こんにちは、ゆんつです。
僕は昨年の秋ごろから、あるスポーツサークルに参加してスポーツを楽しんでいます。
普段ウォーキングはしていましたが、きちんとしたスポーツは久しぶり。
最初は全く体が動かず、練習についていけずに
なんで皆みたいに体が動かないんだろう
と自己嫌悪に陥ることもしばしば。
でも、継続することで、少しずつですが練習にも付いて行けるようになってきました。
練習に付いて行けるようになったきっかけは
脱力!
この脱力が少しづつできるようになってきて、練習についていけるようになったのです。
力みすぎだった僕
サークルに参加して間もない頃。
僕はあることに気づきました。
それは
僕が打ったボールは全然飛ばないなぁ
ということです。
力いっぱい打っても、ボールに勢いがなく、遠くまで届かないのです。
でも、僕よりも小さくて華奢なベテラン女性は、僕よりも鋭いボールを打ち、ものすごく遠くまで届くのです。
僕は
どう考えても僕より力が弱いのに、どうしてあんなにボールに勢いがあるんだろう
と不思議不思議で仕方ありませんでした。
1か月間練習を続けても、この状況は変わりませんでした。
サークルに入ってから1か月目。
特別コーチが練習に参加するようになりました。
特別コーチは今はおじさんですが、学生時代にその競技がとても上手だった人です。
その特別コーチから
ゆんつさん
肩に力が入りすぎてます
力みすぎです
との指摘が。
コーチは僕と女性がボールを打つときの動画を撮影して見せてくれました。
動画を見ると、女性は涼しい顔でしなやかにボールを打ってるのに、僕は鬼のような形相で肩をいからせてギクシャクとボールを打っています。
動画を見せられて、初めて気が付きました
僕は力みすぎだ!
と
力みすぎると体がスムーズに回転しない
動画を見て唖然としている僕に、特別コーチは
力んでいるのに気づきましたか?
ゆんつさんは、力んで手だけでボールを打ってるんです。
力むと体がスムーズに回転しないので、足の力や腰の回転がボールに伝えられないんですよ。
だから、ボールに力が無くて飛ばないんです。
でも、彼女は脱力して足の力と腰の回転を上手に使って打ってるから、ゆんつさんよりパワーがなくてもボールに勢いがあって飛ぶんです。
とにかく、上半身の脱力を意識して、手の力じゃなくて足の力と腰の回転を使って打つように心がけてください。
肩には力を入れなくてもいいです。
脱力して下さい。
手はおまけだと思ってください。
とアドバイスしてくれました。
僕の目からうろこが落ちた瞬間です。
脱力のコツは息を吐く!
特別コーチのアドバイスをすぐ習得できるほど、僕の運動神経はよくありません(笑)
しかも、脱力してくれと言っても、具体的にどうしたらいいかわかりません。
脱力のコツを訊ねる僕に、特別コーチは
打つときに息を止めないでください。
ゆんつさんは打つ瞬間に息を止めてるんです。
それが、りきみの原因です。
上半身を楽にして、打つときには息をフーッと吐いてください
息を吐くと力が抜けますから
とのアドバイス。
もうすでに練習時間が終わっていたので、その日は実際に試すことはできませんでしたが、とても有益な脱力のアドバイスを貰うことができました。
練習あるのみ!
アドバイスを受けたときから、家でも、仕事の休憩中でも、脱力を意識して、コーチが実演してくれた動画をお手本にしてフォームの練習を繰り返しました。
そして、アドバイスを受けた翌週の練習。
上半身を脱力して息をフーッと吐いてボールを打ってみると、あきらかにボールの勢いと飛び方が違うのです!
勿論まだまだ習得中なので成功率は低いのですが、脱力に成功したときは本当にいい感じにボールが飛ぶのです。
特別コーチからは
まだ脱力できる時とできてない時がありますけど、初めてゆんつさんを見たときより良くなってます!
あとは反復練習あるのみ!
との言葉。
実際に良いボールが打てるようになったことで、僕は脱力の重要性を身をもって実感しました。
そして、サークルに参加し始めて半年が経過した現在。
最初に比べて大分脱力ができるようになり、30パーセントくらいは自分の納得できるボールが打てるようになりました。
脱力は普段から意識すること
特別コーチからは、こんなアドバイスも受けました
力みぐせのある人は、普段から肩に力が入ってる人が多いんです。
例えば、パソコンでキーボードを打ってる時に、肩が物凄く上がってる人いるじゃないですか。
ああいうのが、力み癖なんですよ。
パソコンだけじゃなくて、文字を書いたり、料理をしたり、日常の色んな動作で肩が上がってしまうのは、力み癖なんです。
そういう人は、スポーツでも力んでしまうんです。
だから普段から脱力を意識して、肩が上がってたら「今、りきんでるな」と思って、「フーッ」と息を吐いて脱力して肩の位置を下げてください。
それを繰り返すだけでも、脱力のトレーニングになりますから
この言葉を聞いてから、パソコンでの作業中など、日常生活で自分の肩の位置を気にするようになりました。
特別コーチの言う通り、確かに無意識に肩が上がっているときがあり、そういうときは肩に力が入ってりきんでいます。
以来、日常生活でも脱力を意識するようになりました。
脱力できるとスタミナも持つ
脱力が大事なのはボールを打つ時だけではありません。
特別コーチからは
力んでしまうと、ちょっと動くだけで物凄くスタミナを消費します。
でも脱力が出来るようになってくると、それが無くなって随分楽になります。
ともアドバイスされました。
僕の目からうろこが落ちた瞬間です。
うろこ何枚あるんだよ
りきみに気づかずに練習していた頃。
他のメンバーから
そんなに練習しんどいですか?
と言われるくらい、ちょっとした練習でもハァハァ言っていました。
でも、脱力に気を付け出してからはそんなことも少しずつ減っていき、今ではだいぶスタミナが持つようになってきました。
脱力恐るべし!
脱力を極めたい
ネットで調べてみると、どんなスポーツでも上達のコツに「脱力」というキーワードが出てきます。
恐らく「脱力をする」というのが、ありとあらゆるスポーツの基礎なんだろうと思います。
また、「生きる」ということでも脱力が大事なんじゃないかと、最近思うようになってきました。
人は怒りや恐怖などネガティブな感情が起きると、体に力が入って硬直します。
そういうときに上手く脱力ができると、ネガティブな感情を受け流せるようになり、精神的に楽に生きていけるような気がするのです。
肩に力が入るとしんどいし、視野も狭くなりますからね
脱力が出来るとスポーツも上達し人生も楽になる。
そう思って、つねに脱力できるよう目下トレーニング中です。
というわけで、この記事もフルチンで書いてます。
それは脱力じゃねえだろ
それでは、またー。
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