FileZillaで「キューの読み込みエラー」と「キューの保存エラー」が出たときの改善方法

こんにちは、ゆんつです。

PCとサーバーの間でファイルをやり取りするFTPクライアントソフトとして有名な「FileZilla」

FileZilla - The free FTP solution for both client and server. Filezilla is open source software distributed free of char

先日、久しぶりに使用しようと起動したところ、起動時に「キューの読み込みエラー」として以下のようなエラーメッセージが表示されました。

"‪C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\FileZilla\queue.sqlite3"からの転送キュー読み込み時にエラーが発生しました。
復元できなかったキューがある可能性があります。

FileZillaのバージョンは「3.6.4」

エラーメッセージが出たので一旦FileZillaを終了して再起動しようとすると、FileZilla終了時にも「キューの保存エラー」として以下のエラーメッセージが出ました。

"‪C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\FileZilla\queue.sqlite3"への転送キュー保存時にエラーが発生しました
保存できなかったキューがある可能性があります。

Filezillaを何度再起動しても挙動はまったく同じで、起動時と終了時にかならずこのエラーが出現します。

このエラーを改善すべくいくつかの方法をためしてみたところ、ある方法で改善することが出来ました。

今日は

FilZillaのキューの読み込みエラーとキューの保存エラーの改善方法

について書きたいと思います。

改善した方法
改善しなかった方法
まとめ

改善した方法

キューの読み込みエラーが現れなくなった方法は

queue.sqlite3の削除またはリネーム

です。

実際にやってみましょう。

もしFileZillaが起動している場合は、いったん終了させてください。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\FileZilla

をエクスプローラーのアドレス欄にコピペし、ユーザー名部分は自分のユーザー名に変更してエンターキーを押し、フォルダにアクセスします。

すると、「queue.sqlite3」というファイルがあります。

このファイルを削除またはリネームします。

削除とリネームはどちらでも好きな方を選択してかまいませんが、後から何かあったときに元に戻したい場合はリネームが無難だと思います。

今回は、「queue」の後ろに「_bak」という文字を付加してqueue.sqlite3をリネームしました。

queue.sqlite3を削除またはリネームするかしたら、FileZillaを起動します。

FileZillaが起動すると新しいqueue.sqlite3ファイルが作成されます。

新しいqueue.sqlite3ファイルが作成されると、FileZilla起動時に出ていたキューの読み込みエラーと終了時に出ていたキューの保存エラーはピタッと出なくなりました！

ゆんつ

やったぜ！

改善しなかった方法

改善しなかった方法についても書いておきます。

僕が使っていたFileZillaはバージョン3.64.0だったのですが、このエラーが出たときバージョン3.65.0にアップデート可能な状態でした。

ゆんつ

アップデートしたらエラーが出なくなるかもしれないな

そう思った僕はFileZillaを3.64.0から3.65.0にアップデートしたのですが、起動時と終了時のキューのエラーは相変わらず。

FileZillaのアップデートでは、キューの読み込みエラーとキューの保存エラーは改善しませんでした。

まとめ

といわけで、FileZillaのキューの読み込みエラーの改善方法について説明しました。

まとめると

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\FileZilla
にあるqueue.sqlite3を削除するかリネームする

と、FileZilla起動時に新たなqueue.sqlite3ファイルが作成されてエラーが出なくなりました。

同じようなエラーが出ている人の参考になれば幸いです。

それでは、またー。

改善した方法

改善しなかった方法

まとめ

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