フィットネスジムの思ひで

雑記

こんにちは、ゆんつです。

僕は30代以降はほとんど運動らしい運動をしていませんでしたが、20代の頃は何かしらの運動をしていました。

なかでも一番続いたのはスポーツジムで2年くらい同じジムに通っていました。

今日はそのジムに通っていた時の思い出を書こうとおもいます。

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コンバットにて・・・

スポーツジムは筋トレのマシンやプール、会員同士がフットサルやバドミントン、卓球をしたりダンスなどのレッスンが受けられるスタジオがあります。

普通スポーツジムに通う人は筋トレ+水泳とかエアロビクスをしたりするんですが、僕は筋トレはきついのでほぼやらず、泳ぎも得意ではないのでプールにも入らず、エアロビクスにも数回参加しましたがリズム音痴の為まったくついていけず、もっぱらフットサルやバドミントン、卓球等の会員同士がお遊びでやる種目にばかり参加してました。

これらの種目は初心者が多く下手っぴ同士でペアを組むので運動音痴の僕でも出来たのです。

あるとき、僕がジムのプログラムを見ているとコンバットという新しい種目が加わっていました。

興味を持った僕はコンバットをスタジオの外からガラス越しに見学しました。

コンバットは音楽に合わせてパンチとキックを繰り出すもので、一昔前に流行ったビリーズブートキャンプをもう少し簡単にしたような感じでした。

エアロビクスよりも動きが単純だし、なによりもパンチとキックを繰り出すとストレス解消になります。

僕はコンバットに参加することに決めました。

当日僕が開始時刻の5分前にスタジオに入ると、もうすでに人が沢山いました。

周りを見回すと真ん中あたりに不自然にぽっかり空いたスペースがあります。

僕は何の疑問も持たずにそのスペースに陣取りました。

コンバットが始まり、最初はインストラクターがゆっくりとした動きでパンチやキックの打ち方を説明します。

エアロビクスの複雑な動きと違い僕にも充分ついていくことが出来ました。

15分位基礎的な動きを繰り返し段々と音楽のテンポが速くなりました。

インストラクターの指示も段々「パンチをしながら3歩前に出て前と後ろにキック!」等と複雑になってきます。

インストラクターが「左を向いて進みながら3回パンチ、ターンして右向いて進みながら3回パンチ」と言いました。

言われたとおりに左を向いて進みながら3回パンチを出し、ターンをした瞬間です。

振り向いた僕の左の頬に「ゴツッ!」という音とともに衝撃が走りました。

僕の横のおばさんの右が僕の顔面にヒットしたのです。

綺麗にヒットしたわけでは無いのでそれほど痛くありませんでしたが、そのおばさんは謝りもせずに動き続けています。

腹が立ちましたが、休憩の時に一言言おうと思って僕も黙ってコンバットを続行しました。

水分補給の時間になるとそのおばさんは直ぐに僕のところに駆け寄ってきて「ごめんなさい。夢中になって手が当たってしまいました」と言って謝ってきました。

謝ってもらったので僕も「あっ大丈夫です」といってその場は終わりました。

再開後今度は「右をむいて3歩歩いてキック、ターンして左に3歩歩いてキック」という指示がありました。

僕はさっきの事があるので気になりましたが、指示に従って右をむいて3歩進んでキックを出し、ターンをしました。

そしたらまたしてもそのおばさんが僕を蹴ったのです。

先ほど同様誤りもせずにおばさんは動き続け、コンバットは終了しました。

終了後はまたしても「ごめんなさい。夢中になって足が当たってしまいました」と謝られました。

僕は「わざとじゃないのか」と思いつつも、謝り方も丁寧なので「大丈夫です」といって済ませました。

スタジオから出てベンチで休んでいるとジム友達が声を掛けてきました。

友達 「見てたよ。あのおばさんの横で大変だったね」

僕 「顔面殴られましたよ。」

友達 「俺も知らないであの人の真後ろでコンバットやってたときに蹴られたよ。あの人音楽のテンポが速くなると目つきが変わって周りが見えなくなるから近づかない方がいいよ。今度もしあの人がいたら遠くから見てみて。」

なんでもその人はコンバットやエアロビクス、ヒップホップなどのスタジオでやる種目ばかりに参加し、周りを見ずに思うままに動き回り周りの人とぶつかるので迷惑がられていて、知ってる人はその人の周りには近づかないそうです。

僕がコンバットのスタジオに入った時に不自然に空いていた空間は他の参加者が自分の身を守るための空間だったのです。

僕は次のコンバットには早めに参加し、その人から離れた斜め後ろを確保しました。

事情が分かっている人は誰も近づかないので、前回同様その人の周りはぽっかりとスペースがありました。

開始直前になって年配の男性が入ってきて、前回の僕と同じように不自然に空いているその女性の横のスペースに陣取りました。

コンバットが始まり曲のテンポが速くなってきます。

僕がそのおばさんを注意深く見ていると、友達が言っていたように明らかに最初の準備体操の時とはのおばさんの目つきや顔つきが変わったのです。

眼光が鋭くなり、にらみつけるような顔つきで頭を振り乱して一心不乱に動き回りパンチやキックを放っています。

一種のトランス状態とでも言うのでしょうか。

インストラクターが「左に3歩進んで」と言っても、興奮のあまり4歩も5歩も歩くので隣の人とのスペースがなくなり、さらに周りを見ずにでたらめにパンチやキックを繰り出すので周囲の人に当たってしまうのです。

何も知らずに隣に陣取ったおじさんは案の定背中にパンチを当てられて休憩時間に謝られていました。

僕はこの光景を見て当たり前の疑問が沸き上がりました。

「なんで参加を断られないんだろう?」

周りの人たちも同じ疑問があったようですが結局のところはよく解らないままでした。

その後

そのおばさんはそれから2ヶ月くらいして退会したようでジムに全く来なくなりました。

そして、それから少し経った頃風のうわさで、そのおばさんはこのジムから少し離れたところにあるジムに入会し、相変わらずダンスやコンバットに参加し元気に人に体当たりしたりパンチを当てていると聞きました。

あれから随分時間が経ちました。

おばさんは今も元気にコンバットをしてるんでしょうか?

それでは、またですー。

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こんぷれ

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