こんにちは、ゆんつです。
情報は常に新しく変化します。
特にパソコンに関する情報は変化が早く、OSがアップグレードされたりするとそれまでの知識が通用しなくなる場合があります。
ですので、定期的にアップデートしていかないといけません。
僕は先日、知り合いからWindowsのフォーマットに関する事を聞かれました。
その際に時代遅れの知識を披露してしまい、それを周りで聞いていた人から指摘されて恥ずかしい思いをしました。
知ったかぶりするからだ
フォーマットについての僕の間違った知識
僕がされた質問は
使わなくなったUSBメモリ捨てるときってフォーマットして捨てたらいい?
というものでした。
ちなみに、フォーマットに使用するのはWindows10のパソコンです。
WIndows10のフォーマットには、フォーマットオプションにチェックを入れて行うクイックフォーマットと、チェックを外して行う通常のフォーマットがあります。
僕の知識では
- クイックフォーマット ⇒ データの削除
- 通常のフォーマット ⇒ データの削除+不良セクタのスキャン
という風に解釈していました。
そして、どちらのフォーマット方法でもデータが上書きされるわけではないので、データ復元ソフトを使うとデータが復元できる可能性があると思っていました。
ですので、USBメモリやハードディスクを捨てる際には、フォーマットだけでなく記憶領域すべてに0や1を書き込んでくれるようなデータ消去ソフトを使ったほうが良いと思っていました。
僕は
フォーマットだけじゃデータが完全に消えないから、データ消去ソフト使ったほうがいいよ。
フリーのソフトがあるから。
と答えました。
すると、それを聞いていた別の人(Aさん)から
Windows10の通常のフォーマットでもデータは完全に消去されるんじゃなかったかな?
と言われました。
この言葉を聞いた僕は内心
この人パソコンあまり知らないな。
フォーマットはファイルの位置情報とかが消えるだけで、データは残っていることが多いのに。
と思っていました。
でも、これは大きな間違いでした!
Windows Vista以降でフォーマットの仕様が違うみたい!
調べてみると、僕のフォーマットに関する知識はWindows XPまでのものでした。
古っ!
Windows Vista以降では、通常のフォーマットで記憶領域の全てにゼロが上書きされるみたいです。
ですので、通常のフォーマットでデータは消去されるようです。
実際にデータが入っている不要なUSBメモリでテストしてみたところ、通常のフォーマットをしてから復元ソフトで復元を試みても復元可能なデータは発見されませんでした!
というわけで、僕の知識はXPまでのもので、Aさんの言う事が正解でした!
お前の方がパソコンのこと知らないじゃないか!
すんませんでした!
知識はアップデートが必要ですね
古い知識をずっと持ち続けていた僕は、自分の家のWindows10のPCにフリーのファイル消去ソフトをインストールしていました。
そのソフトを使うと、記憶領域すべてに0を上書きしてデータを削除してくれるのです。
でも、Windows Vista以降は通常のフォーマットでそれが出来ることがわかったのでアンインストールしました。
知識は定期的に見直しをして、アップデートすることが必要ですね。
ちなみに、今回質問した人はパソコン系の質問はいつも僕にしていたのですが、今回の件以降はAさんに質問するようになってしまいました(笑)
信用を失ったな
ぐぬぬ・・・
まあ、いい勉強になりました。
それでは、またー。
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