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【エックスサーバー】新サーバー簡単移行機能で新サーバーに移行してみた

ブログ運営

こんにちは、ゆんつです。

2020年8月17日。

契約しているエックスサーバーからこんなメールが届きました。

【sv2101~sv2355.xserver.jpサーバーをご利用のお客様へ】最新サーバー環境(sv10001サーバー以降)へ簡単に移行できる「新サーバー簡単移行」機能提供のお知らせ

というタイトルのメールで

内容は

この度エックスサーバーでは、sv2101~sv2355.xserver.jpサーバーをご利用のお客様を対象にハードウェアを大幅に強化した最新サーバー環境(sv10001.xserver.jp 以降)へ簡単に移行できる「新サーバー簡単移行」機能の提供を開始いたしました。

というものでした。

僕が契約しているサーバーはsv2213サーバーで、「新サーバー簡単移行」の対象となっているsv2101~sv2355.xserver.jpの対象に含まれています。

メールを読んだり調べたりして分かったのは、対象となっているのサーバーの利用者は無料で今利用しているサーバーよりも新しくて性能の良いサーバーに移行することができるみたいです。

なんでも新しいサーバーは

  • 高速CPUの「AMD EPYC(Rome世代)」を採用
  • ストレージにはSSDよりももっと高速なNVMeを採用
  • 搭載メモリは512GB

と、従来のサーバーより性能が良くなっているようなのです。

さらに先を行く、エックスサーバー 次世代のホスティングをリードする国内最速サーバーへ │ レンタルサーバーならエックスサーバー
エックスサーバーでは、さらに高速かつ安定したサーバー環境を提供するため、最先端のサーバーマシンを採用し、国内最速の環境を実現しています。「AMD EPYC™」、オール「NVMe」採用。第3世代エックスサーバーはさらなる高みへ。

僕は現在のブログの表示速度に不満はありません。

でも何でもやってみるのが僕のとりえです!

というわけで新サーバーに移行にチャレンジしてみました。

ゆんつ
ゆんつ

やるぞ!

何はともあれバックアップ

作業前には何はなくともバックアップ!

というわけで移行作業に入る前にWordPressのプラグインを使ってブログをバックアップしておきました。

移行作業開始

作業手順についてはエックスサーバーでわかりやすく説明されています。

新サーバー簡単移行 | レンタルサーバーならエックスサーバー
レンタルサーバー「エックスサーバー」のご利用マニュアル|エックスサーバー内で旧仕様のサーバー環境をご利用のお客様が、最新システム基盤の新サーバー環境へ簡単に移動できる「新サーバー簡単移行」機能に関するご案内です。

この手順に沿って作業します。

データコピーの申請

まずXserverアカウントにログインします。

すると左側のメニューの一覧にある「各種お手続き」に「新サーバー簡単移行」という項目があるのでクリックします。

すると「新サーバ簡単移行」の画面になります。

ステータスを確認すると「移行可能」

移行できるみたいなので「データコピー申請」ボタンをクリックします。

「データーコピー申請」画面になり以下のような注意書きが描かれています。

申請の先着順で最新サーバー環境へのデータコピーを開始します。
なお、データコピーの申請後、「サーバー移行確定」までの間は、サーバーパネルの各機能を利用することができなくなります。

また、ご利用の状況により異なりますが、申請からデータコピーの開始まで、数時間~最大24時間程度を要する場合がございます。

あらかじめご了承ください。

ゆんつ
ゆんつ

了解!

「データコピー申請ボタン」をクリックします。

申請が受理されました。

同時に申請が受理された旨のメールも送られてきました。

そして注意書きにあったように、この時から移行完了までサーバーパネルが使えなくなりました。

ゆんつ
ゆんつ

サーバーパネルを操作したい場合はデータコピー申請前にやっておこう!

