配当や株主優待ってどうやってもらうんだろう?

株式投資

こんにちは、ゆんつです。

株式投資で収益を上げる方法は2つあります。

1つは買った時よりも高い値段で売却し差益を得る方法、いわゆるキャピタルゲインという方法。

もう1つは配当金をもらって収益を得る方法、いわゆるインカムゲインと言う方法です。

ほんのわずかではありますが、キャピタルゲインはもう何度か経験することが出来ました。

初めて株を売ってみた
こんにちは、株を700株持ってる大株主のゆんつです。 先日晴れて株デビューを果たしました。 購入した銘柄は東レ、JXTGホールディングス、アイビーシーです。 11月10日は東レ、JXTGホールディングスの中間決算日でした。 僕は決

でも配当金を受け取るインカムゲインは未経験です。

去年の11月に株を購入し晴れて株主となった僕なんですが、配当の受け取り方とか株主優待の受け取り方を全く知りません。

もうそろそろ保有する株式のいくつかが決算日を迎えます。

いい機会なので配当金や株主優待の受け取り方を勉強をしようと思います。

配当と株主優待

権利を取得する

配当や株主優待を受け取るには「権利確定日」の3営業日前の「権利付き最終日」までに配当や株主優待を受けようとする会社の株式を買っておく必要があります

もっとざっくりと言うと、権利確定日から起算して2営業日挟んだ日までに株式を購入しておかなければなりません。

たとえば権利確定日が31日(金)なら、そこから2営業日挟んだ28日(火)までに買っておかなければなりません。

権利確定日が営業日で無い場合には注意が必要です。

2018年3月31日は土曜日で営業日ではありません。

このような場合、権利確定日は直前の営業日まで繰り上がり、3月30日の金曜日が実質的な権利確定日となります。

よって直近の営業日である3月30日の金曜日を実質的な権利確定日とし、そこから起算して2営業日を挟んだ日。

つまり2018年3月27日火曜日が権利付き最終日となり、この日の15:00まで保有していれば僕は晴れて配当を受け取ることが出来ます。

権利確定日から3営業日前の計算をする場合に土、日、祝日がある場合も3営業日前の計算からは除かれます。

例えば権利確定日が31日火曜日なら30日の月曜日は営業日ですが土日は営業日では無いので31日から起算して30日(月)27日(金)の2営業日を挟んだ26日(木)が3営業日前になります。

まとめると、権利確定日が営業日ならその日から遡り、営業日で無いなら権利確定日前の一番近い営業日から遡って2営業日を挟んだ営業日までに購入しておけばいいわけですね。

僕は現在東レ、タケエイ、JXTGホールディングス、アサヒ衛陶という銘柄を保有しています。

このうち東レ、タケエイ、JXTGホールディングスは3月31日が権利確定日なのです。

ですので2018年3月27日の火曜日の15:00まで保有していれば、僕はこれらの会社の配当を受ける権利を取得することが出来るのです。

配当金の受け取り方のパターン

配当金を受ける権利を取得すると権利確定日から2~3ヶ月後に配当金が支払われるようです。

この配当金の受け取り方には4つのパターンがあるようです。

株式数比例配分方式

配当金が証券口座に入金される方式。

複数の証券会社で同一の銘柄を保有していた場合は、株の数量に応じてそれぞれの証券会社の口座に配当金が入金されます。

登録配当金受領口座方式

複数の証券会社に口座を持っていたとしても、配当金は指定した1つの金融機関の口座に全部振込される方式。

配当金領収書方式

郵送されてきた「配当金領収書」を金融機関の窓口に持って行き配当金を受け取る方法。

個別銘柄指定方式

配当金は銘柄ごとに指定した金融機関の口座に振り込まれる方式。

 

僕は一番最初にもらう配当は配当金領収書方式にしてみようと思っています。

口座に配当金を入れてもらうのが貰い忘れも無く一番楽ですが、人生で初めての配当金は金融機関の窓口で実際に現金で受け取ってみたいというのがその理由です。

株主優待についての備考

株主優待も権利の取得方法は配当金と同じですが、注意しなければならないことが一点あります。

それは銘柄によっては継続保有期間の要件があるということです。

たとえば「ほっともっと」や「やよい軒」を運営するプレナスの株主優待は運営する店舗で使える買い物券がもらえるんですが、2019年2月からは継続保有1年以上という要件が設けられました。

株主優待制度の変更に関するお知らせ(PDFで開きます)

この場合、権利付き最終日に株を買った場合配当は貰えますが、株主優待はもらえないことになります。

ですので株主優待が欲しい銘柄の株式を買う場合、保有期間の要件をちゃんと確認しておかないといけませんね。

株主優待も配当と同じく権利確定日から2~3ヶ月して送られてくるようです。

とりあえず配当金も株主優待も権利をしっかり取得したら、後はのんびり待ってればいいみたいですね。

まとめ

配当金や株主優待を受けるためには権利確定日の3営業日前までに保有するということがとにかく重要ですね。

権利確定日や3営業日の間に土、日、祝日を挟んだりすると少しややこしく感じますが、「営業日ベースで考え、権利確定日と権利付き最終日の間に2営業日サンドイッチする」と覚えると簡単に権利付き最終日がいつになるのか解ります。

ただ僕は配当金は欲しいですが、優待は「もらえたらいいな」くらいにしか思ってないので、優待欲しさに株を買うような本末転倒にならないように常に自分に言い聞かせようと思います。

それでは、またですー。

コメント