こんにちは、ゆんつです。
僕の地元山口県には本殿が国宝に指定されている神社があります。
それは住吉神社。
日本三大住吉(大阪市の住吉大社、博多区の住吉神社、下関市の住吉神社)の1つであるこの神社に、僕は受験や就職その他様々なことをお願いしてきました。
今日はそんな住吉神社についてレポートします。
住吉神社
正面から見た住吉神社です。
大きな鳥居がどーんと構えています。
鳥居をくぐって右手には乃木大将が明治40年1月2日に植えた楠や
宝物館(要事前予約のようです。僕は一度も見たことが無いです。)があります。
鳥居をくぐって左手には鴨が泳ぐ池があり小さな橋をわたると小さな鳥居があり小さな神社があります。
参道を真っすぐ進むと「手水舎」があるので両手と口を清めます。
拝殿と本殿に向かう階段を登ります。
階段の途中には鼻の穴がメッチャでかい青銅製の狛犬がいて神社を守ります。
この狛犬は戦時中に軍需物資として徴用されて、戦後はコンクリート製の狛犬として復元されていたようなんですが最近になって青銅製で再び復元されたそうです。
階段を登り切ると楼門があり、左右には弓を持った鎌倉時代につくられた人形がリラックスして鎮座しています。
二人とも片足を椅子の上にのっけてるのは何か意味があるのでしょうか?
そんな事を考えながら楼門を抜けるといよいよ拝殿と本殿です
手前側のお賽銭箱のあるほうが拝殿で奥の檜皮葺(ひわだぶき)の建物が本殿になります。
国宝に指定されている本殿は大内弘世(おおうちひろよ)が1370年に再建し、重要文化財の拝殿は毛利元就(もうりもとなり)が1539年に建立しました。
この本殿と拝殿の造りは全国的に見ても珍しいそうなんですが、僕は山口県に住んでいながら不勉強でどのあたりが珍しいのかよく解らないので説明の看板を乗せておきますのでそれをご覧ください。
それにしても本殿の檜皮葺の屋根は見事で来るたびに見とれてしまいます。
ちなみに檜皮葺とは
屋根葺手法の一つで、檜(ひのき)の樹皮を用いて施工する。 日本古来から伝わる伝統的手法で、世界に類を見ない日本独自の屋根工法である。多くの文化財の屋根で檜皮葺を見ることができる。
ウィキペデイアより引用
ということです。
本殿は5つの祭殿が連なっており拝殿向かって左から第一殿に住吉三神(表筒男命(うわつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・底筒男命(そこつつのおのみこと))、第二殿に応神天皇(おうじんてんのう)、第三殿に武内宿禰命(たけうちすくねのみこと)、第四殿に神功皇后(じんぐうこうごう)、第五殿に建御名方命(たけみなかたのみこと)が祀られています。
この5連の本殿も珍しいポイントの1つみたいですね。
せっかく来たので境内を散策しましょう。
楼門をくぐり、右手側に進んでいくとお稲荷様が祀られていたり
武内宿禰命お手植えの大楠があります。
ちなみに武内宿禰は大楠の側に有った看板に書かれてた情報によると
“孝元天皇の曽孫で仁徳の五朝に仕え仲哀天皇に従ってくまそを討ち、天皇がおくずれになると、神功皇后をたすけて新羅をしたがえるなどの手柄があった”
という人だそうです。
僕は存じ上げませんが、あの「くまそ」を討ったので多分凄い人だったんだと思います。
まあ、くまそもしりませんが。
この大楠は写真にはとても収まりきれないので是非生で見てほしいです。
付け根の部分から二股に分かれ、その分かれ目はこのような感になっています。
そして頭上をすべて覆い尽くすように枝が伸び葉が茂っています。
根廻は60メートル以上あるそうです。
この大楠は住吉神社の御神霊樹でパワースポットとしても名高いです。
大楠からパワーを貰い拝殿まで戻り今度は楼門を左手側に行くと鐘楼という梵鐘を吊す施設があったり、神籠石があります。
そしてここの鳥居をくぐって神社の外に出るとちょっとお勧めのお店があったりします。
美味しいお店もあるよ
先ほどの鳥居から出て目と鼻の先にBILLIEというお店があります。
ここは手ごろな値段でランチが食べられて美味しいのです。
もしお昼時に参拝してお腹が減ったらお勧めです。
夜はジャズを聞きながらオシャレなムードで食事を楽しんだり、週末にはアーティストのLIVEが開かれているそうなんですが、僕はお昼しか利用したことがありません。
ちなみに稲垣潤一のチケットが売り切れてました。
まとめ
住吉神社の規模はそれ程大きくありませんがその分人でごった返すことも少ないので、ゆっくりと歴史のある独特の建造物が見れたり、パワースポットの大楠に触れることができたりと、とても心安らぐ場所だと思います。
駐車場も広くて車も止めやすいし、神社の側には美味しいお店もあります。
もし下関に来たときは立ち寄ってみると楽しいかもしれません。
それでは、またですー。
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