こんにちは、ゆんつです。
今年は確定申告をすることになりました。
申告に必要な書類を集めていたところ、ある書類を捨ててしまっていることに気づきました。
その捨ててしまった書類とは、株の「配当金計算書」です。
僕は株の配当金を金融機関の窓口で現金で受け取る「配当金領収書方式」という方法で受け取っています。
ですので中間配当や期末配当の時には、金融機関の窓口に提出して配当を貰うことが出来る「配当金領収書」と配当金の明細が記載された「配当金計算書」が送られてきます。
この配当金計算書。
確定申告の添付書類として使用することが出来ます。
でも、僕は配当金計算書を確定申告に必要な書類だと思わずに、配当金を受け取とった後全部捨ててしまったのです。
まさか確定申告に必要になるとはね
再発行できるか不安でしたが、ちゃんと確定申告に使用することが出来る書類を発行してもらうことが出来ました。
今日は
配当金計算書の再発行手順
について書きたいと思います。
準備
「配当金計算書」を紛失した場合に再発行してもらえる書類は「配当金支払明細書」になります。
「配当金支払明細書」の請求先は、株を発行している会社ではなく「株式名簿管理人」です。
株式名簿管理人は銘柄によって異なることがあるので、保有銘柄ごとに株式名簿管理人を調べておきます。
例えば東レ株式会社なら三井住友信託銀行株式会社が株式名簿管理人ですし、日清紡ホールディングス株式会社なら三菱UFJ信託銀行株式会社が株式名簿管理人です。
「企業名 株式名簿管理人」でググると、かなりの確率でその銘柄の株式名簿管理人が判明すると思います。
検索で見つからない場合、保有銘柄の企業のHPにある株主・投資家情報のどこかに記載されていたりします。
そんな感じで株式名簿管理人の電話番号(フリーダイヤル)と保有銘柄ごとの株式名簿管理人とを調べておきます。
株式名簿管理人に電話すると、自分が保有している銘柄で、その株式名簿管理人が管理している銘柄を全て聞かれるので、すぐに答えられるように株式名簿管理人ごとに銘柄の一覧を簡単に作っておきます。
以上が電話をかける前の事前準備です。
電話をかける
2か所の株式名簿管理人に電話しましたが、どちらも同じやり取りでした。
株式名簿管理人に電話します。
配当金計算書を捨ててしまったので、確定申告に使える書類を送っていただきたいんですが
配当金支払明細書をお送りします。
今お電話されているのは株主様ご本人ですか?
はい、そうです。
お名前をフルネームでお願いいたします
(ひらがなと漢字)
名前は○○です。漢字では・・・
保有銘柄をお願いいたします
○○と○○です
お調べいたしますのでしばらくお待ちください。
・・・・
確認が取れました。
住所をお願いいたします。
○○県○○市・・・
昼間に連絡が取れる電話番号をお願いいたします
xxx-xxxx-xxxx
配当金支払明細書のハガキが
お手元に届くまでには1週間から10日前後かかります。
他に何かご質問などございますか?
大丈夫です。
お手数おかけします。
ありがとうございました。
配当金支払明細書を発行してもらう際は、このようなやり取りになります。
2か所の株式名簿管理人に電話しましたが、どのオペレーターの方も感じが良く親切なので、安心して電話してください。
再発行された配当金支払明細書が届きました。
再発行された配当金支払明細書が届きました。
どちらもコールセンターに電話をしてから手元に届くまでは1週間くらいでした。
三井住友信託銀行から届いた配当金支払明細書。
支払い確定日、株数、1株当たり配当金額、配当金額、税額、税率、税額内訳が書かれていました。
三菱UFJ信託銀行から届いた配当金支払明細書。
こちらは支払い確定日、株式数、配当金額、所得税額、住民税額が書かれていました。
株式名簿管理人によって記載内容が微妙に違うんですね。
まとめ
というわけで、無事に確定申告に使用することが出来る「配当金支払明細書」を入手することが出来ました。
ここまでを簡単にまとめると
- 配当金計算書の再発行の請求先は、その銘柄の「株式名簿管理人」
- 電話をかける前に、自分の保有銘柄のうち電話をかける先の株式名簿管理人が管理している銘柄をしっかり把握しておく
- 再発行にあたり聞かれるのは名前(ひらがなと漢字)、保有銘柄、住所、昼間に連絡が取れる電話番号
- 配当金支払明細書が届くまでの期間は1週間から10日前後
という感じになります。
株初心者の方で配当金計算書を捨ててしまった方の参考になれば幸いです。
次からは捨てないようにします
それでは、またー。
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