こんにちは、ゆんつです。
去年の12月に掃除をしていたら普段開けることのない引き出しの奥からこんなものが出てきました。
「テレホンカード」です。
懐かしいですね
携帯やスマホが普及した現在ではほとんど出番がなくなってしまいました。
芸能人の画像が載っているテレホンカードなどはプレミアムがついたりしてオークションで高値で売れたりするらしいのですが、僕のテレホンカードは見てわかるように「国会議事堂」や「マーライオン」の図柄だったり、残りは企業名がデカデカと入っているような無骨なテレホンカードです。
未使用のものが5枚、かなり使用しているものが7枚出てきました。
10年ぶりくらいにテレホンカードを見たような気がします。
このテレホンカードを捨てるには勿体ないので使い道を考えます。
未使用のテレホンカード
使う
オーソドックスに公衆電話で使うというのもありますが、最近はそもそも公衆電話すらほとんど見かけなくなっていて使い切るのはとても大変そうです。
売る
最寄りの金券ショップに電話をして買取の相場を聞いてみました。
するとその金券ショップでは未使用のテレカであれば
- 50度数を100円
- 105度数を200円
で買い取ってくれるということでした。
安いね
ネットオークションで売れないかとメルカリを調べてみると結構出品があります。
オークションなら自分で値付けできるので金券ショップより良さそうですね。
ただあまり頻繁に売れているようには見えず売れるまでには結構時間がかかりそうです。
ダイヤル通話料に充当する
未使用のテレホンカードは固定電話のダイヤル通話料に充当することが出来ます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
テレホンカードによる電話料金のお支払いについて(NTT西日本)
テレホンカードによる通話料金のお支払いについて(NTT東日本)
充当できるのはダイヤル通話料のみで基本料やネットの代金等に当てることは出来ません。
そしてテレホンカードをダイヤル通話料に充当するためには1枚当たり税込み55円の手数料がかかります。
この55円の手数料はテレホンカードから差し引かれるのではなく、手続きが完了した月の電話代金に加算されるそうです。
でも1枚あたり55円の手数料を払うことで、50度数のテレホンカード5枚分の2,500円分を丸々ダイヤル通話料に充てられるなら、売るよりもこちらの方が得な気がします。
僕はさっそく申し込むことにしました。
まずは問い合わせてみよう
僕の場合はNTT西日本が管轄なので、ホームページにあった問い合わせ先電話番号に連絡します。
すぐにオペレーターさんにつながりました。
未使用のテレホンカードが電話代金に充当できると聞いたんですが
お客様の電話番号が対象になるかお調べしますので、契約者様のお名前と電話番号を教えてください
契約者は○○で電話番号はxxです
(契約者名と電話番号を伝える)
確認いたします。少々お待ちください・・・
お客様の電話番号は充当可能ですね。
でもあまりダイヤル通話料が発生してないようですが・・・
そうです。
僕の家では固定電話はたまに電話がかかってくることはあっても、固定電話から電話をかけることはほとんどありません。
ほぼスマホを使うようになっているので、固定電話のダイヤル通話料は月100円に満たないくらいです。
でも月に100円しか使わないとしてもテレホンカードによる充当分は余っている限り繰り越せるのです。
例えば50度数のテレホンカードを5枚送って2,500円分の充当があったとすると、ダイヤル通話料金の累計が2,500円を超えるまではその充当分から差し引かれるのです。
決して無駄になるわけでは無いので、充当手続きに必要な書類を送ってもらうことにしました。
書類到着
電話から3日後書類が到着しました。
中身は申込書と返信用の封筒です。
書類への記入はとても簡単なので迷うことは無いと思います。
申し込み書類と未使用のテレホンカード5枚を同封して返送します。
郵送方法は特定記録郵便なので、ポストに出すのではなく郵便局の窓口に持っていく必要があります。
郵送料金はNTT負担でした。
注意点
テレホンカードをダイヤル通話料に充当する場合の注意点を申込書にも書かれていますが何点か抜粋します
・未使用のテレホンカードのみ
ちょっとでも使用してたらダメってことですね
・付加度数は充当対象外
105度数のテレカは5度数が対象外となって100度が対象となります
・光コラボレーション事業者から請求される通話料金への充当は対象外
光コラボレーションについて詳しく知りたい方はこちらのページで確認してください。
僕は光コラボレーションについては導入してないのでよくわかりません。
・テレホンカード1枚につき税込み55円の手数料が請求される。
この手数料はテレホンカードから直接差し引かれるのではありません。
電話料金に加算されます。
・送付したテレホンカードは返却されない
電話代に充当するくらいだから元々いらないですよね。
返却されても逆に困るような気がします。
証明書到着
特定記録郵便でテレホンカードを送って約1週間後。
「ダイヤル通話料預かり証」という書類が送られてきました。
50度数の5枚のテレホンカードが2,500円の「お預かりダイヤル通話料」としてチャージされました。
あとは0円になるまでこのチャージからダイヤル通話料が引かれます。
12月の半ばにテレホンカードを送って充当は1月分からのようです。
充当に必要な手数料270円(※執筆時は消費税率が8%でしたので54円×5枚=270円です。現在なら消費税が10%なので55円×5枚で275円になるはずです。)も翌月1月分の請求に加算されるようです。
1月分の請求が来ました
1月分の請求書にはテレホンカードを通話料金に充当するための手数料(税抜き)と、カードから充当された電話代の記載がありました。
ダイヤル通話料16円(笑)
そしてチャージの残高も記載されています。
これからは、充当分がなくなるまでは積極的に固定電話を使おうと思います。
【追記】2019年11月時点での残高
この記事を書いてから約2年が経ちました。
現在のチャージの残高は1,291円。
ようやく半分つかいました(笑)
あと2年かかるな
使いかけのテレホンカード
使いかけのテレホンカードの使い道についても考えてみました。
売る
メルカリで「使いかけ テレホンカード」で検索をかけると結構出品されています。
残った度数の合計額の半額から3分の1くらいの相場で販売することが多いようです。
沢山度数が残っている場合は、この方法がいいのかなと思います。
ただし、僕の使いかけのテレホンカードは残度数が少ないので、この方法はやめておきます。
寄付する
未使用または度数の残っているテレホンカードを寄付すると、携帯電話を持てない児童養護施設の子どもたちが学校や施設などから電話をかける際に寄付されたテレホンカードを利用してくれるようです。
送料は送り主負担のようです。
詳しくはリンク先をご覧ください。
持っておく
携帯電話の充電が切れたり、電波が届かない場所でも電話をかけることができるように御守り代わりに持っておくという方法です。
万が一の場合でも公衆電話を見つける事さえできれば連絡をすることができます。
僕の手元にある未使用テレカはどれも度数がほとんど無かったので、家族や祖母に配り何かあったときのお守り用に財布の中に入れてもらうことにしました。
公衆電話を見つけられないような気もしますが気にしない気にしない。
まとめ
今回はテレホンカードの使い道について考え、そして未使用のテレホンカードのダイヤル料金への充当を試してみました。
家から電話をするときは、なるべく固定電話を使おうと思います。
もし大掃除などでテレホンカードが出てきたら、
未使用の場合 | ・使う ・オークションなどで売る ・寄付する ・ダイヤル通話料に充当する |
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ある程度使用している場合 | ・使う ・寄付する ・オークションなどで売る |
という方法があります。
テレホンカードが未使用の場合はダイヤル通話料に充当できるというのが、未使用と使用しているものとの大きな違いです。
自分の都合にあう方法を選んでください。
それでは、またですー。
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