こんにちは、ゆんつです。
先日ブログの記事を書こうとパソコンのメモ帳を開いていたら画面にヒョコっと「ハエトリグモ」が乗っかりました。
「どうせすぐにどこかに行くだろう」とハエトリグモをほったらかして僕がマウスを動かすとハエトリグモがマウスカーソルを追いかけ始めました。
その動きは俊敏で、マウスカーソルの動きがゆっくりになると狙いを定めて一瞬でとびかかり間合いを詰めてきます。
まるで獲物を狙うかのようです。
僕は記事を書くことはそっちのけでしばらくマウスカーソルをぐるぐる動かしてハエトリグモと遊んでいました。
なぜハエトリグモはマウスカーソルを追うのでしょうか?
Wikipediaによればマウスカーソルを餌と誤認して追い回しているようです。
そんなお茶目なハエトリグモですが、人間にとってとても役立つ益虫でコバエやダニ、ゴキブリの幼虫などの小さな害虫をせっせと駆除してくれます。
なので僕は絶対に駆除しません。
時々お風呂場にいたりしますが、手のひらに乗せたりして外に逃がします。
ハエトリグモだけではありません。
植木に巣を作るジョロウグモなどもよほど邪魔にならない限りそのままです。
僕はクモは基本的に駆除しないのです。
これは祖父が僕が小さいころ良く言っていた「クモは益虫だから殺しちゃいかん!」という教えに基づきます。
まあセアカゴケグモなどのニュースになるような毒グモもいるので一概にすべてのクモが益虫とは言えませんが、基本的に見慣れているクモは駆除しません。
子供の頃住んでいた社宅は夜になると「アシダカグモ」というクモがよく出没していました。
このアシダカグモは足がとても長くタカアシガニの陸バージョンのような感じで、かなり人間に恐怖心を与える見た目をしています。
でも見た目に反して家からゴキブリを駆除してくれるとてもいい奴です。
僕の家では祖父の教えが行き渡っていたのでアシダカグモが出ても騒がず構わずほったらかしでした。
見た目がえげつないので新聞などで叩き潰されてしまうことが多いアシダカグモですが、どうか見かけてもほったらかしにしてあげてほしいと思います。
いつかきっと
これまでお風呂場や台所など、水を流したらそのままハエトリグモが死んでしまうようなシチュエーションにおいて助けたハエトリグモは数え切れません。
植木のジョロウグモもそのまま放置するか、植木の見た目をあまりに損なう場合はほかの場所に移動させます。
アシダカグモは絶対に叩きませんし、友人が叩いてつぶそうとしたら絶対に止めます。
ここまで僕がするのはクモが益虫という理由だけでなくもう1つの理由もあります。
僕が死んだらきっと地獄に落ちるでしょう。
その時にそれまでに助けたクモがきっと天国へと続く一本の糸を垂らしてくれるはずです。
それを信じて僕はクモを救い続けるのです。
それでは、またー。
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