こんにちは、ゆんつです。
先日、ある男性を車の助手席に乗せてお客様の所に向かっていました。
助手席の人は僕よりも少し年上で、今度僕の勤めている会社と連携して仕事をするので一緒に客先に挨拶に行くのです。
目的地までは約1時間。
海岸線を天気の話や最近のニュース、景気の話など当たり障りのない雑談をしながら進んでいきました。
車を走らせて30分もするとお互いに話題も尽きて、僕は無言で車を運転していました。
するとどうでしょう。
とてつもない臭いが僕の鼻に飛び込んできました。
明らかに「屁」の匂いです。
さりげなく横目で助手席を見ると、耳の方まで肌の色が赤くなっています。
間違いなく助手席の人が屁をこいたのです。
これが少しの臭いなら全然いいんですが、鼻にまとわりついてきてメッチャ臭いのです。
自分に鼻がついていることを後悔するくらい臭いのです。
僕の心には「この人何を食べてるんだろう?」ということと「何かひとこと言えばいいのに。」ということが渦巻いていました。
あまりに臭いので「窓を開けようかな」とも思いましたが、そんなことをすれば助手席の人に恥をかかせてしまいます。
僕は口呼吸をしてその場をしのぎました。
客先で挨拶と打ち合わせを済ませ帰りの道を走ります。
途中の小さな食堂で昼食をとりました。
助手席の人は食堂に入るとすぐトイレに行きしばらく帰ってきませんでした。
おそらく、うんこをしていたんだとおもいます。
助手席の人が戻ってきて、少ししてから僕もトイレに行きました。
トイレの中は魔窟と化しており、さっきの屁を更にパワーアップさせた匂いが充満していました。
もし僕が犬なら「キャーン」と鳴いて死んでいたと思います。
でも僕は一安心しました。
もう車で屁をこくことはないとは思いますが、万が一屁が出てもうんこをしてくれれば匂いもマシになるからです。
食事を終えて再び車で走りだしました。
すると車に乗って10分位するとまた強烈な屁の匂いが僕の鼻を下から攻めあげてくるのです。
しかも行きのよりも臭いのです。
さっきのメッチャ臭いうんこは何だったんでしょうか?
チラッと横目で助手席をみるとまた耳と顔を赤くしています。
僕は平静を装っていましたが、内心腹が立って仕方ありませんでした。
屁が出るのは仕方のない事です。
何も言わないのが腹が立つのです。
友達同士じゃないので言いづらいのかもしれませんが男同士です。
一言「すいません。屁が出ちゃいました」と言われれば僕も窓を開けて「ワハハ」と笑って済ませられるのです。
でも何も言わずに顔を赤らめるだけなのです。
初恋じゃないんですから。
結局、助手席の人は最後まで屁については何も言いませんでした。
もし次回同じことがあったら
僕は今後何度かこの人と一緒に同じ車で客先に行くことになります。
もし次に同じことがあったら遠慮なく窓を開けるつもりでいます。
相手に恥をかかせてしまうことは承知の上で窓を開けます。
相手に恥をかかせることよりも屁を嗅がされる方が嫌だからです。
それでも屁をして何も言わないようであれば、僕もします。
負けてられません。
その人と同行する前日にはニラやニンニクを食べて、車中で強烈なのをかましてやります。
行き帰りの車内で「屁合戦」が繰り広げられるかも知れません。
そのときは、合戦の模様を記事にします。
それでは、またですー。
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