こんにちは、ゆんつです。
PC自作の記事も第3弾となりました。
第1回目の記事では11年ぶりのPC自作に至ったいきさつや旧PCのスペック、新しいPCの構成などについて書きました。
![](https://konpure.com/wp-content/uploads/2020/07/pc_jisaku001-160x90.jpg)
第2回目の記事では購入したパーツをご紹介しました。
![](https://konpure.com/wp-content/uploads/2020/07/jisaku_items-160x90.jpg)
そして、必要なパーツが揃った第3回目の今回はいよいよ本番。
PCの組み立てに取り掛かります!
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やるぞ!
![](https://im-cocoon.net/wp-content/uploads/boy.png)
がんばれー
組み立てに必要なもの
PCのパーツはもちろんのことですが、組み立てに必要な工具があります。
まずは普通のプラスドライバー(2番)。
普通はこのドライバー1本で組み立てられるはずです。。
ただし「M.2 SSD」を装着する場合には、その取り付けに精密ドライバー(0番)が必要になります。
M.2 SSDを固定するネジが小さすぎて普通のドライバーでは先が合わないので、M.2 SSDを装着する場合にはあらかじめ用意しておきます。
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お前は準備してなくて、組み立て中にホームセンターに泣きながら買いに行ってたよな(笑)
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泣いてないぞ!
そして、あると便利なのがラジオペンチ。
マザーボードにスペーサーをつけるときに、ある程度手で締めて最後にラジオペンチで締めるときっちり留まります。
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まあ手でぎゅっと締めてもいいみたいですけどね
以上が必要な工具となります。
組み立て開始
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組み立てます!
体内の静電気を逃がす
組み立てに入る前に、何でも良いので鉄製のもの(水道の蛇口やドアノブ)などに触って体内の静電気を逃がしておきます。
マザーボードにCPUを取り付ける
マザーボードにパソコンの頭脳ともいえるCPUを取り付けます。
僕にとってはこの最初の作業が一番の難所で鬼門なのです。!
というのも僕は細かい作業をする時に、かなりブルブル手が震えるのです!
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だから工作とか細かい作業が苦手なんです
CPUの裏側にはたくさんのピンがあります。
このピンは曲げてはいけません。
ソケットにCPUを設置するときに手が大きく震えてピンを曲げたりしたら。
もう、そこで終わりです。
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怖いなぁ
ソケットとCPUには位置を合わせるための印があります。
ソケットのレバーを外して、お互いの印の位置が合うように置きます。
ソケットにCPUをそっと載せて少し位置を微調整してあげると、ストンとスロットにはまりました!
思った以上にあっけなくはまりました。
CPUがはまったらレバーを降ろしてCPUを固定します。
多少手が震えましたが、想像していたよりすごく簡単でした!
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案ずるよりも生むが易し!
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手が震える僕でも大丈夫だった!
最大の難関をクリアできました。
メモリを装着する
CPUを装着したので続いてCPUクーラーを装着したほうがよさそうですが、CPUクーラーは比較的サイズが大きくをほかの作業の邪魔になりそうなので、先にメモリなどを装着しようと思います。
16GBのメモリが2枚で32GBです。
メモリスロットはCPUに近いほうからA1、A2、B3、B4と4か所ありますが、どのスロットに差すかが重要です。
