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夏の終わり

雑記

こんにちは、ゆんつです。

最近夕方になると目を引くものがあります。

それは夕焼け空を飛ぶ沢山の赤とんぼ。

7月にはあまり見かけなかった赤とんぼが夕暮れの空を沢山飛んでいます。

この光景を見ると秋が一歩ずつ近づいてきているのを感じます。

僕は空を飛ぶ赤とんぼをみるといつも小学生の頃の夏休みを思い出します。

お盆を過ぎ帰省していた田舎から戻り友達といつものように近所の山に虫を捕りに出かけます。

山の中に入ると夏休みの最初の頃にうるさいほど鳴いていたアブラゼミやクマゼミの声が少なくなり、ツクツクボウシの声が聞こえます。

そして時間を忘れて虫取りをしていると徐々に日が暮れてきて、夏休みに入った頃には見かけなかった赤とんぼが沢山空を飛ぶようになります。

虫取り網とカゴをもった僕は、その光景を見ると

「ああ・・・もう夏休み終わっちゃうんだ」という寂しさと、

「何かやり残したことがあるような気がする」という焦燥感が同時に去来していました。

僕が夏休みの終わりを感じるのはカレンダーの日付では無く、空を飛ぶ赤とんぼだったのです。

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