こんにちは、ゆんつです。
草むらを歩いた後にズボンやシャツを見ると、植物の種子や果実がひっついていることがあります。
そういう、くっつく種子として良く知られているものに「オナモミ」や「コセンダングサ」があります。
彼らの生息域を歩いてしまうと、気づかないうちにズボンやシャツにくっついてきて、意図せずに種子の運び屋にさせられてしまいます。
くっつく種子や果実を総称して「くっつき虫」と呼ぶこともあります
先日、ウォーキングを終えて帰宅すると、ズボンのすそに植物の種子または果実らしきものがくっついていました。
いつの間に?
それは、平べったくて、ところどころ種が入ってるような感じで膨らんでおり、まるで枝豆やサヤエンドウのような形です。
指でつまんでズボンからはがそうとすると、まるでマジックテープのようにバリバリした感じではがれていきます。
オナモミやコセンダングサのように僕が普段から見慣れたくっつき虫ではなく、僕がこれまで見たことがないくっつき虫です。
というわけで、このくっつき虫が何なのか調べてみました。
アレチヌスビトハギでした
この、さやえんどうのような形のくっつき虫は「アレチヌスビトハギ」という植物の果実なんだそうです。
漢字で書くと「荒地盗人萩」
凄い名前だ
なんでも、「実の形が盗人の足跡に似ている」とか「盗人のように人の後についてくる」とかいうのが語源だそうです。
アレチヌスビトハギは北アメリカ原産の帰化植物で、日本では1940年に大阪で初めて採取され、現在では全国に広がっているそうです。
ちなみに、アレチヌスビトハギはこんな花が咲くみたいです。
あら、かわいい
取り除くにはペットボトルが良いらしい
というわけで、僕のズボンについていたくっつき虫は「アレチヌスビトハギ」の果実でした。
今回は僕のズボンのすそにアレチヌスビトハギが少ししかついていませんでしたが、アレチヌスビトハギが群生している場所で草刈りをすると、それこそ身に着けているもの全てがアレチヌスビトハギまみれになることもあるみたいです。
アレチヌスビトハギが沢山衣類に付いてしまった場合。
切り込みを入れたペットボトルを使ってこすると、衣類からアレチヌスビトハギをスムーズに除去できるそうです。
詳しい方法は、以下のリンクの記事をご確認ください。
それでは、またー。
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