こんにちは、ゆんつです。
動画には音声やBGMがつきものです。
音声やBGMを使った動画では、次の動画への切り替わり点や動画の終点になると徐々に音声やBGMの音がフェードアウトしていくものが多いです。
突然ブツッと音が消えるよりも、音量が下がりながら徐々にフェードアウトしていった方が見ている側も違和感なく動画を見ることができます。
Premire Proは動画編集の際に、簡単に音をフェードアウトすることができます。
今日は
について書きたいと思います。
簡単な2つの方法
音をフェードアウトするための簡単な2つの方法をご紹介します。
ペンツールを利用したフェードアウト
BGMはタイムラインの「オーディオ」に表示されます。
そしてオーディオには音のボリュームレベルを示す線があります。
この線にフェードアウトの始点となる点を打ちます。
「ペンツール」を選択し、フェードアウトの始点となる点をクリックで作成します。
点は複数打つことができ、ドラッグにより好きな位置に移動できます。
例えば2つ打ってみます。
そして動画の終点に近い方の点を一番下まで下げます。
こうすることにより、1番目の点から2番目の点にかけて音量が徐々に下がっていき、2つ目の点以降は無音になります。
以上のような感じで、ペンツールを使うことで簡単にBGMをフェードアウトすることができます。
指数フェードを利用したフェードアウト
「エフェクト」→「指数フェード」を選択し、適用したいオーディオのお尻の部分にドラッグ&ドロップ。
するとオーディオトラックの末尾に黄色い帯(クロスフェード)が出現。
バーを調節してオーディオ部分の表示を拡大してみると指数フェードがBGMの末尾に設定されているのがわかります。
指数フェードの左端にマウスカーソルを乗せると、指数フェードの長さを調節できるような赤いカッコが出ます。
このカッコをクリックしながらドラッグすることでフェードの長さを調節することができます。
このように指数フェードを設定することにより、指数フェードの始点から終点にかけて自然な感じでBGMがフェードアウトしていきます。
備考
以下のような感じで、隙間なくBGMが繋がっている場合でAの曲の末尾に指数フェードを適用したい場合。
そのまま、指数フェードをBGMにドラッグ&ドロップしようとしてもAの末尾に適用することはできずに、Bの先頭に指数フェードが適用されてしまいます。
このような場合は少しだけAの曲の末尾をカットしてAとBの曲の間に隙間をつくってあげます。
そうするとAの曲の末尾に指数フェードを適用することができます!
隙間が大事!
使い分けるといいかも
以上、BGMを手軽にフェードアウトさせることができる2つの方法について見てきました。
特に指数フェードはクロスフェードを設定するだけなのでとても簡単です。
逆にペンツールは自分で細かく点を打って詳細に設定することもできます。
- 手軽にフェードアウトさせたい場合は「クロスフェード」
- もうすこし詳細に自分でフェードアウト加減を設定したい場合は「ペンツール」
といった感じで使い分けるといいかもしれません。
それでは、またー。
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