こんにちは、ゆんつです。
ブログに画像をアップする際には、大きさや明るさを調整したり、モザイクや文字を入れたりする処理が必要になります。
そんなときに、とても便利な画像編集ソフトがフリーソフトの「GIMP」。
無料にもかかわらずかなり高性能で、画像の明るさを調節する、画像を切り抜く、モザイクをかけるなど画像編集に必要な機能は一通り揃っています。
無料とは思えない性能です
またGIMPは、プラグインやスクリプトが豊富に用意されているため、それらを導入することで機能を大幅に拡張することも可能です。
今日は無料なのに高機能な画像編集ソフト「GIMP」の導入方法について書きたいと思います。
導入方法
GIMPにはインストーラー版とポータブル版の2種類があります。
インストーラー版はPCにインストールして使用するタイプ。
ポータブル版はPCにインストールする必要がなく、任意のフォルダなどにファイルを展開して使用することができるので、PC以外にもUSBなどに入れて持ち運んで使うことができます。
これからインストール版とポータブル版の2種類の導入方法について説明します。
ちなみに僕がおススメするのはポータブル版です。
インストール版
インストール版はPCにインストールして使用します。
ファイルのダウンロード
GIMPのダウンロードページに飛びます。
右側のダウンロードボタンをクリックするとプログラムのダウンロードが始まるので自分の好きな場所に保存してください。
ファイルサイズが大きいのでダウンロードには少し時間がかかるかもしれません。
ダウンロードが完了したら、もう1つダウンロードするものがあります。
GIMPのプログラムファイルにはヘルプファイルが含まれていません。
ですので本体だけインストールしても、ヘルプを見ようとするとこのようなメッセージが表示されてヘルプが表示されません。
ヘルプが見たい場合は、ヘルプファイルもついでにダウンロードしておきます。
先ほどGIMPの本体をダウンロードしたページの下の方に様々な言語別のヘルプファイルが用意されていますので、「Japanese」をクリックして好きな場所にダウンロードしておきます。
インストール
ダウンロードしたGIMPインストーラーのアイコンをダブルクリックします。
インストール画面は英語ですが難しくはありません。
まず言語選択の画面が開きますが、日本語は選択肢にはありませんのでEnglishを選択します。
Englishを選択してもインストール後に起動させると日本語になっていますのでご安心を。
次の画面では通常インストールかカスタマイズインストールかを選びます。
普通はGIMPに全て任せる通常インストールで良いと思いますので通常インストールを選んだものとして説明を続けます(※「Customize」ボタンをクリックしてカスタマイズインストールするとインストール先やインストールするファイル、関連付けなどを自分で細かく設定することができます)。
「Install」ボタンをクリックします。
インストールが始まりますので完了まで少し待ちます。
インストールが完了したらfinishボタンをクリックしてインストール完了です。
アプリを見ると新しくGIMPが追加されています。
先ほども書きましたがこの状態ではヘルプファイルが導入されていないので、続けてヘルプファイルをインストールします。
ヘルプファイルのインストール
ダウンロードしたヘルプファイルをダブルクリックします。
セットアップウィンドウが開くので「次へ」をクリック
インストール先の選択になるのでそのまま「次へ」をクリック
もし、こんなメッセージが出ても気にせずに「はい」をクリック
インストール準備完了画面になるので「インストールボタン」をクリック
インストールが始まりますのでしばらく待ちます
完了です。
インストールしたGIMPを起動してみます。
インストール時の言語には「English」を選択しましたが、何もしなくてもインターフェースなどが最初から日本語になっています。
そしてヘルプファイルもインストールしたので、ヘルプをクリックすると日本語のヘルプファイルが表示されます。。
以上でインストール版のGIMPのインストールは完了です。
ポータブル版
ポータブル版はPCへのインストールが不要で、適当な場所にGIMPのファイルを解凍して使用することができます。
例えばネットカフェのPCや借り物のPCなどで
GIMPを使いたいけど、借り物のPCなのでソフトのインストールが出来ないなぁ・・・
などというときは、GIMPがインストールされたUSBメモリをPCに差し込むだけでGIMPが使えるようになります。
自由に持ち運べるGIMPと考えると解りやすいかもしれません。
またインストール版のGIMPで存在するバグが、ポータブル版のGIMPでは出なかったりもします。
ですので、GIMPを使うならこちらのポータブル版をおススメします。
ダウンロード
次のサイトにアクセスします。
ダウンロードボタンをクリックして好きな場所にプログラムをダウンロードします。
また、ポータブル版にもヘルプファイルは含まれていませんので、もしヘルプファイルが必要な場合は先ほど紹介した通常版のGIMPのホームページからヘルプファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。
GIMP本体をインストールする
プログラムファイルをダブルクリックします。
言語選択のウィンドウが開きます。
ポータブル版の場合は選択肢に日本語があるので日本語を選択します(初期状態で日本語が選択されていると思います)。
インストールウィザードの画面になるので「次へ」をクリック
続いてインストールするファイルの選択になりますので全部にチェックが入っているのを確認して次へをクリック。
インストール先の選択画面になりますので、GIMPを動かすのに必要なファイルが展開されるフォルダを指定して「インストール」ボタンをクリックします(インストールという言葉になっていますが、指定したフォルダにファイルが解凍されるだけです)。
もしGIMPを持ち運びたい場合にはUSBメモリなどの外部記憶装置を選択します。
ファイルの解凍が始まります
ファイルの解凍が完了しました。
すぐにGIMP Portableを起ち上げたい場合は「GIMP Portableを実行」にチェックをいれて完了ボタンをクリックします。
以上でポータブル版のGIMPのインストール(解凍)は完了です。
GIMPを起動するときは、ポータブル版を解凍したフォルダの中に「GIMPPortable.exe」というファイルがあるのでダブルクリックします。
するとポータブル版のGIMPが起動しますが、初回起動時はインターフェースが全て英語になっています。
これを日本語に変更します。
メニューバーから「Edit」→「Preference」をクリック
「Preferences」という画面が開くので、「Interface」を選択し「Language」という項目で「日本語[ja]」を選択します。
Languageが「日本語[ja]」になっていることを確認してOKボタンをクリックします。
この時点ではまだインターフェースは日本語には変わっていません。
一旦GIMP Portableを閉じて再度GIMP Portableを起ち上げると日本語になります。
やったぜ!
ヘルプファイルのインストール
もしGIMP Portableを起ち上げている場合はいったん終了させます。
ダウンロードしたヘルプファイルをダブルクリックして通常版と同様にインストールを進めます。
インストールフォルダを選択する画面になったらGIMP Portableのフォルダの内のAppというフォルダの中にあるgimpというフォルダを選択します。
そして自動的に末尾に付与される「\GIMP 2」を消去して、「次へ」をクリック
インストール準備完了画面になるので、「インストール」ボタンをクリックしてインストールを完了させます。
インストール完了後、ヘルプをクリックするとヘルプファイルが開きます。
これでGIMP Portableへのヘルプファイルのインストールも完了です。
無料なのに高性能
以上、フリーの画像編集ソフト「GIMP」の導入方法でした。
GIMPは無料のソフトにもかかわらず、画像編集に必要な機能が一通りそろっています。
僕もブログを初めて2年くらいはずっとGIMPを使っていました。
画像のサイズを変更したり、不要な部分をぼかしたり、画像に文字を入れたりなど随分とお世話になりました。
感謝!
もし、これから画像編集を始める人は、まず無料のGIMPで実際に画像編集をやってみて、それで物足りなくなったら有料のソフトを使ってみるといいかもしれませんよ。
それでは、またですー。
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