして変換後の画像の保存先を指定ます。
最後に「ファイルの名前」で保存されるファイルの名前を設定します。
今回のケースでは、変換後のファイル名を「after」+2桁のシリアル番号(開始番号は1から)+拡張子という設定にしました。
ですのでサイズ変更後のファイル名は
after01.jpg、after02.jpg、after03.jpg・・・
といった感じで出来上がるはずです。
以上が全て設定出来たら「OK」ボタンをクリック。
すると、Photoshopが自動で次々に画像を開いては縮小し保存してくれるので終了するまで待ちます。
終了後にフォルダを確認すると、設定通りに640×360に縮小された画像が、指定したファイル名で出来上がっていました。
アクションさえ録画してしまえば
あとの作業は楽ちんです
他にも色んな処理を挟むこともできます
今回僕は画像の縮小だけしか行いませんでしたが、一連の処理には色調補正など様々なアクションを挟むこともできるので、細かく設定することで縮小だけではなく様々な処理を自動化させることもできます。
自動化できそうな処理はなるべく自動化して、他の作業の時間に使いましょう。
面倒なことはPhotoshopにお任せ
それでは、またですー。
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