データコピーの開始と終了

申し込みから2日後の8月22日。

データコピーが開始された旨のメールを受信しました。

申請からデータコピーの開始まで数時間~最大24時間程度を要する場合がございます

とのことでしたが、僕の場合は申請からコピー開始まで2日以上かかりました。

そして、データコピー開始のメールを受信してから約30分後。

データコピーの完了メールが来ました。

移行先のサーバーにはデータコピー完了から約30分後の10:00からつながるようです。

ログなどの確認

Xserverアカウントにログインします。

「新サーバー簡単移行機能をご利用の方へ」というダイアログが開きます。

移行期限を確認し「新サーバー簡単移行機能へ」ボタンをクリック。

「新サーバー簡単移行」画面になり、ステータスを確認してみると「データコピー完了」となっています。

「データコピー実行ログ閲覧」ボタンをクリックしてデータコピーのログを確認してみます。

データコピーにあたりエラーは何も出なかったようです。

続いて「移行元・移行先への操作」をクリック。

移行元サーバーと移行先サーバーの情報をここで確認することができます。

サーバーのCPUが新しくなり、メモリが192GBから512GBに2倍以上も増えていることがわかります。

ここで大切なのは移行先サーバーのIPアドレス

このIPアドレスを次の作業で使いますのでこの画面を開いたままにしておきます。

移行先サーバーで動作確認を行う

データコピーは終わりましたが、この状態でブログにアクセスしたからと言って移行先のサーバーに繋がるわけではありません。

この状態でブログのURLでアクセスをしても古いサーバーの方につながってしまいます。

そこで、PC内の「hosts」というファイルを編集して移行先のサーバーに接続できるように設定し、サーバーを移行する前の動作確認を行います。

まずメモ帳を「管理者権限」で開きます。

アプリの一覧からメモ帳を右クリック

「その他」→「管理者権限で開く」をクリックします。

メモ帳が管理者権限で開くので「ファイル」から「開く」をクリック。

ファイルの選択画面になるので「ファイル名」のところに

C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts

をコピペして「開くボタン」をクリックします。

hostsファイルが開くのでファイルの末尾に

移行先のIPアドレス ドメイン

を記述します。

ゆんつ
ゆんつ

移行先のIPアドレスとドメインの間は半角スペースです

例えば僕のこのブログの場合は

移行先のIPアドレスが「183.181.82.43」

ブログのドメインは「konpure.com」です

ですので記述するのは

183.181.82.43 konpure.com

となります。

記述したら上書き保存します。

検索ボックスに「cmd」と入力してエンターキーを押下しコマンドプロンプトを起動させます。

コマンドプロンプトで

ping ドメイン

と入力してエンターキーを押します。

ゆんつ
ゆんつ

pingとドメインの間は半角スペース!

僕のブログ場合なら

ping konpure.com

となります

実行結果で表示されているIPアドレスと移行先のIPアドレスが同じならhostsファイルの書き換えはうまくいっており、このPCからアクセスした場合は移行先のサーバーにつながります。

ブログのURLにアクセスしてみます。

移行先サーバーでのブログのトップページが表示されました。

動作確認では

  • インデックスページや固定ページ、投稿ページなどがきちんと表示されるか?
  • WordPressの管理画面にログインできるか?
  • プラグインはきちんと動作しているか?

などをざっと確認しておくといいようです。

ゆんつ
ゆんつ

何も問題なし!

動作確認をして何も問題がないようであれば、先ほど編集したhostsファイルで末尾に記述した部分を消去して記述前に戻し、上書き保存してメモ帳を閉じます。

そしてXserverアカウントの「新サーバー簡単移行」画面に戻って「サーバー切り替え」ボタンをクリック。

「サーバー切り替え」画面になるので注意書きなどをよく読んで「サーバー切り替え」ボタンをクリック。

「サーバー切り替え」ボタンをクリックして少し待っていると、サーバーの切り替えが完了します。

「戻る」ボタンをクリックすると「新サーバー簡単移行画面」に戻ります。

ステータスを確認すると「移行完了」になっており、無事に移行作業は完了しました!

移行先サーバーの情報が記載された移行完了メールも届きました。

お疲れさま

ちなみにサーバー切り替えを行ってから14日以内であれば、「新サーバー簡単移行」のページから「こちら」というリンクをクリックしていって旧サーバーに戻すことが可能なようです。

ゆんつ
ゆんつ

元に戻せるので気軽に試せますね

サーバーパネルも使えるようになりました

サーバーパネルにログインしてみるとサーバー番号が新サーバーの番号になっており、移行中は使えなかったサーバーパネルも使えるようになっていました。

留意事項

IPアドレスとドメインはDNSサーバーというサーバーで紐づけが行われています。

このDNSサーバーの情報が新しい情報にリフレッシュされるのには24時間くらいかかるといわれています。

ですのでサーバーが切り替わってから24時間くらいは、移行前サーバーのブログにつながる可能性があります。

移行前サーバーにつながった状態でブログを更新しても、それはあくまでも移行前サーバーでの更新となり移行先サーバーには引き継がれません。

もしそうなった場合の更新データの移行作業は自分でやらなければならなくなります。

ですのでサーバー切り替え完了から24時間くらいは、先ほどのコマンドプロンプト「ping」を使ってドメインが移行先サーバーのipアドレスと紐づいたかをしっかり確認してブログの作業をしたほうがいいと思います。

速度の変化

移行前サーバーと移行先サーバーのトップページの表示速度を「PageSpeed Insights」で測定してみました。

移行前サーバー 移行先サーバー
モバイル 78 77
PC 92 94

ほとんど変化がなく誤差の範囲内ですね(笑)

移行前から速かったので仕方ないです。

とても簡単に移行できます

長い文章になってしまいましたが、実際に僕がやった作業は

  • 「データコピー申請」のボタンをクリック
  • hostsファイルを編集して移行先サーバーで動作確認
  • サーバー切り替えボタンをクリック

くらいしかありません。

エラーが出たりしなければ、とても簡単に移行することができます。

エックスサーバーはもともとの速度が速いので、新サーバーに移行しても速度的に大きな変化はありませんでした。

でも新しいサーバーは性能も向上していますし、速度だけでは測れない恩恵もあると思います。

新サーバーへの移行対象となっているサーバーを使っている人は移行を検討してみてはいかがでしょうか。

新サーバーへの移行を試してみる場合は自己責任でお願いします。

それにしても、気軽に新しいサーバーに移行させてくれるんですからXサーバーは太っ腹だと思います。

ゆんつ
ゆんつ

ありがとうございます


それでは、またー。

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