きちんとした場所にメモリを差さないと、メモリが持っている本来の能力を発揮してくれなくなります。
説明書を見るとA2とB2に差すようです。
メモリスロットとメモリには切り欠きがあり、向きを間違えて装着することを防止する仕組みになっています。
ラッチを外に倒し、メモリスロットとメモリの切り欠きを合わせて少しだけ力を入れて押し込みます。
きちんとハマるとラッチが元の位置に戻り、しっかりとメモリをロックしてくれます。
所定の位置に2枚差すことができました。
M.2 SSDの装着
「B450 Steel Legend」にはM.2のSSDの装着することができる2つのスロットがあります。
1つ目のスロットはCPUのすぐ近くにあるスロットでPCIE3.0x4接続という方式らしいです(画像の①)
そしてもう1つのスロットはマザーボードの端っこのほうにあり、こちらはPCIE2.0x4接続という方式らしいです(画像の②)
CPUに近いソケットの方が速度がでるみたいなので、そっちにつけます。
精密ドライバーを使って、マザーボードからヒートシンクを外します。
ヒートシンクが外れました。
取り外したヒートシンクの裏側には水色のフィルムが張られています。
このフィルムはSSDを装着して再度ヒートシンクを取り付ける際に外します。
SSDの端子をスロットに差し込みます。
差し込んだSSDは端子から先に向かって浮くような感じになりますが、ヒートシンクを載せてねじ留めすればまっすぐになるので大丈夫です。
ヒートシンクの裏側についている水色のフィルムを忘れずにはがします。
そしてSSDの上にヒートシンクを載せて、先ほど外したネジを使って留めます。
ヒートシンクを装着できました。
これでM.2 SSDの装着は完了です。
CPUクーラーを取り付ける
CPUに同梱されていた、リテールのCPUクーラーを取り付けます。
リテールのCPUクーラーを使う場合、マザーボードに最初からついているプラスチック製の部品はいらないので外します(マザーボード裏面にあるプレートは必要です)。
CPUクーラーは裏面にグリスがついています。
クーラーをCPUの上に乗せて四隅のネジを対角線上に均等に締めていきます。
4か所きっちりと締まったらOK。
CPUクーラーの電源ケーブルをマザーボードに接続して完了です。
ケースに電源を装着する
ケースに電源を装着します。
電源をケースの中に入れます。
ケース背面の穴と電源のネジ穴を合わせて、4つのネジで対角線上に締めていきます。
ケースに電源がつきました!
これで電源装着は完了です!
ただし、この方法だと後の作業で少し問題がありました。
今回使用する電源はマザーボードやCPUの電源ケーブル以外はプラグイン式になっており、必要なケーブルだけ電源に接続して使うようになっています。
僕はケーブルを接続せずに電源だけ先に本体に取り付けてしまったので、あとからケースに手を突っ込んで手探りでケーブルを挿すのが面倒でした。
ですのであらかじめ必要なケーブルを電源に接続した後にケースに取り付けるほうが作業が楽になると思います。
ケースにIOパネルを取り付ける
グラフィックボード以外のパーツは全部マザーボードに装着したので、マザーボードとケースを取り付けます。
マザーボードの付属品のI/Oパネルです。
これをケース背面にとりつけます。
今回一番苦労したのはこの作業でした。
ケースにI/Oパネルをはめるだけのとても単純な作業なのですが、I/Oパネルがなかなかケースにカチッとはまらないのです。
I/Oパネルの右側が入れば左側が外れて、上側が入れば下側が外れるというイタチごっこが続きます。
10分以上悪戦苦闘して、ようやくI/Oパネルがきれいにはまりました。
I/Oパネルがケースにきっちりはまると、I/Oパネルの丸いポッチがケースの外側から見えるようになります。
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ふぅ
マザーボードをケースに取り付ける
マザーボードをケースに取り付けます。
マザーボードにはスペーサーをつけるところが9か所あります。
初めから6つのスペーサーがついていたので、ケースにスペーサーを3つ追加します。
ケースにスペーサーがついたら、スペーサーの上にマザーボードを乗せます。
と、ここで問題が発生!
ケースのリアファンとマザーボードの外部コネクタのカバーが干渉してしまい、マザーボードが奥まで入りません!!
