こんにちは、ゆんつです。
僕は子供の頃から不器用で工作が得意ではなく、特に細かな部品をはんだ付けする電子工作が大の苦手でした。
はんだ付けは苦手でしたが電子工作自体は嫌いではなったので、大人になった今、苦手の克服も兼ねて電子工作を初めることにしました。
電子工作を始めるために、はんだ付けに最低限必要な工具一式は既に購入済み。
いよいよ、電子工作キットを使って、実際にはんだ付けにチャレンジしてみたいと思います。
今回購入したのは「LED回転ライト」という工作キット。
完成させると、取り付けたLEDが一定の速度で順番に光ります。
なぜ、この工作キットを選んだかと言うと、商品レビューで「小学生向け」というレビューが多く値段も安かったからです(笑)
僕には小学生向けがちょうどいい
はんだ付けを行うのは中学以来。
ドキドキ
もう20年以上もはんだ付けをしていない僕が、うまくはんだ付けできるでしょうか?
今日は
にチャレンジしてみたいと思います。
はんだ付けをするにあたり注意する事
はんだ付けをする際や作業後にした方が良いことは以下の通りです。
部屋の換気
はんだをはんだごてで溶かすと、白い煙が出ます。
この煙ははんだに含まれるフラックス(やに)が蒸発したものらしく、吸い込むと体に良いものでは無いみたいです。
ですので、作業をする際は部屋の窓を開けるなどの換気をしながら行います。
作業後はしっかり手洗い!
最近は鉛フリーのはんだも売られていますが、僕が使用するのは鉛が入ったはんだです。
鉛は人体に入ると悪影響を及ぼすので、はんだ付け作業後はしっかりと石鹸で手洗いを行います。
初めて使うはんだごてから出る煙について
新品のはんだごてをコンセントに挿して加熱していたら、はんだごてのこての金属部分から白い煙が立ち昇りました。
僕は
このまま、火が出るんじゃないか?
なんて焦ってしまいました。
でも、新品のはんだごてを加熱すると煙がでるのは普通のことみたいです。
【よくあるご質問】
Q. 電源を入れたときに白い煙が出ました。
A. 新品のはんだごては、ヒーター内部が加熱されて一時的に煙が出ることがありますが、故障ではありません。
次回からは出ませんのでご安心ください。#電子工作 #はんだごて #国産その他のQ&Aはこちらから↓https://t.co/CqiohbrQsz pic.twitter.com/3e2eEmWmoQ
— 太洋電機産業株式会社【公式】 (@Taiyo_goot) August 20, 2021
確かに、2回目以降の使用からは煙が出なくなりました。
制作開始!
それでは、LED回転キットを作っていきたいと思います。
ちなみに、基盤に部品を取り付ける際は、背の低い部品から順番に取り付けていくのがセオリーらしいです。
ほー
抵抗を取り付ける
まずは、抵抗を折り曲げます。
そして折り曲げた抵抗を基盤に挿しこんで配置していきます。
基盤をひっくり返すとこんな感じになっており、突き出した抵抗の足を軽く曲げてから基盤にくっつくようにはんだ付けしていきます。
全ての抵抗をはんだ付けし、余った足をニッパーで切るとこんな感じになりました。
コンデンサを取り付ける
基盤にコンデンサを取り付けます。
抵抗を取り付けるときは向きは関係ありませんでしたが、コンデンサにはプラスマイナスがあり正しい向きで取り付けないといけません。
コンデンサの足が長いほうがプラスで、短いほうがマイナスなので、説明書の指示通りの穴にコンデンサの足を挿しこんではんだ付けします。
チップベースを取り付ける
チップをはめる土台となるチップベースを基盤に取り付けます。
チップベースに切欠があるので、基盤に描かれている切欠と一致するようにチップベースを挿し込みます。
そして裏返してチップベースの足をはんだ付け。
チップベースを取り付けて基盤を裏返すと基盤が水平にならずに傾いてグラグラするので、割りばしなどを基盤の下に挟んで水平にしてからはんだ付けするとやりやすいです。
小さいほうのチップベースも同じようにはんだ付けします。
2つのチップベースのはんだ付けができました。
調節可能抵抗器を取り付ける
調節可能抵抗器を基盤にとりつけます。
この調節可能抵抗器の先端の白い部分をドライバーなどで回すことで、LEDの点滅速度を調節することが出来ます。
基盤の所定の位置に配置して
裏返してはんだ付け。
LEDを取り付ける
基盤にLEDを取り付けます。
LEDは足が長いほうが+(アノード)で短いほうが-(カソード)になるそうです。
足が長いアノードを基盤の+に挿し込み、カソードをもう一方の穴に挿し込みます。
丸く円を描くようにLEDが配置されました。
LEDをはんだ付けします。
すべてのLEDをはんだ付けできました。
あと少し!
電池ボックスのコードを取り付ける
電池ボックスのコードを基盤に取り付けます。
基盤裏面にRedとBlackと書かれた箇所があるので、そこに同じ色のコードをはんだ付けします。
Redには赤のコードをはんだ付け。
Blackには黒のコードをはんだ付け。
コードが動きやすいので、セロハンテープなどで固定してからはんだ付けしたほうがやりやすいです。
電池ボックスコードの基盤へのはんだ付けが完了しました。
チップベースにチップをはめる
2つのチップを、それぞれのチップベースにはめます。
チップとチップベースには切欠きがあるので、切欠きが一致するようにはめていきます。
まずは大きいチップ。
続いて小さいチップ。
これで、LED回転ライトが完成しました!
あとは、きちんと動くかどうかだな
うん!
LED回転ライトの動作チェック
電池ボックスに電池を入れるとLEDは一定の速度で円を描くように順番に点滅し、正常に動作することが確認できました!
やったぜ!
調節可能抵抗器も右に回すと点滅が遅く、左に回すと点滅が早くなり。正常に機能していることが確認できました。
よかったな
作業時間は写真や動画を撮影しながら約2時間でした。
楽しかった!
というわけで、はんだ付けの練習も兼ねてLED回転ライトを制作してみました。
中学以来のはんだ付けは、綺麗には出来ませんでしたがとても楽しかったです!
電子工作にハマりそう
特に電子工作キットを使った部品のはんだ付けは、完成すると動作するのでやりがいがありました。
LED回転ライトのはんだ付け箇所を数えてみると
部品 | はんだ付け箇所 |
抵抗 | 11個 × 2 = 22 |
コンデンサ | 2 |
チップベース大 | 16 |
チップベース小 | 8 |
調整可能抵抗器 | 3 |
LED | 10個 × 2 = 20 |
電池ボックス | 2 |
合計 | 73箇所 |
で合計73箇所。
はんだ付けする箇所が多く構造もシンプルなので、僕みたいに電子工作初心者で、はんだ付けの練習を沢山したい人にはおススメの電子工作キットです。
とりあえず、今後の僕の課題ははんだ付けをするときの手の震え(笑)
YouTubeのはんだ付けの動画を見ていると誰も手が震えていませんでしたが、僕ははんだ付けする際に手が震えて仕方ありませんでした。
この手の震えも、はんだ付けを続けるうちに直ってくるのでしょうか?
まあ、今後も楽しみながら色々覚えていきたいと思っています。
それでは、またー。
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