こんにちは、ゆんつです。
YouTubeで動画を見ていると、動画の最後にチャンネル登録のアイコンや、次に見て欲しい動画などのリンクが表示されることがあります。
これは「終了画面」と呼ばれるものです。
エンドカードとも言われます
終了画面の表示は必須ではありませんが、あったほうがチャンネル登録者数や動画の再生数の増加に良い影響があると言われています。
実際、登録者が多いチャンネルを見て見ると、ほとんどは動画の最後に終了画面が表示されます。
この終了画面は、とても簡単に設定できます。
今日は
について書きたいと思います。
終了画面の表示要件
終了画面を表示させるためには
動画の長さが最低でも25秒以上必要
となります。
また、
- 子ども向けとして設定された動画
- YouTube Musicアプリ
- Flash動画
- モバイルウェブ
- 360°動画
では終了画面は利用できません。
終了画面の表示時間
終了画面の表示時間は
5秒~20秒の間
で、自分の好きな時間に調整することが出来ます。
ただし、終了画面ではない動画部分が最低20秒必要なので、動画の長さから20秒を引いた時間が20秒に満たない場合は、最大でも動画の長さから20秒を引いた時間しか終了画面を表示することはできません。
例えば、30秒の動画なら「30秒-20秒=10秒」が終了画面を表示できる最大時間です
終了画面を設定する
終了画面は自分で作成することもできますが、YouTubeに終了画面のテンプレートがいくつか用意されています。
まずは、それを使って簡単に終了画面を作ってみましょう。
チャンネルホームページからチャンネルをカスタマイズをクリック。
左メニューから「コンテンツ」をクリック。
これまでにアップロードした動画が表示されるので、終了画面を設定したい動画の「詳細」(鉛筆のアイコン)をクリック。
動画の詳細画面になるので、画面右側にある「終了画面」をクリック。
終了画面の設定画面になり、テンプレートが6つ用意されているので好きなものを選択します。
今回は画面左側に動画へのリンク、画面右側にチャンネル登録のアイコンが表示されるテンプレートを選択しました。
あとは、動画へのリンクやチャンネル登録アイコンをドラッグして、白い枠の範囲内で好きな位置に移動させます。
ちなみに、動画へのリンクが表示される枠をクリックすると、表示する動画を以下の3つのうちから選択できます。
最新のアップロード | 最新のアップロード動画を表示 |
視聴者に適したコンテンツ | チャンネルの動画の中から視聴者に最適なものをYouTubeが自動選択して表示 |
特定の動画の選択 | 表示したい動画を自分で選択 |
動画へのリンクやチャンネル登録のアイコンの表示位置が決まったら、終了画面の表示時間を設定しましょう。
画面下部に、チャンネル登録アイコンや動画リンクの表示開始時間や表示時間を設定するバーが出ています。
そのバーの端にマウスを乗せると両矢印になるので、その状態でバーをドラッグすると、表示開始時間や表示時間を調整することが出来ます。
以上の設定が終わったら、プレビュー画面の再生ボタンをクリックして、どんなふうに終了画面が表示されるかをチェックします。
プレビューを確認して問題が無ければ、右上の「保存」ボタンをクリック。
これで、この動画に終了画面が表示されるようになりました!
これで、YouTubeで用意されたテンプレートを使った終了画面の設定は完了です。
終了画面を他の動画でも使いまわす
動画を投稿するたびに1から終了画面を設定するのは面倒です。
どれか1つでも動画に終了画面を設定すれば、その終了画面の設定は他の動画でも使いまわせます。
その方法は、終了画面の作成画面で「動画からインポート」を選択。
「特定の動画の選択」というウィンドウが開くので、使用したい終了画面が設定されている動画を選択します。
これだけで、選択した動画に設定されていた終了画面を、その動画でも使用することが出来ます。
楽ちん
自分で作成した終了画面を表示させる
先ほどはYouTubeに用意されたテンプレートを使用したので、動画の最後の部分にチャンネル登録アイコンや動画リンクが動画上にフェードインしてくるだけでした。
でも、そのようにシンプルな終了画面ではなく、動画の最後になるとそれまでの動画とは別の終了画面用の動画に切り替わり、凝った背景や画像などが使用された終了画面が表示される動画を見たことがある人もいるかもしれません。
終了画面はPhotoshopなどのデザインソフトを使用して1から作成したり、終了画面を無料で作成できるサイトでデザインを組み合わせて自分で作成することもできます。
そこで今回は、「Caneva」という終了画面を無料で作成できるサイトを利用して、終了画面専用の動画を作成し、それを終了画面にしたいと思います。
サイトにアクセスし、「YouTubeエンディング作成動画を作成する」をクリック。
終了画面の作成画面になります。
テンプレートやデザインの素材がたくさん用意されているので、自分の好きなものを利用して終了画面を作成します。
終了画面が完成したら右上の再生ボタンをクリック。
作成した終了画面のプレビューが表示されるので、これでOKなら右上のダウンロードをクリック。
ファイルの種類を選択する画面になるので、「MP4」が選択されていることを確認し、「ダウンロード」ボタンをクリック。
ダウンロードボタンをクリックすると登録のウィンドウが現れますが、登録しなくても待っていればダウンロードが始まります。
作成した終了画面がダウンロードされました。
ダウンロードした終了画面を、Premire Proなどの動画編集ソフトで動画の一番最後に挿入します。
そして、動画を書き出してYouTubeにアップロード。
動画アップロード時に終了画面を設定する場合には、「動画の要素」画面で「終了画面を追加」という項目にある「追加」をクリック。
終了画面の作成画面になり、プレビュー画面の白い枠内をクリックすると追加する要素のメニューが現れます。
あとは、メニューから必要な要素を選び、該当する箇所に要素を配置していきます。
要素の配置が完了したら、終了画面用の動画に合うように終了画面の長さを調整して「保存」ボタンを押せば設定完了です。
これで、動画の最後になると終了画面用の動画に切り替わり、終了画面の要素が表示されるようになりました。
このような感じで、自分で終了画面のデザインをすることもできます。
とりあえずYouTubeのテンプレートで設定しておくと良いかも
というわけで、YouTubeの終了画面の設定方法について説明しました。
シンプルにYouTubeのテンプレートを使うのも良いですし、デザインに自信のある人は自分で終了画面用の動画を作って終了画面を設定するのも良いと思います。
とりあえず、何本か動画を投稿したら、YouTubeのテンプレートを使って終了画面を設定しておけばチャンネル登録者数や再生数をアップする助けになるかもしれませんよ。
それでは、またー。
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