どうするか少し悩みましたが
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リアファンを外せばいいや
という結論に達しました。
というわけでリアファンを外します。
外しました。
改めてマザーボードをスペーサーの上に設置します。
ミリネジを使って9箇所をネジ留めしていきます。
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ネジは対角線上にちょっとづつ均等に締めていくといいですよ
マザーボードの設置が完了しました。
そして外したファンを再度ケースに装着します。
元の位置にファンがつきました。
見てもらうと解ると思いますが、外部コネクタのボックスとファンの間のスペースがほぼ無いです。
ケースが「P82 Flow」の場合、リアファンとケースの間のスペースが「B450 Steel Legend」の外部コネクタの大きさとほぼ同じなので、マザーボードの取り付けには
一旦ファンを外す → マザーボードを取り付ける → 再度ファンをつける
という作業が必要です。
ちょっと手間取りましたが、これでマザーボードのケースへの取り付けは完了です。
ハードディスクを装着する
データ保管用にハードディスクも購入していたので装着します。
トレイを引っ張り出しハードディスクをトレイに載せて、ネジでトレイとハードディスクをネジ留めします。
トレイにハードディスクが留まったら、トレイを格納庫に戻します。
これでハートディスクの設置は完了
これでハードディスク設置は完了です。
電源ケーブルの接続
電源に各種の電源ケーブルを接続していきます。
先ほども書きましたがこの作業は電源をケースに入れる前にやっておいたほうがいいと思います。
見通しの悪いところに手を突っ込んで感覚だけでケーブルを挿していくのは結構大変。
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手探り状態で接続することになります
すこし手間がかかりましたが、必要なケーブルを接続することができました。
各種ケーブルの接続
電源ケーブルやハードディスクとマザーボードを繋ぐSATAケーブル、ケースから伸びているUSB3.0やオーディオなどの各種ケーブルをマザーボードに接続します。
説明書を読みながら所定の位置にケーブルを挿すだけなので簡単です。
ところで、僕が購入したケース「P82 FLow」は4つのファンがついているのがウリなんですが、B450 Steel Legendはケースファンのケーブルを接続できるコネクタが3か所しかありません。
ただP82 Flowの付属品には4分岐しているコネクタがあります。
これを利用して4つのファンのケーブルをコネクタに接続し、もう片方をPATA電源に繋ぎます。
これで4つのファンも回るはずです。
以上でグラフィックボード以外の各種ケーブルの接続も完了です。
グラフィックボードを取り付ける
いよいよ最後のパーツ、グラフィックボードを拡張スロットに取り付けます。
僕の購入した「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」というグラフィックボードは拡張スロットを2つ使用します。
ですので、ケースの拡張スロットの該当する部分を2つ空けます。
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金属板(ブラケット)を手でねじ切ります
拡張スロットが空きました。
さらに「P82 FLow」の場合、拡張ボードをつける場合には背面の金属パネルも外す必要があります。
上下のネジを外して金属パネルを取り外します。
そしてグラフィックボードを取り付けて、ケース付属のインチネジでグラフィックボードを固定します。
グラフィックボードが固定できたら、先ほど外した金属パネルをケースに再度取り付けます。
グラフィックボードにPCI Express用の電源ケーブルを接続します。
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よしっ
とりあえず、これでPCが組みあがりました!
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お疲れー
続いてPCがちゃんと起動するか動作確認を行います。
動作確認
PCを起動しBIOS画面に入れるか確認します。
BIOS画面に入れれば、ひとまずPCは正常に動作していることになります。
キーボードやマウスをPCに接続します。
電源をコンセントにつなぐと、まだPCの電源はONにしていませんがマザーボードが光り始めました。
PCの電源をONにします。
ファンが軽快に回り始めます。
Asrockのマザーボードを使っている場合はキーボードの「F2」でBIOS画面に入れます。
電源をオンにした後にトントンとリズミカルにF2を押しているとBIOS画面が現れました。
BIOS画面を確認すると、使用しているCPUやメモリが表示されています。
- Processor Typeが「Ryzen 5 3500」
- Total Memoryが「32GB」
使用したパーツがきちんと認識されています。
どうやら組み上げたPCはきちんと動作するようです。
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やったぜ!
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良かったな
BIOS画面を抜けて、一旦PCをシャットダウンします。
次はOSのインストールだ!
PCは組みあがりましたが、このままだとイルミネーションがきれいなただの箱です。
PCはOSをインストールすることで、はじめてPCとしての仕事をしてくれるようになります。
というわけで次回は組みあがったPCにWindows10をインストールしていきたいと思います。
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まだ続くよ
それでは、またー。
![](https://konpure.com/wp-content/uploads/2020/07/pc_jisaku001-160x90.jpg)
![](https://konpure.com/wp-content/uploads/2020/07/jisaku_items-160x90.jpg)
![](https://konpure.com/wp-content/uploads/2020/07/jisaku_os-160x90.jpg)
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