こんにちは、ゆんつです。
僕は週2~3回ホームベーカリーでパンを焼きます。
パンを焼くのはホームベーカリーが勝手にやってくれるのでとても簡単です。
一番難しいのは出来上がったパンを切るときです。
最初の頃は古いパン切り包丁で切っていたので、断面がボロボロでパンくずがポロポロ出ていました。
でもその問題は新しいパン切り包丁を手に入れたことで解決しました。
あともう1つパンを切る時の問題があります。
それは
パンを均等な厚さに切れない!
ということです。
1斤のパンを半分にするくらいなら簡単ですが、5枚切りや6枚切りになってくると最初の方は厚くて最後が薄かったり逆に最初は薄くて最後に帳尻合わせで厚くなったりします。
均等な厚さにパンを切りたい!
そう思って調べてみたところ、均等な厚さでパンをスライスすることをサポートしてくれる「パンスライサー」というものがあるそうです。
それを知って、さっそく曙産業という会社の「ホームベーカリースライサー」を購入してみました。
今日は
についてレビューしてみたいと思います。
曙産業とは?
曙産業は新潟県燕市にあるプラスチック総合メーカーでプラスチックを使用したキッチン製品を製造販売している会社です。
そういえば、以前購入したパン切り包丁「ソフトパンスライサー」の製造販売をしている片岡製作所という会社も新潟県燕市の会社でした。
新潟県燕市はパンと縁が深い所なのでしょうか?
スペック
本体のサイズは横159mm×縦235mm×高さ69mmです。
厚みが書かれている溝に厚み調節板を差し込み、その上にパンを乗せてガイドに沿って切ることで、パンが均等に切れる仕組みになっています。
パンの厚さは
- 4枚切り(約3cm)
- 5枚切り(約2.5cm)
- 6枚切り(約2cm)
- 8枚切り(約1.5cm)
- 12枚切り(約1cm)
が選択できます。
各パーツはそれぞれ簡単に取り外せるので、洗うのも簡単です。
特徴
ホームベーカリースライサーの特徴は「ナナメカット」です。
パンを寝かせることで切るときの安定感が増し、ナイフが使いやすいように角度が斜めになっています。
使い方
製造元の曙産業がわかりやすい使い方の動画をYOUTUBEにアップしています。
難しい手順ではないので、直観的に使えると思います。
実際に切ってみよう
それでは、実際にホームベーカリースライサーを使ってパンを切ってみます!
6枚切りに挑戦
僕がよく食べるサイズの6枚切りに挑戦してみます。
厚み調整版を差し込む
厚み調整板を、切りたい厚みの溝に合せて本体の奥まで差し込みます。
今回は6枚切りなので、2cm(6枚切り)のところに差し込みます。
パンを置く
焼きたてのパンを横に寝かせて、厚み調整板に乗せます。
このとき、パンの角がホームベーカリースライサーの左上に合うようにセットします。
焼きたてのパンを横にして上から見るとコーギーに見えることを発見しました!
切る
パンに軽く手を添え、ナイフをスリットに通しナイフあてに沿わせてナイフを動かしてパンを切ります。
切れたー
とても綺麗に切ることが出来ました。
切れたパンはスライサーの外に出し、再びパンをセットして同じ手順で次々に切っていきます。
さあ全部切れました。
不器用な僕でもほぼ均一に切れた!!
あれっ?
何かおかしい。
パンの枚数を数えてみてください。
1,2,3,4,5・・・
5枚です!
6枚切りにセットしたのに5枚。
定規で計ってみると1枚当たり2.2cm~2.4cm(6枚切りは2cm)くらいの厚さがあり、結果的に6枚切りなのに5枚切りになってしまったようです。
Amazonのレビューでも散見されましたが、どうも1枚当たりの厚さがやや厚めになっているようです。
8枚切りもやってみよう。
6枚切りと同じようにして8枚切りにも挑戦してみます。
できたー!
パンの枚数を数えてみてください。
7枚です。
8枚切りの1枚当たりの厚さは1.5cmなのですが、それより2mmくらい厚いです。
やはり、1枚当たりの厚さがやや厚いようです。
でも、やや厚目ながらも均等に綺麗にきれるのは間違いありません。
コツ
切るときは「ナイフあて」にナイフを沿わせることを意識しながら、ナイフを大きくダイナミックに動かすと切断面が綺麗で速く切れます。
ただ、大きく動かすことを意識しすぎて手を怪我しないように気を付けてください。
後片付けも簡単!
パンを切るときに出る細かなパンくずはほとんどが下皿や厚み調整板に落ち、下皿は取り外せるようになっているのでパンくずが簡単に捨てられます。
パンくずを捨てたらスポンジで軽く洗い、乾燥したらどこかに立てかけておけば場所も取りません。
まとめ
というわけで、曙産業のホームベーカリースライサーについて簡単にレビューしてみました。
まとめると
- 不器用な人でもほぼ均一にパンを切ることが出来る
- Amazonのレビューで書かれているように1枚あたりの厚みはやや厚め
- 分解が簡単でお手入れが楽!
という感じになります。
1枚当たりの厚みがやや厚めなので、6枚切りにセットしたら5枚切り、8枚切りにセットしたら7枚切りと、枚数を1枚差し引い考えたほうが良いかもしれません。
厳密な厚みを求める人にはとってはこの点はマイナスポイントだと思いますが、僕は厳密な厚さは必要としておらず、まっすぐ綺麗で均等に切れればいいので厚さが少し厚くても気になりません。
同じ厚さで綺麗に切れれば満足です
ホームベーカリーを使うと手軽に美味しいパンを作ることが出来ますが、綺麗に切るのは割と難しいです。
パンを切るのに適した包丁や、ほぼ均一に切ることができるホームベーカリースライサーを使うことで素人でも簡単に綺麗に切ることが出来るようになります。
パン屋さんだって均一に切るためには機械を使って切ってますもんね
手ごろな値段でパンをなるべく均等な厚さに切りたい人にはおススメの一品です。
パン切り包丁についてもレビューしてますので、もし興味がありましたら読んでいただけると嬉しいです。
それでは、またですー。
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