こんにちは、ゆんつです。
秋も徐々に深まってくるこの時期。
公園や歩道などを歩いていると、なんともいえない臭い匂いが鼻をつくことがあります。
その、なんともいえない香りの正体は熟して地面に落ちたイチョウの実。
いわゆる銀杏(ぎんなん)といわれるやつで、地面に落ちた熟した銀杏から発せられる香りはまるでウンコのようです。
くっさー
銀杏の果肉を取り除き、殻を割って中の実を食べるととても美味しいのですが、その下処理が臭くて面倒なので拾わない人は多いと思います。
僕は銀杏が好きなので、この時期になると銀杏拾いが恒例行事になっています。
銀杏の下処理に利用するのはペットボトル。
銀杏はペットボトルを使うことで、割と簡単に下処理が出来ます。
というわけで、今日は
などについて書きたいと思います。
銀杏の実をあつかうときは必ず手袋をつけましょう!
銀杏の果肉部分にはアレルギー物資が含まれているため、素手で銀杏の実を触るとかぶれたりすることがあります。
ですので、銀杏の実を拾ったりその実を下ごしらえするときはかならず手袋をつけるなど、直接素手で触らないようにしましょう。
また、銀杏を触った手袋でついうっかり顔などを触らないように注意しましょう、
銀杏を拾う
この時期は、公園や歩道などいたるところに銀杏が落ちていると思うので拾うのは簡単だと思います。
オレンジ色の熟した実を選んで、火ばさみを使ったり手袋をつけたりして拾っていきましょう。
5分くらいで、これくらい拾うことが出来ました。
ペットボトルで銀杏の下処理
拾ってきた銀杏をペットボトル半分くらいまで入れます。
ペットボトルに銀杏を入れたら、銀杏よりもやや多めに水を入れます。
このまま3日ほど放置します。
なぜ3日放置するかというと、この後ペットボトルを振って銀杏の皮をとるのですが、銀杏の皮はむきづらいので3日水に漬けておいて皮を柔らかくするためです。
水に浸けて3日経過した銀杏です。
水に浸けておいたことで銀杏の皮が柔らかくなっているはずなので、これからペットボトルを振って皮を取り除きます。
まず、ペットボトルの水を半分くらい捨てます。
水を半分捨てておかないと、ペットボトルを振ったときに水がクッションになってしまい銀杏に衝撃を与えられず銀杏の皮がうまくとれません。
水を半分捨てたら、ペットボトルのフタをしっかりと締めてペットボトルを左右でも上下でもいいので激しく振ります!
シェイク!
振るっているうちに、銀杏の果肉がボロボロになってきます。
どんどんシェイクを続けていくと、「ジャブジャブ」という水が揺れる音の中に「カンカン」という銀杏の固いカラがペットボトルにぶつかる音が混じってきます。
この音の割合が増えたときが、ほぼ銀杏の果肉がとれたサインです。
三角コーナーやザルなど、水を切ることができるものにペットボトルの中身を全部出します。
するとボロボロの果肉に混じって果肉のとれた銀杏が出てくるので、銀杏だけを集めます。
銀杏をあつめたら、ペットボトルに綺麗な水を入れて何度か銀杏を洗います。
何度か洗うと、果肉は完全にとれて独特の嫌な臭いも少ない銀杏になります。
果肉が取り除けたら、ザルなどに銀杏を広げ天日で干します。
好天のもとで5日間干した銀杏です。
水気が無くなり、殻はカサカサに乾燥しています。
この状態(殻付き銀杏)になると常温で1か月くらい、冷蔵保存で2か月くらい、冷凍保存なら半年くらいは持ちます。
ただ、どの保存方法をとるにしても、早めに食べたほうが風味や食感が良くて美味しいです。
秋の恵み!
以上で銀杏の下処理は完了です!
ペットボトルなら気軽に使える!
銀杏の下処理にバケツや鍋を使うと
銀杏の臭いが残ったらどうしよう
と心配になりますが、ペットボトルなら銀杏の匂いが残っても捨ててしまえばいいので、気軽に下処理に利用することができます。
しかも振るだけで果肉がとれるので、1つずつ手作業で果肉をむくよりも楽ちんです。
下処理に手間がかかりそうで銀杏を拾うのを躊躇していた人も、ペットボトルを使う処理ならそれほど苦労せずに銀杏の下処理ができるのではないでしょうか。
ただし、ペットボトルを使っても下処理の最中はある程度臭いので、そこは我慢してください(笑)
臭いを防ぐには鼻栓をするしかありません
何かの参考になれば幸いです。
それでは、またー。
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